馬込沢駅前教室のメッセージ
子供のころに出来なかったことが、大人になってやり直してみたら 出来たという実感と経験
2023.06.29
『あの頃・・・』
今日は、お父様、お母様に「あの頃」を振り返って頂きつつ、勉強のこともちょっと思い出してもらえたら幸いです。
セピアカラーの思い出となっているかもしれない過去。
誰にでも過去は存在しますが、なぜかいつまでも覚えている思い出ってありますよね。
特に夏になると、青春の思い出が蘇るのではないでしょうか。
部活や恋愛、友達など色々浮かびますが、今回は、勉強のことを中心に・・。
自分の例ですと、英語とか国語、社会は得意で、理科は小中ではあまり苦労した思い出はないのですが、その先は苦戦した記憶です。
数学は、いやぁ・・・好きではなかったですね。
そろばんをやっていたので、計算は得意でしたが、応用問題はなんか苦手意識をずっと持っていました。
特に、道のり、速さ、時間を使って例のアレとか、食塩水系統の問題とか、関数とか図形とか、まぁ得意とは言えなかったです。
テスト前は半ば強引に色々問題を解いたりワークをやったり、塾で教わったりして、なんとかこなしてきましたが、英語とか国語、社会に比べると、勉強するのしてもノリが悪かったです。
友達で数学が得意な奴がいて、よく聞いてましたね。
・
・
・
・
時が流れ、社会人になって、ふとしたことがきっかけで、あの頃苦手だった数学をもう一回勉強してみようという気になった時期があります。
決して暇ではなかったのですが、隙間時間にちょっとずつ、ちょっとずつ自由自在を使って復習していったんです。
で、私は気づいてしまいました。
子供のころに出来なかったことが、大人になってやり直してみたら 出来たという実感です。
そして、身をもって経験しました。
「学び」とは何と素晴らしいことか!と一人悦に浸りましたよ。
実際、お父様、お母様 いかがでしょう。
似たようなご経験はありませんか?
何年経っていようと、うっすらと「そういえば、昔こんなのあったなぁ~」ぐらいのうっすらとした知識、もはや知識とも言えないぐらいの、ちょっとした感じが残っているだけでも
ちゃんと学び直しをしたら、
「うぉ、なんだよ、出来るぞ、っていうか意外と簡単だな」
という経験です。
子供から大人になって、ロジカルな考えが出来るようになったからなのかもしれません。考える手順というか、重要な部分がわかっていて、そこを幹として知識をどうやって、くっつけていったら拡がるのか、なんていうのが見えてくるからなのかもしれません。
いずれにせよ、大人になってからの学びは、覚えるスピード、理解するスピードが段違いにあがっている、そんなふうに感じましたよ。
うっすらとでも「やった記憶あるなぁ」という内容は、再度、知識化すると定着しやすい!これが自分の実感でもあります。
さて、話題変わって、英単語。
昨今の入試改革の進みと共に、必要な単語数が小学校も中学校も高校も、当然ながら大学受験においても急増しましたね。
中学生の場合は、
英単語スペルもしっかりと書けなくてはいけないので、(もちろん高校もですが、高校の場合はreading 主体ですので、訳のほうが重視されます)
書いて覚える方法を取ります。
目の力=眼力で、グッと見てたら覚えられるなんていうシロモノではありませんので、やはり書くことの重要性は増します。
スペルを書く方も意味をとるほうも量がとても多いので、一回学習して大丈夫!というわけにはいきません。
やはり覚えては忘れ、忘れては覚えの繰り返しになるでしょうね。
簡単に定着するものもあれば、少したつと、忘れてしまうものもあります。単語は発音で覚えていくのがいいのですが、
コツをつかむまでは試行錯誤がありますよ。
和訳についても、文章の中で覚えていくほうが覚えやすいのはわかっていても、微妙に単語の訳が出てこなかったり、前に確かに習った記憶はあるけれど、なんだっけなぁ~ということも多くあるはずです。
それでもやはり繰り返し学習していくことが、急がば回れで定着につながるのですね。