城南コベッツ馬込沢駅前教室

馬込沢駅前教室は現在、夏期休校期間中ですが...。
休校期間が明ければ、夏期講習も折り返し地点といったところですね。

夏期講習期間中の歴史の定番といえば、時代区分の暗記です。
縄文時代～令和までを順番にいえるかどうか、
それらの時代が何年から何年の時代なのかを暗記してもらいます。

千葉県入試の歴史には年号を答える問題は出題されず、出来事の前後関係を並べ替える問題が出題されます。
時代をブロックとして覚えることで、前後関係を整理しやすくなります。
この辺の話はまたの機会にするとして...。

時代をブロックとして分けたとき、近代では戦前・戦中と戦後に分けるのがわかりやすいです。
すると、その境目となる年は...１９４５年です。

１９４５年８月６日に広島、９日に長崎に原爆が投下され、
それを受けて１４日にポツダム宣言を受諾、１５日に終戦が放送されました。

日本にとっては１９４５年は超重要な年でもあります。
あるはずなのですが...「１９４５年って何があった年？」と聞いてみると、黙られてしまうことが多々あります。
正直なところ、先生を始める前は「１９４５年は終戦の年」であるということは常識だと思っていました。
かくいう筆者自身は戦争を知らない世代です。
しかし、戦争の悲惨さは後世に伝えなければならないし、負けたからと言って卑屈になることもなく、前を向いて同じ轍は踏むべきではないとも思っています。だからこその歴史教育です。

「１９４５年は終戦の年」というのはもうすでに常識ではないのかもしれません。
時代のうつろいを感じます。
しかし、大切なことはしっかりと後世につないでいかなければならないと毎年感じます。