馬込沢駅前教室のメッセージ
「まだ」と「もう」の解釈とは・・・。 そして自分の思い
2023.08.03
「どうなんだろ・・・?」
「まだ」と「もう」を都合のいい解釈にしないようにしましょう!
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A君「まだ夏休み入ったばかりだよ、まだ8月3日だよ~~?」
Bさん「夏休みになって、もう13日が経過したのか・・けっこう早いな」
性格にもよると思いますが、同じ暦のうえで生活していますが、考え方、受け止め方は異なるもです。
ここでよく、
プラス思考で考えなくちゃダメだよ~ という楽観視的視点にたつと多くはA君のような発想になります。
では、Bさんはマイナス思考なのかというと、発言からして決してマイナスの考えではなく、「けっこう早いな」の後には、目に見えない決意みたいなものを感じることが出来ます。
A君は、文言からして現実を少し見ていない風でもありますが、もしかすると、心の中は違うかもしれませんよね。
言葉で出す内容と、頭の中は違うのも これまたよくあることなのです。
そう、「まだ」と言おうが「もう」と言おうが、どちらに対しても否定の考えはありません。
自分の心の置きどころとして、
自分が口に出す言葉が楽観的なほうがメンタル的にも安定するのであればそれでいいですし、
自分を鼓舞したり、戒め的な見解をいつも口に出していたほうがいいのであれば、それがいいでしょう。
自分を一番よく知っているのは自分だから。
受験においても 例えば残り3か月となったときに、
私も生徒さんの性格をよく捉えつつ、
「太郎君!まだ3か月あるんだぜ」と言うこともあるし、
「花子さん!もう3か月しかないんだよ」と言うこともあります。
過去振り返ると、正直言えば、上の「まだ3か月ある」ということでストレスを抱えた生徒さんに言うことのほうが多いかもしれません。
3か月あれば、どんだけ変化すると思う?
そんな内容です。
じゃないと、折れそうになる気持ちを支えていくのに、言葉の力はデカいんですよ。
ましてや教室責任者が発言する一つ一つの言葉って、すごく重いです。
基本は心を折ってしまうのは、その生徒さんのためにはならないので、言葉は選びますよね。
でも・・・そう言った さなか・・・・
葛藤します。
(おい本当に間に合うのか)なんていうことがよぎってしまうこともあるのです。
一度言葉にした以上、自分にも責任ありますから、
思い切り生徒さんと向き合って、「3か月で絶対仕上げる!」計画に即座にシフトします。
言葉には魔力があって、他人に言って他人が受け取る衝撃と、
自分が伝えて、自分自身を再度奮起させる力です。
私たち、城南コベッツ馬込沢駅前教室は、スパルタなやり方はしません。
生徒さんと一緒に考えていく、保護者様と一緒に考えていく、そんなスタイルです。
だから毎日、生徒さんのことは考えますよ。
真剣に一日一日を大切にして、決して人生の最高到達点のゴールとは違うのですが、まずは合格への一歩一歩の着実な歩みを生徒さんたちと一緒に進んでいくのです。
いつも思うこと。
ここで吐露すれば、
生徒さんのことも思います。上記の通りです。
でも一番考えるのは、保護者様の思いなんですよね。
応えていきたい、それが根幹にあります。
そして、私たちが考える「まだ」と保護者様が考える「もう」の違いはよく理解しているつもりです。