城南コベッツ東船橋教室

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2024.12.18

2025年1月18日(土)の午前9時30分。
大学入学共通テストの開始時刻です。

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本日は30日前ということで、いよいよ直前の対策に拍車がかかります。
1990年から2020年までの31年間の長きに渡り実施されたセンター試験から「大学入学共通テスト」に切り替わって、来る1月18日、19日の試験で第5回目となります。

今回は、高1のときに変更された新課程の教科書で3年間学んだ生徒さんたちが迎えるテストとなり、様々な変更と改革が実施されたものとなります。

生徒さんたちもそうですし、学校もそう。
変化に異議を唱えることはできないですし、国が決めたことは大きな歯車となって回転していくので、止められるものではありません。

練りに練って作成された新学習指導要領、そしてそこに込められた強い思いまでは誰も否定できないでしょう。

過去4年間の大学入学共通テストは、センター試験時代とは全然違います。
打って変わってとか柔和な表現にはそぐわないですね。

「豹変」(ちょっと比喩的ですが)と言ったら当てはまるかもしれません。

豹変なのですが、やはり込められた思いを形にすると きっとこうなるのだという納得の変化ではあります。


まずは、昭和バブル期とか、日本全体が狂喜乱舞して札束が舞う時代と今とでは、誰がどう見ても違うのです。
貧富格差のとんでもない拡大で、経済エコノミストの中には、国家破綻だとか、円が紙くずになるとか、日経平均株価は数千円になるとか、目は活字を追うけれど、その目はまるで魚の目のようになってしまうのではと思しき自分がおります。


四字熟語で試験に出してほしいのは「栄枯盛衰」です。

これは、まさに昭和、平成、令和とどうやら負の方向に動意づいてしまった日本を辛辣に4つの漢字で表すとこうなるのでは??というぴったりな表現だと自負しております。


まぁ、でもしかし・・・歴史を学べばわかるように、ものごとにしても、人にしても、大きく国家という地球規模の視点をもってしても、栄えることと衰退することは、必ずあるのですから、それこそが抗えないことであります。



人は誰でも今生きているこの世界を軸に考えます。

過去を紐解く歴史の分野はあくまでも学問か研究か、趣味の領域です。
過ぎたるは及ばざるが如しですので、基本、人は「今」と「未来」が重要なのです。

人によって今と未来の大事さは、異なるかもしれません。

「今を一生懸命」とか「今を大切に」という言葉があるぐらい「今」は意識されます。

でもどちらかというと、私は「未来」かなぁ・・と思うのです。


先の時代がわかれば誰も苦労しないです。1分後も未来とすれば、それは予測は簡単です。

でももっと長い目。3年後、5年後、10年後となると、話は別です。

スティーブジョブズがiphoneを作りましたが、

その前の時代、誰が電話機を携帯して、電話し、動画を見る・・・そんな時代を想像したでしょうか。携帯がお財布の役割を果たすとか・・・SNSが世界のニュースを牛耳るとか・・・

誰が正確に予測できたでしょうか。

気づいたらいつの間にかそうなっていたというのが、私たち一般の人たちの感想ですよね。

今の延長にある未来は、なんとなく・・・それこそぼんやりでもいいのですが、頭の片隅にうっすら残るぐらいは意識します。

でもこういう風になるといいな、ぐらいの感覚は持ててもそれが絶対ではないですし、
そのでかい変化は、黙っていても私たちの暮らしにプラスの変化を与えてくれるのであれば、例えどんな変化が起ころうと歓迎です。

ところが、、、

その「未来」に不安を抱いたならば、今生きていることも暗くなるんですよね。


だから未来。
私は、ですが未来のほうが大事です。

教育において、なぜ「豹変」時代となっているのかは、国の繁栄を願う人たちが一生懸命考えて、こうあるべきだとしたものです。

恐らく、たくさんの研究機関がたくさんの研究データを持ち寄り、たくさんの分析をしたところ、(このままじゃまずい」と一人が思い、二人が思い、100人が思い・・・という展開です。



これは教育に係る問題だけではなくて、「少子高齢化」とか「将来の税負担」とか「社会保障制度」とかそういう周りを取り巻く数多くの問題・課題という糸ががんじがらめに絡み合っているがため、丁寧に一つ一つをほぐしていく中で、出てきた大課題なのだと言えます。




現実に直面した課題はあまりにも多いのですから、荒れた海に船を出すようなものです。その艦長である首相は、誰がなろうとものすごく大変ですよね。


そして、どの世界でもそうであるように、次の世代が育成されなければ、終わってしまうのです。


大学入学共通テストも簡単に突破できる門ではありません。
簡単に突破できるようにしてしまったら、その先にもっと大きな問題を抱え込むことになります。

だから厳しい戦いではあります。

ところが、その戦いを突破した人たちは次のチャレンジをしていきます。

教育は次の世代の育成のために行われるものですから、絶対にこの世からなくなることはないのです。



集合写真.jpg


30日後に大学入学共通テストに挑む皆さんは、どうか突破した後の自分を想起されてください。
突破することが確かに目的です。
しかしそこに、魂を揺さぶる意義を見出したならば大きな活力になりますし、途中でくじけることなく突っ走ることができます。

出来ると信じて頑張ってほしいです!!