東船橋教室のメッセージ
勉強をやっているのに出来ないならばやり方を変えてみましょう
2024.04.10
『勉強なんて、やればすぐにおいつくにゃ』
同感ですよ、じょうにゃん君。まぁ、単純な理屈はこうです。
やってないなら やればいい! これです。
でも中には、勉強をけっこう真面目にやっているけれど、結果が出てこない子もいますね。
◆勉強をやっていないと自己認識されているなら
そうです。
単に「やろうという気持ち」を持つことから始めてみましょう。
◆勉強をやっているのに出来ないなら
これは、もうやり方を変える必要があるかもしれません。
はい、ということで、今回は、
【勉強をやっているのに出来ない】
この現象にクローズアップして、どうしたらいいのかを一緒に考えていきましょう。
勉強を全くしていないのに、勝手に頭がよくなる!なんていうことは、多分夢の中でしか起こらないことです。
目が覚めたら、
う~ん、元通り!となることでしょう。
勉強をしていないなら、悩むことはありません。しっかり取り組んでいけば必ず結果が出てきますので、安心してください。
そもそも 勉強時間が0時間とか、やってもちょっとだけとかでしたら、学力は後退していきます。
向上させるための一歩は、まず「やる!!」ということですね。
ところが、それなりに机に向かう、勉強もしている、なのになかなか点数があがらないというケースがあります。
この場合、3つ考えられることがあります。
①やってるふり、やっているという思いこみ
②親から相当厳しくやれ!と言われる
③やってることが、ずれている
①のやってるふり、やっているという思いこみの場合は、本人的には、そこに気づいていないことが多いです。
机に向かう時間がそのまま勉強時間ではなく、とりあえず机に向かっている状態です。
睡眠欲と戦いながら 頭に何も入らない状態であるとか、
スマホを隣においておいて、友達からのLINEが気になる状態とか、
目の前のテキストへの集中というより、学習そのものをやっつけ仕事と思って
ただただノートを埋める作業をやっている、、、そんな状態です。
②の親から言われるパターン。
これは何度も見てきていますが、子は、ただただ恐怖でやっているようなものです。
下手したら、やらなかったら愛の鉄拳が飛んでくるかもしれない、、、そんな恐怖もときおり耳にします。
これは、恐怖心で机に向かっているだけなので、身についていかないでしょう。
③やっていることがずれているというのは、けっこう多いです。
この状態になってしまったら、自分はそれが正しいと思い込んでしまっているので、修正も骨が折れます。
また、指導する人間によって、アドバイスが異なる場合もあります。
そうなると、子としては、一番楽な方法を選びます。
生徒さんたちと、じっくり話をすると、この③の「やっていることがずれてしまっている」ことがかなり多いことがわかります。
勉強をやっているのに、出来ない・・ならば、やり方を変える必要があります。
ここから目を背けて、今までと同じでいいや、、、という取組ですと成績が上がらないループに陥ってしまうため、早期に発見してあげるようにしたいです。
その際は、やっぱり対話が必要です。
・何を
・どんなテキストを使って
・どんな時間に
・どんな内容を
・どんなペースで
・どのぐらいの頻度で
やっているのか。
個々に皆さん違うので、しっかりとヒヤリングしていかなくてはなりません。
聞いていきますと、
う~~ん、と思わずうなるようなこともあります。
これを漸増的に変化させてあげます。
やり方が変わってくれば、生徒さんも自分で気づけるのです。
「そうか、、、俺は今まで 間違ったやり方をしてたんだな・・・」という気づきです。
うん、勉強ですから、どの方法が絶対正しくて、どの方法が絶対間違いというのはないのですが、
あまりにも う~~~んとうなるようなやり方をしているときには、ズバリ指摘してあげたほうがいいですね。