馬込沢駅前教室のメッセージ
英文を語順どおりにつくる力 【英語は語順できまる!だから語順が非常に重要】
2023.04.03
英語が苦手な生徒さんかどうかは、語順整序の問題をやってもらうとよくわかります。
語順整序といのは、バラバラになっている単語を整理して、正しい語順に並べ替えて解答する形式の問題です。
「並べ替え問題」とも言われます。
英語は、
主語と述語の把握が最も大切です。
主語は、私、私たち、あなた、あなたたち、彼、彼女、それ、彼ら、それら、(例、ケンジと花子=彼ら)などがあげられます。
この主語は、比較的練習によって、正しく把握できるようになってきます。
注意すべき点は、主語が単数がなのか複数なのか、特に三人称単数には気をつけます。この三人称単数には、あまり馴染めない生徒さんも多いと思いますが、
一人称=わたしと私たち
二人称=あなたとあなたたち
三人称=上記以外
このように覚えておきましょう。
問題は、述語です。
「何が」「どうした」の「どうした」の部分です。
ここからは、注意しなくてはいけないことが増えてくるのです。
特に注しなくてはいけないのが、
①時制
②否定の表現
③助動詞の存在
時制というのは、「現在」「過去」「未来」です。あとは「現在完了形」などもありますが、まずは現在、過去、未来をしっかりとおさえましょう。
つづいて、否定です。英語の場合、否定表現はバシッと述べます。
例えば、
日本語の場合は、
「わたしは彼女がすきではありません」・・・ラストまで聞かないとわからないですよね。
でも英語は、
「I don't like her.」・・・・最初の段階でわかります。
英語はとにかく、重要なことは「先に伝える」という文法です。重要なことの中の最重要項目が、「誰が(何が)」という主語なので、なにはともあれ、主語が一番先だということです。
そして、助動詞。
助動詞というのは、動詞を助ける詞(ことば) です。
例えば、may は、~かもしれない とい意味で使われる助動詞です。これは、話し手が想像して言っていることなので、事実ではないかもしれないのです。
だから、こういう事実ではないかもしれないことは、表現の中で先に伝えなくていけないということです。
willなどの助動詞も重要です。
~かもしれない、~だろう、これは予想、予測ですよね。
例えば、
「私は今夜パーティーに行く」とあれば、これは話し手が行くことを断定しています。
I go to the party tonight.
こうなりますよね。
しかし、
「私は今夜パーティーに行く予定です」というときには、
I will go to the party tonight.
このように、助動詞のwill をつけます。
つまり、確定なのか、予想なのか、推測なのか、こういう部分をしっかりと先に表現しなくてはいけない、これが英語です。
日本語の場合は、最後まで聞かないとわからないですよね。しかし、英語は最初の段階でわかるような語順になっている。
つまり、語順がとても大事だということです。
英語がわからなくなってきたときにはどうするか?
一番のおすすめは、
さかのぼり学習です。高校生であっても中学3年生であっても、はたまた社会人であっても、中学1年の文法項目まで戻ると、必ずよみがえります。
実は、文法事項で一番大切なのは、中学1年で習うものです。
これは、英語の土台を築くために、ものすごく重要!!と断言できます。
最初のうちは、be動詞って? 一般動詞って? 疑問詞から始まる疑問文が苦手!とか、
1年のうちは大丈夫だったのに2年になったらわからなくなってきた!とか、
中学時代そんなに英語で困らなかったのに高校に入ったら急に難しくなって・・・とか、
それぞれ英語学習に関しての悩みがある場合は、
もう迷わず中1の内容から総復習が一番です。わからないところだけをピックアップするのもいいですが、総復習はさほど皆さんが考えているより時間はかかりません。
覚えなくては!!と気負う必要もないので、まずは気軽に取り組んでみましょう。
そのやり方と最短距離を教えていきます!!