東船橋教室のメッセージ
千葉県公立高校入試で増えている「思考問題」とは?
2022.12.03
こんにちは、東船橋教室です。
千葉県では近年「思考問題」と言われる問題がどの教科でも出題されていますが、「思考問題」と聞いてどのような問題を思い浮かべますか?
学校のテストで思考・判断を問う問題もありますが、公立入試の「思考問題」がどういうものなのか、いまいちイメージがつかない方が多いです。
たとえば、昨年度の国語の問題では文章を会話方式で要約するものが出ました。
通常の要約とは違い登場人物の考えをまとめながら会話の流れを掴む必要があるため、戸惑った受験生も多く見られました。
また、数学でも大問4で一次関数の利用が出されましたが、こちらもまず問題文の流れを把握するのに時間がかかり上手く解けなかった受験生が多く見られました。
他の教科の「思考問題」でも、まずは長い問題文の意味を正確に把握し、どのような解き方をするのかを判断することが必要となっています。
そのうえ、時間も限られている中で上手く問題を処理できるかが問われています。
このような問題を解けるようにするには、まずなによりも問題文を早く正確に読み取る、いわゆる「国語力」も大切になってきます。
次年度の受験生は、ぜひ一度どのような問題が出るのか書店の過去問集などを見ておいてくださいね!