東船橋教室のメッセージ
募集定員の多い少ないも合否に大きく影響しますので、特に上位の学校を目指す人はご留意ください
2024.11.22
こんにちは!
今日は、午前中から、ちょっと自分で解決できない(かなり入り組んでいて、よくわからない)ことがあり、あれこれとサポートに連絡したりしていました。
それにしても昨今のサポートも途中までは、BOTが対応する(自動応答)ようになっていますので、
OHH!
NOOOO!
「私は、人間と会話したいのだ!」と心で叫びながらやっておりました。
全然 埒が明かず、あれこれ調べていくうちに、ブラウザのタブを大量に開いていたため、今度は
「あれ?どこに何を表示させていたっけ?」・・・と
全然解決しませんでした。
そして、実は・・・今も未解決のままで、明日に持ち越しとなってしまったのです。
ちょっとこういうのは、気持ち悪いですよね。
さて、今日は
『募集定員の多い少ないも合否に大きく影響しますので、特に上位の学校を目指す人はご留意ください』というタイトルです。
今回は、中学3年生向けの内容になります。
例えば、千葉県公立高校入試の偏差値一覧表とかありますよね。進学研究会のVもぎ、または総進図書のSもぎ、この2つが千葉県内の2大模試となりますので、いずれかは受験されることでしょう。
どちらもわかりやすい資料を提供してくれる会社ですので、私どもも大変助かっております。
偏差値一覧表をご確認頂きたいのですが・・・
・市立千葉(普通)→市立千葉(理数)
・幕張総合(総合)→幕張総合(看護)
・県船(普通)→県船(理数)
・松戸国際(普通)→松戸国際(国際教養)
・柏(普通)→柏(理数)
・柏の葉(普通)→柏の葉(情報理数)
・佐倉(普通)→佐倉(理数)
・成田国際(普通)→成田国際(国際)
このように普通科(※幕総は普通科に準ずるコースが総合コースという想定)と専門学科を比較すると、偏差値はいずれも専門学科のほうが低いですよね。
そうすると、模試判定でも普通科(総合)を選ぶよりは、判定はよく出てきますので、
その点を考慮して専門コースを選ばられる場合もあるかと思います。
専門コースの中には、英語を特に強化する目的、理数系を特に強化する目的と、それぞれのコースの魅力が自分に合致していれば、その選択もとてもいいと思うのです。
でも・・・・
上記の学校で専門コースを選ぶということは、たとえ偏差値的には少し低くても
それが「イコール戦いが楽になる」とは決して言えません。
私は、かえって大変ではないかといつも思うのです。
何故か、たいていは普通科よりも専門コースのほうが「定員が少ない」のです。
受験戦略として考えたときに、定員が少ないことが有利になるとはとても言えないですよね。
例を挙げますと、(以下は仮想の話です)
太郎君は中学3年生。
いよいよ受験を控え、この11月は自習も、授業もよく頑張っています¥
A高校普通科の偏差値は60、A高校英語科の偏差値は58だとします。偏差値は英語科のほうが2つ低いです。
太郎君自身の模試偏差値が59だとすると、A高校普通科の判定はC判定、A高校英語課の判定はB判定+となります。
気持ち的には、A高校普通科はちょっと難しいかもしれないけれど、A高校英語科はなんとかチャンスあるかな。そんな風に思う気持ちもよく理解できます。
保護者様もきっと同様でしょうね。
それぐらい、偏差値というのは、受験生と保護者様の気持ちに刺さるものなのです。
でも・・・
A高校普通科の定員は300名、A高校英語科の定員は50名だとします。
この場合はどうでしょう?
このときに、想像の中で上から下までの順位みたいなものを考えてみましょう。
A高校普通科は、トップ合格1位の子から、300番目までが合格します。
A高校英語科は、トップ1位から50番目までが合格です。
さて、点数差はどうなるでしょう。。。
300名の合格者を出したときのトップから300番目までの点数差は、けっこうありますよ。
よって、
中上位校で普通科、専門学科で迷っている・・・(または偏差値のみ、判定のみで、専門を選んでいるようなケースその他の場合には)・・・
普通科を「学校を変更してでも」検討したほうがいいかもねということは言ったりします。
専門学科のほうが偏差値が低いからという選択の仕方は、ちょっとリスクありかなと思います。
ただその一点だけでしたら、猶更かもしれません。