馬込沢駅前教室のメッセージ
変わりゆく定期テスト
2023.06.20
「古き良き時代」
「ああ~ 俺たちの時代のテストは 〇〇だったなぁ~」
学校の授業をしっかり聞いて、チャチャッとワークやりゃぁ8割、9割取れるんだよ!
「え?」
そんな時代は・・・とうの昔に過ぎています。
「とうの昔に過ぎてますにゃー」
さて、今回のテーマは、『変わりゆく定期テスト』です。
旭中や鎌ケ谷二中のテスト返却期間であり、尚且つ法田中、鎌ヶ谷中のテスト実施期間です。
高校生たちの考査は終わったと思いきや、もう7月の重要な考査まで2週間です。
中高生のテストは、昔とは大きく違ってきているので、
テスト後は是非保護者様も一緒に問題をご覧になってみてください。
昔を思い出すことが、この仕事で許されるならば、回顧します・・・・。
テスト問題は確実に昔のほうが簡単です。
確実に今のほうが難しいです。
昔とった杵柄の保護者様、ノーヒントで今の子たちが取り組んでいる、、、そうですね。中1の問題でもいいです。
是非やってみてください。
サクッと、サラリと解けるかどうかですね。
「うむむ?こんなのやったかな?」と首をひねりたくなるような問題にもきっと出くわすのではないでしょうか。
テスト後は、テストの結果としての数字だけではなく、是非中身を一緒に分析してもらえたらと思います。
今、中1の「正負の数という最初の単元は教科書のページ数でも50ページ近くあります」
え?正負の数なのに、なんで??
そう思いますよね。
実際、この事実を言葉だけじゃなくて、教科書や準拠教材を示してお見せしますと、例外なく保護者様は驚かれます。
英語なども、是非是非、中1の単語を見てあげてください。
どれどれ 単語だろ?見てやるよ・・・と、うかつに取り組んでしまうと、きっと
「うむむ・・・中1でこんな単語出てきたかな?」という場面に直面することでしょう。
イメージだけであれば、中1の内容なんて、簡単だろ?と思ってしまう気持ちは、私も痛いほどわかります。
実際、私自身もそうでしたから。
しかし、
新課程になってから、教科書を見て、目次を見て、内容を見て、定期テストの問題を見て、
楽勝だ!とはとても言える状況ではなくなっています。
・定期テストの対策として学校の教科書や学校ワークを実施するのは、今後も継続しますが、やはり早めに着手していく必要があり、繰り返しの練習をいかにできるかです。
学校のワークを仕上げることでテスト期間の学習が終わってしまっていたならば、点数を上げていくのは相当至難であります。
・通常時期における学習や講習時期では、実力養成のための学習が必須であり、単元学習と教科書を主体としたワーク学習、及びステップを上げた演習などは、カリキュラムでしっかりと導入して取り組んでいかなくてはなりません。
発展内容、応用内容は、基礎を理解していても「ひらめき」で解けるものではないかもしれません。
基礎が出来ていたとしても応用が苦手なお子さんたちはたくさんいるのです。
いや・・・実際、ほとんどのお子さんがそうでしょう。
やはり応用問題の練習をしていく必要がある!ということです。