馬込沢駅前教室のメッセージ
AIは仕事を奪うのではなく、肩代わりしてくれる
2023.07.17
AIの進化が爆速で進みとどまることを知りません。
この進歩の速さは、十数年前の外部メモリのデータ容量の進化を彷彿とさせます。
2000年になったくらいはデータ容量が1.4メガバイトのフロッピーディスクが主な外部メモリでした。
それが2005年くらいになると、256メガバイトのフラッシュメモリ(USBメモリ)が比較的手に入りやすい価格まで下がり、2010年ごろには16ギガバイトのiPodが登場しました。テラバイトクラスの外付けハードディスクの価格が下がり始めたのもこのころだったと記憶しています。
今でこそ4ギガバイトのUSBメモリが格安で売られ、スマートフォンの容量が128ギガバイトは当たり前の世の中になりました。約10万倍の容量です。
そんな速度で進化するAI。
よく言われるのが「AIに仕事を奪われる」ですね。
確かにAIの登場によって、奪われる仕事というのもたくさんあります。
しかし、実際には「肩代わりしてもらう」が正しいのだと思っています。
自動運転の技術が発展すれば、トラックやタクシーの運転手はいらなくなるでしょう。
我々のような教育者という職業もいずれはAIに飲み込まれ、消えゆく運命なのかもしれません。
肩代わりしてもらうことによって、人間にとって自由な時間が増えるのです。
科学技術の進歩は常に人類にとって有益になるように進んできました。
AIもその一つです。
2029年には人類とAIが同程度になり、41年にシンギュラリティが起こると言われています。
今の小中高校生が就職するころには今からは想像もつかないような進歩が起こっているに違いありません。そのころを予測した進路選択も重要かもしれないですね。
肩代わりしてもらえるようになった時、我々はどのような選択をすればよいのでしょうか。