馬込沢駅前教室のメッセージ
★冬期生徒募集中~城南コベッツ馬込沢駅前教室~ (あと23名まで)
2023.09.12
少しずつ秋の気配をふと感じます。
気温は30度越えとかあるものの、夕方のひと時とかちょっと涼しくなったかなと。
普段、スクーターで移動しておりますので、受ける風と体感温度が少しだけ暑さ和らいできました。
9月から10月は学習塾はたいてい、多忙さが増して参ります。
どの時期が一番忙しいの?と聞かれると、、、まぁ、年中多忙ではあるのですが、とりわけこの秋口からは、
①年度の後半学習が開始される
②受験学習が本格化する
この2つの側面から、目標にリーチするための戦略が生徒さんごとに拍車がかかってくる、そんなイメージでしょうか。
例えば、数学という教科ひとつとって例示してみます。
数学は小学校、中学校、高校と学習領域が大きく4分野にカテゴリ分けされています。
◆数と計算、数と式
◆測定、変化と対応、関数
◆図形
◆データ活用
この4つです。
繰り返しますが、小中校とこの4つが大きなカテゴリです。
例えば
数と計算、数と式という部門では、
小学生であれば、小数や分数、文字を使った計算なども含まれます。
中学生であれば、文字式、一次方程式、連立方程式、多項式、因数分解、展開、平方根(√の計算)、二次方程式などが含まれます。
高校になると、これらがもっと細分化されていきます。
集合や三角比、指数関数、対数関数、三角関数、微分積分、数列、導関数、など
うじゃうじゃ登場するようになります。
《春の段階》まだセーフティエリア内
小学生から高校生まで、数学の年間学習計画(シラバスしかり)は、計算がメインです。
生徒さんたちが算数、数学が苦手!とはいえ、計算がメインですので、しっかりと学習プランを立てて勉強すれば、ここで大きく困ってしまう事態にはならないことが多いのです。
問題からここから・・・・・・。
《夏の段階》ここから要注意
夏前から夏終わりの段階において、方程式や関数の内容を習うようになってきます。
この段階から、小学生も中学生も高校生も
「あれ、、、様相が変わってきたぞ」と体感することになります。
「う、、、授業のスピードが早い!」
「課題も多くなってきた」
「利用問題が多く、授業で何言ってるかわからない、、、」
そうなのです。
9月~10月は、こと数学だけとってみても、生徒さんたちにとって鬼門となってくる可能性が非常に高まります。
教科は、数学だけではありません。
国語では古文や漢文などの内容が登場し、文法事項も多くなります。英語もLessonが進み、文法事項と英単語、熟語の積み上げが必須となり、やらなくてはならない量が全体的に増加していきます。
高校生はこの時期には、読解スピードをアップする訓練をしなければ、とてもとても共通テストや一般受験での「あの量」を「あの単語数の増加」を、普通にこなすことなど無理なのです。
そして理科は、後半に物理、化学、生物、地学分野のいずれにおいても内容がパワーアップされていきますので、今苦手意識を持っている人は、後半の学習内容でノックアウトされてしまう可能性が出てきます。
理科は学習領域と範囲が大変広いため、試験における範囲や広くなり、スピードも早くなるため、整理をしながらじっくりとこなしていく、、、という時間がなかなかとれなくなってしまうのです。
社会は、そもそも中学生までは、歴史・地理・公民の全分野を履修しなければなりません。義務教育課程で決められていることだからです。
歴史は得意だけれど、地理はちょっと苦手
地歴はいいけれど、公民は覚えるところが多すぎて
などなど、社会という学問について、小学生時代と同じ感覚でとらえてしまうと中学以降、けっこう苦労してしまいます。
《秋から冬の段階から最後の学年末》※気づきは早く!
言わずもがな・・・・総合的な学力、実力を日々の学習の中でいかに培ってきたのかをトータルで見るのが学年末テストです。(最後の考査)
小中高と範囲は出るものの、学校によっては「全範囲」としれっと出されることもあり、一年間の総括的なテストが実施されるわけです。
習う内容も 例えば数学は、ほとんどの学年が図形とデータ分析の世界です。
図形には証明がついてまわり、データ分析は近年重要視されている学習領域ですので、いずれも手を抜けませんし、2025年から実施の共通テストからは情報1も、科目ではなく、教科になることから、必然生徒さんたちの学習の総体的な量が増加していきます。
これを受難の時代と一言で捉えるわけにはいかない・・・のです。
何故なら、一部の学校だけがこういうことをやろうねってなったわけではなく、
全体に変わろうぜ!という意味合い濃く、国が変えているのですから従っていく必要があるということです。
教育はこれから、ますます、「社会にでて通用する学問」を重視していくはずです。
ただの知識習得ではなく、社会や日常の中で習った学問をいかに当てはめ、応用して解決していくのか、というところがキーです。
今までの日本の教育、私は決して間違っていないと思うのですが、
でも・・・世のなかに出たときから長く生きていく数十年。
これを数字に表すとよくわかります。
小学校6年、中学3年、高校3年、大学4年(※院進学や学部によって6年)
12年から16年(18年)を学びの時期として捉えましょうか。
でもそのあと社会に出ます。
社会の出始めの年齢を18歳とか、22歳~24歳ぐらい と捉えましょうか。
しかし今人生100年時代と言われている中、今の子たちがアクティブに社会貢献して、社会に役立つ仕事をしていく実年数としては、
50年から60年、下手したらもっと70年とか・・・そのぐらいになりますよね。
学びの時期の後に待っている社会に出たときの自分。
ここがのびやかで、充実して、しっかりとした独り立ちが出来、暮らしが成り立つという観点で言うと、
やはり、これからどんどん高度化していく世の中についていく必要があります。
また、これからはどんどん淘汰再編も進むことでしょう。自分の力を発揮できる場面というのが、どこにあるのか、です。
だからこそ、
突破力のある人材を育成していきたい!!
そういう思いを込めた 学習指導要領の新課程です。
これを斜めに構えてみるのは、私はなかなか怖くて出来ないですね。
そこに大樹の幹があるのですから、しっかりとその幹から養分を吸い取っていかなれければ、枯れてしまうのです。
9月から10月、
確実にお子さんたちの学習内容が変わります。
保護者様におかれましては、前期以上に、お子さんたちの学習が上手くいっているのかどうかを普段の会話の中から掴んであげてほしいです。
「余裕だよ」という声なのか
「う~ん、ちとむずくなってきた」という声なのか
これが最初のきっかけとして捉えてみてください。
私の感覚では、当教室は時間帯ごとの需要状態から、あと23名がMAXかと考えております。
それ以上になりますと、細かなケアができにくくなります。
集団塾ではありませんので、
個別指導の良さをしっかりと保護者様と生徒さんに感じてもらいつつ、実績を出していきますので、ある程度の人数的な読みは必要かと思います。
まずはフォームからお問合せください。
直接のお電話(047-401-0030)でも大丈夫です。