東船橋教室のメッセージ
テストの本当の価値は、終わったあとにある! 間違えた問題こそが財産!!
2024.05.31
おはようございます!
・・・と、5月月末最終日を迎えました。高校生、私立中学の生徒さんはテストが終わりましたね。
また、個票が出たら教えてください。
で、皆さんは、テスト後にやらなくてはならないことがありますね。
それは?
「解き直し」です。
本日のテーマは
~テストの本当の価値は、終わったあとにある! 間違えた問題こそが財産!!~
です。
テストを受けることが目的とかゴール、確かにその側面もあります。入試もそうですし。各種検定試験なども、そこをゴールにしなければ 一体何のために?となってしまいますからね。
今回のテーマに掲げました「テスト」というのは、そういうゴール的なものではなくて、学校で実施される小テストとか定期テスト、実力テスト、会場模試です。
これは、ほとんどの生徒さんが
解きっぱなしになってしまっていて、とてももったいないです。
まず、こう考えてほしいのです。
「自分の学習力、実力が高まるときってどんなときなの?」
『う~ん、ぼくは いつも満点だから、ちょっと何いってるかわからないにゃぁ』
じょうにゃん君は、向こうに行っててください(苦笑)
さて、実力が上がるというのは、簡単に言えば今まで解けなかった問題が解けるようになったときですよね。
今まで解けていたのが、忘れてしまって解けなくなれば、それは実力ダウンということです。
受験期は、学習に向かう意気込み、姿勢、時間などがどんどん変化していくので、実力は上がっていくはずです。
その過程でやっていることは、出来なかった問題を出来るようにする!!という日夜の努力なのです。
小テストや、定期テスト、実力テスト、模擬テストは本番の入試を迎える前に学校や、民間の会社が実施するものです。
これらは、すべて今の教科書、今の学習指導要領、今の時代を反映したもので、最近の傾向を捉えた問題が出題されているのだと思ってください。
だとしたら、解きっぱなし、ただ点数を知るだけのテストになってしまうのは、
何ともったいないことか!!
そう思ってほしいです。
ですから、テストそのものに、価値を求めるのであれば、
出来なかった問題「こそ」が財産だと思うようにするのです。
100点満点のテストで70点取れたならば、残り30点分はどんな問題だったのかを見つめ返してみましょう。
応用なのか、基礎問題なのか・・・
さらに、細部を追ってみましょう。
なぜ間違ったのか、なぜ無回答になってしまったのか・・・・
そうすると、
・問題の見間違いだった!!
・筆算のときにミスった!!(ケアレス)
・スペルを間違った!
・答え方のルールを間違った!
・公式を覚えていなかった!!
・単位変換を忘れた!!
・そもそも全然わからなかった!!
いろいろな「出来なかったランク」というものがあるはずです。
最初にやるべきは、ケアレスミスとか、ちょっとしたミス、もう一回やってみたら出来た問題、単なる時間切れ、などなど
出来なかったにしても きわめて軽いものがけっこうあるのではないでしょうか。
お子さんたちのケアレスミス率とか、もう一回やったら出来たじゃんという率は、
かなり高いです。
これは絶対数値とは違いますが、
一回の100点満点のテストがあったら下手すると15点内外分はあるのです。
なかなか多いですよね。
これらの問題は、あっという間に自己解決できますよね。
最後に残るのが、無回答だった問題、やってみたけれど考え方のアプローチが全然思いつかなかった問題、かなり難しい問題などなどです。
取れた点数に着目するのは、当然なのですが、
意識すべきは、
取れなかった点数はどんな内容だったのか!? ここです。
これをしっかりとケア出来るようになれば、実力なんて簡単に上がるのです。
さて、明日からは6月度です。
テストが終わり、もし、お父様、お母様がご覧になってお子さんの学習に黄色信号を感じたならば、早いうちにご相談ください。