馬込沢駅前教室のメッセージ
志望校合格に向けて 今からでも間に合うスピード学習 (実例解説つき)
2023.07.22
『夏休み』 ああ、なんと甘美な響きだろう・・・。
お父様もお母様もお子さんたちが夏休みになると、自分の子供時代のことを思い出しませんか。
あのときと変わらぬ海
あのときと変わらぬ花火
あのときと変わらぬスイカ
あのときと変わらぬキャンプ
海や山、友達との思い出、どうか夏は保護者様もお子さんたちと楽しむひと時をお過ごしください。
ふと隣に立った時、(いつの間にか、背が伸びたなぁ)この瞬間さえも大事な思い出ですよね。
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さて、ここからは学習について。
夏は一日一日の過ごし方で大変充実したものにすることが出来ます。
今日は受験生が今から学習を開始するとして、どんな方法で突破していくのか!をちょっとした実例を交えてお伝えいたします。
【必要なレベル】
レベル1でもOKです。
例えば、中学3年生で、1年の内容からマズイかも・・・そう感じたならば、1年の内容に戻ればいいです。
戻って学習することを時間のロスとか、間に合うかな?などと思うことは全くありません。
★事例
夏の最初に、正負の計算からして、危うい・・そんな生徒さんがいました。
面談のときに、私も焦りましたし、それ以上に親御さんは困り切った感じでした。生徒さんはというと、話をしていく中で少しだけ、ぬぼ~っとした様相でしたが、受け答えははっきりしていましたので、面談を進めていきました。
とにかく数学が苦手と・・・。
「どのあたりから苦手意識を持たれましたか?」
「小学校のときから算数はダメでした。中学になっても数学はずっとわからないまま進んでしまったと思います」
「じゃぁ、太郎君。これちょっと解いてみようか」
私が用意したのは、最初、方程式の計算だったのですが、太郎君は固まっていました。
そして発覚したのが、正負計算から出来ていないかも・・という事実でした。
そこからですね、
親御さんはその状況を目のまえで見たので、すぐに体験設定して、同時に学習カリキュラムも大急ぎで作成し、提示致しました。
数学と英語、他の教科も(要は全部)けっこう危機的水準でした。
その日から太郎君の戦いはスタートし、特に数学については、夏休み開始時から概ね3週間・・・ずっと正負の計算でした。
私は、正直心の奥底で「このペースだと間に合わないかもしれない」とほんの少し弱音を吐きましたよ。
でもですね。
3週間ずっと正負の計算をやったその3週間目。
太郎君に変化が出てきたのですね。
・まずノートに解くときのスピードが速くなった
・正答率が非常に高くなり、ありがちなミスはしなくなった
・最後のころは、多少複雑な正負計算の分数がらみ、小数絡みなどのほぼすべてを
パーフェクトにこなせるようになった
この変化を目の当たりにしたときに、講師の方針に感謝しました。
そう、実は講師が先に進めることを止めていたのです。
「先生、太郎君なんですけど、先に進めることは出来ないですか?」
「いえ、数学で一番肝心な正負を中途半端で進むとろくなことないですよ?」
女性の先生です。
私に対して、きっぱりこう言い放ったのです。(これ、本当の実話ですからね)
「わ、わかりました」
と私は答えつつ、(マジで、大丈夫かな・・・)と心配でした。
3週間ですよ?
ずっと正負の計算です。
来る日も来る日も、来る日も来る日もずっとです。教える先生の我慢強さ、粘り強さ、及び、受ける太郎君の頑張りもありましたが、
私は保護者様に報告書をお伝えする身です。
さすがに毎日毎日、
「本日は正負の計算の練習をしました」的な内容で送信するのですから、なんだか、夢に出そうなぐらいの日々でした。
さて、この太郎君。最後はどうなったか教えます。
その後ですね、ものすごいスピードで文字式、方程式、比例・反比例、平面図形、空間図形、式の計算、連立方程式、一次関数、合同図形の証明、資料活用、データ分析、確率、展開、因数分解、二次方程式、二次関数、相似図形の証明、円周角定理、三平方と、
今まで見たこともないスピードで進みましたよ。
で、
ここまでの単元は確かに冬までかかったのですが、
入試はどうなった!?
↑この画像の通りです。
偏差値はですね、実は20以上あがったんです。
志望校は当初、ここまでくると思わず、安全路線でしたが、余裕の合格です。
さらに先があるんですね。
この太郎君。
高校に入ってからの考査は、90点以上を連発して、トップですよ、トップ。
なんか泣ける!!
だから、皆さん。
お子さんたちの「今」の状況ではなくて、「未来」に期待してあげてほしいのです。
すごいパワーで能力は開花します。
【必要な装備】
受験を「戦い」に例えると、必要装備の中で最も重要なのは、テキストです。
筆記用具は誰でも持っていますし、どのメーカーのものを使おうと、さして変わりないです。書ければいいでしょう。消せればいいでしょう。
しかし、テキストは、適当に選んではいけません。
これは重要です。
本当に重要!妥協してはいけません。
勘違いされるのが、定期テスト(定期考査)と入試問題が同じわけがないです。
入試です。
基礎学力の到達をはかるものではなく、合否を決定するものです。入学に値するかどうかを診断するためのテストです。
定期テストと同レべルでしたら、トップ校に行こうとする子たちは簡単に満点取ります。
満点だらけだったら優劣つけられないです。
だから定期テストと同じ感覚で学習に臨むのは、そもそも違うんですね。
まずはテキストです。
これはお子さんたちにとっての武器です。
何が何でも合格を勝ち取るための武器です。
このわずかな投資は、ケチってはいけません。
★事例
国語だけがいつも足を引っ張っていた、次郎君。
「これ、国語の偏差値が30台って、数学とか理科と比べるとすごいギャップだよね」
「はい、国語は・・・超苦手です。というか勉強の仕方がわからないし、基本ノー勉です」
こんなやり取りがあった次郎君との出会いでした。
すっごく真面目な生徒さんで、自習率もひと際高く、与えた課題はしっかりとこなそうとしてくれましたし、大人の感性を持っていました。
しかし、国語の点数は目を覆うぐらいの点数でした。
保護者様も次郎君の国語については、ものすごく懸念されていてお父さんともお母さんとも何度か打合せしました。
まず、字は汚かったです。字を書くこと自体がやっつけ仕事か?ぐらいの汚さで読めないことが多かったですね。
書くスピードが速かったのと、数学は類希なる能力を発揮していたので、次郎君自身の特性はなんとなくわかりました。
とにかく国語・・・。
作戦は、
①国語解答用のノートを準備してもらう
②スピードじゃなくて、読んでもらえる字で書くこと
③漢字の練習は別ノートに毎日やる
※当時は学校からもらった漢字ワークの読みを3日、書きを10日間ぐらいで一回転していきました。
④合計で500ページ以上の問題集をセレクトし、夏休みが終わるまで全部!という鬼を超える鬼の学習指示をやりました。
⑤現代文の記号とか記述も古典も絶対に解説を読むように指導していきました。
ちなみにこの国語の状態なのに、狙う学校が2学区の超上位ですから、そりゃぁ、やってもらうしかないです。
ここで選択した問題集は、私の一押し!です。
ですから確信ありました。やり切ったらモノになるぞと。
で結果どうなったか!!
↑
この通り、合格です。国語の偏差値は見たことないぐらい低いものでしたので、「これ、やばいでしょ」というところから夏の特訓を通して、大きく成長しました。
国語は模試でも70点は確実に超えるようになり、他の4教科も爆裂上昇しましたので、
入試点数の開示をしたところ、模試を大きく超える点数でした。
その先を知りたいですか?
千葉大合格です。(正真正銘の実話です)
中学時代における「なんだよ!俺は(わたしは)やればできるんだ!」という経験は、その後にものすごくプラスになります。
でも受験する学校は皆違いますよね。だから個別です。
受験だからこそ、個別指導が一番合っているのです。上記の2名の生徒さんに対する指導は、ぜんっぜん違いますよね。
ひとくくりで、「生徒たち」ではないです。
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