東船橋教室のメッセージ
千葉県 高校受験では千葉県対策の学習が必須!~会話文形式問題の増加~
2022.07.27
今日は、実際の入試問題のほんの一部を見てみましょう。
↑
こちらは、令和4年2月に実施された千葉県公立高校 入試問題の大問4における会話文です。
教師Tと生徒X、生徒Yの会話文になっています。
会話文形式の出題は、以降も、ほぼ確実に多くなる傾向だと思います。
この形式、数学だけじゃなく、他の教科でも同様です。
先生と生徒の会話というより、問題文を作成するために捻出した強引な会話文で、普段の先生と生徒との会話がこんなに高度な中学生って・・・
それはさておき、
ご覧いただいた印象はいかがですか。
私が思うに、
この会話文形式が多くなった背景は、文科省主導の子供たちの思考力養成にあると思います。
問題を作成する側も「思考力を問う問題」を作成する際に、最初は「さてどんな問題にしていったらよいだろう」と少し悩む場面もあったことでしょう。
過去の入試問題を紐解き、ネットで情報を収集し、「思考力を問う問題」の形式を何となくイメージづけたもの、それが「会話文形式の出題」だったのだと想像します。
生徒さんたちにとって、解きやすい問題というのは、出題から解答までのステップが短くてワンステップで到達できる問題だと言えます。
問題が与えられて⇒さらにステップが与えられて⇒
解答。
このようなタイプに普段慣れていない生徒さんの場合は、なかなか取り組みにくいのではないでしょうか。
数学においては、
例えば大問が与えられて、最初の(1)の解答を元に、(2)を解く・・・このような形式が比較的多いです。
つまり、最初の(1)で間違えてしまうと、その後も間違えてしまう仕掛けです。
千葉県公立高校入試対策、及び私立高校対策は、やはり受験学年の夏からは徐々に着手していきたいところです。
問題の傾向を知るという意味でも過去問を解いていくことは非常に重要です。
ただ、これも生徒さんの学習進捗状況に応じて、プランを考える必要があります。「夏から~」と書きましたが、全員が夏から過去問に入れるわけではないでしょうし、夏のテーマを1・2年の復習を土台にしていることが多いので、無理な計画は立てないようにしています。
生徒さんにとっても
階段を一つ一つ上がっていくように、解く問題を私たちが選んであげて与えていくようにしています。
さりとて、それらの問題を解く段においても
「この問題は千葉でもよくこのパターンで出るからね」とか
「この単元は、千葉県頻出なんだよ」
「過去10年で この単元が最も多く出てるよ!」
「はっきり言っておくよ、このタイプの問題は知識ではなくて、問題をよく
読めば解答できるからね」
「これは、3年前にも同一形式で出題されてるよ」
「千葉県の理科は、〇〇と〇〇、そしてこの〇〇がめちゃくちゃ出るからね」
一言があるかないかだけでも大違いです。
講師及びスタッフの入試問題研究はけた外れに進んでおりますので、
この点はご安心ください。
傾向の変化についても敏感に察知して、保護者様や生徒さんと情報を共有していくことにしています。
上記の画像の問題などは新傾向ですが、
今年の受験生のカリキュラムの中に「一次関数」を少し濃いめに入れたのはいうまでもありません・・・・。
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こちらは、令和4年2月に実施された千葉県公立高校 入試問題の大問4における会話文です。
教師Tと生徒X、生徒Yの会話文になっています。
会話文形式の出題は、以降も、ほぼ確実に多くなる傾向だと思います。
この形式、数学だけじゃなく、他の教科でも同様です。
先生と生徒の会話というより、問題文を作成するために捻出した強引な会話文で、普段の先生と生徒との会話がこんなに高度な中学生って・・・
それはさておき、
ご覧いただいた印象はいかがですか。
私が思うに、
この会話文形式が多くなった背景は、文科省主導の子供たちの思考力養成にあると思います。
問題を作成する側も「思考力を問う問題」を作成する際に、最初は「さてどんな問題にしていったらよいだろう」と少し悩む場面もあったことでしょう。
過去の入試問題を紐解き、ネットで情報を収集し、「思考力を問う問題」の形式を何となくイメージづけたもの、それが「会話文形式の出題」だったのだと想像します。
生徒さんたちにとって、解きやすい問題というのは、出題から解答までのステップが短くてワンステップで到達できる問題だと言えます。
問題が与えられて⇒さらにステップが与えられて⇒
解答。
このようなタイプに普段慣れていない生徒さんの場合は、なかなか取り組みにくいのではないでしょうか。
数学においては、
例えば大問が与えられて、最初の(1)の解答を元に、(2)を解く・・・このような形式が比較的多いです。
つまり、最初の(1)で間違えてしまうと、その後も間違えてしまう仕掛けです。
千葉県公立高校入試対策、及び私立高校対策は、やはり受験学年の夏からは徐々に着手していきたいところです。
問題の傾向を知るという意味でも過去問を解いていくことは非常に重要です。
ただ、これも生徒さんの学習進捗状況に応じて、プランを考える必要があります。「夏から~」と書きましたが、全員が夏から過去問に入れるわけではないでしょうし、夏のテーマを1・2年の復習を土台にしていることが多いので、無理な計画は立てないようにしています。
生徒さんにとっても
階段を一つ一つ上がっていくように、解く問題を私たちが選んであげて与えていくようにしています。
さりとて、それらの問題を解く段においても
「この問題は千葉でもよくこのパターンで出るからね」とか
「この単元は、千葉県頻出なんだよ」
「過去10年で この単元が最も多く出てるよ!」
「はっきり言っておくよ、このタイプの問題は知識ではなくて、問題をよく
読めば解答できるからね」
「これは、3年前にも同一形式で出題されてるよ」
「千葉県の理科は、〇〇と〇〇、そしてこの〇〇がめちゃくちゃ出るからね」
一言があるかないかだけでも大違いです。
講師及びスタッフの入試問題研究はけた外れに進んでおりますので、
この点はご安心ください。
傾向の変化についても敏感に察知して、保護者様や生徒さんと情報を共有していくことにしています。
上記の画像の問題などは新傾向ですが、
今年の受験生のカリキュラムの中に「一次関数」を少し濃いめに入れたのはいうまでもありません・・・・。