城南コベッツ馬込沢駅前教室

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馬込沢駅前教室のメッセージ

数回読むと次の展開が簡単に読める→社会は読書のごとく

2023.09.18

小説好きな人多いですよね。
私も大好きで、座右の銘ならぬ座右の書として、これだけは枕元に置いておこうという本が何冊かあります。
それらの本は、いつでも好きなときに、寝転がりながら読めるようにしてあります。

けっこうなページ数の本の場合、2回目読むまでの期間が長いと忘れてしまっている場面もあるため、新鮮な気持ちで読めます。

ですが、

その回数も5回、6回となってくると、展開も登場人物も場面もわかっているため、今度は深く読み込んだり、場面をより詳細に想像するなどが出来るようになってきます。
小説を読んで、頭の中で勝手に登場人物や建物などを想像して、勝手に動いている、そう映画を観てるように、想像域が拡がってくるのです。


社会の教科書、特に歴史なんかは、最高のテキストは教科書ではないでしょうか。

「大きな流れを知ることが大事なんだよ」
「歴史はまずは大系からだよ」

その昔、私はこの意味がちょっとよくわかりませんでした。(どよ~ん)


当時の誰が言ったのかは忘れました。先生なのか、塾の先生なのか・・・

自分が実体験したらその意味がよくわかりました。

方法は、教科書を読むということだけです。

特にはまったのは、山川の世界史、日本史ですね。とりわけ選択科目は世界史でしたので、読みましたね~

何回読んだか・・・

最初は、「とりあえず全部読んでみるか」という安易な考えからでした。緩くスタートしたのです。

高校生の頃、この厚さは読むのにけっこう時間かかるんじゃ?と思っていましたが、そんなことはなく、流し読みは成功しました。私はこれを「通読」と呼んでいます。

通読の後は、「じゃ、もう一回最初から読んでいこう」ということで、またまた通読をしました。

「うむむ?なんか内容がちょっとだけ頭にインプットされてきた感じ」でした。

では「今度はじっくり読んでみよう」ということで、教科書の太字のところにマーカーで線を引きながら読んでいきました。じっくりとです。これを「精読」と呼んでいます。


「重要な語句を意識しながら読んだから、ちょっと時間かかったけど、うん、なんかまた少し頭に入ってきたぞ」という感想です。

さらに「重要語句以外でもその説明箇所とか、補足説明の箇所、図とか表、年表などを意識して、線を引いたりして読んでみるか」とまたまた最初から読んでいきました。

「なんか、世界史って面白いな!もっと掘り下げて読もう」ということで、
山川の世界史用語集を本屋さんで買ってきて、ちょっとでも気になる出来事とか、細字だけど補足した知識がほしいなという部分に線を引いて、用語集で調べながら、読みました。


「うほほほ!世界史、超楽しい。ホントにこんなことがあったんだ」

そのころには、世界史を勉強として捉えるより、英語や古典なんかの強引極まりない力業の暗記、暗記、暗記の苦行より、めちゃくちゃ楽しく感じていました。


「よし、今度は用語集でもっと幅を拡げていくかな」
と、教科書を読みながら、用語集にも線を引いたり、マーカーで色分けしたりしました。

そのころには教科書にもメモをしたり、印をつけたりして、赤、緑、青、黄色などなんだか無味乾燥な白黒表示の教科書が彩あざやかになってきて、
なんかこれって・・・・

「俺専用の参考書みたい」

そう感じるぐらいでした。

寒い地域でしたので、小さな私専用のコタツを部屋に入れてもらい、コタツに入りながらの勉強のときは、器用にもコタツに突っ伏して寝ていることがありました。


「ハッ!!やべ!寝てしまった!」

時計を見ると夜中の2時とか、3時とか・・・

机の上にある私の世界史の教科書は、よだれだらけでした。


OHHHHHHHH MY GOD!!


水分を吸った私の教科書は、その後ボロボロになりながら、擦り切れ、尚且つ教科書の厚さがさらに厚くなってしまったのです。


(※本を水かけると紙一枚一枚がふくらみますな)


ルーズリーフノートに要点をまとめながらという学習もそのころから自然とやっていて、何故か私は、世界史の教科書の内容をおおむね フル暗記しちゃったんじゃね?ぐらいになりました。


さすれば、世界史においては向かうところ敵なし!の状態に自然になってしまいました。

何故なら、ちょっとした文章が出てくるとそこに続く文が頭に浮かぶようになっていたからです。

歩く参考書!とは言いすぎですが、付属の知識も用語集で日に日に身についてきて、知識欲がさらに旺盛となり、当時頭の中で、紀元前のヘロポンネソス戦争とか、アテナイとスパルタの筋骨隆々の戦士たちが勝手に戦ってましたよ。


そんなわけで、勉強って苦しくやるより楽しくやったほうが効果があるし、
問題がスラスラ解ける優越感というのは、自然と身に着くものだと感じました。

模試でも世界史は、自分なりの学習のみで、超上位をキープ出来ましたし、やっぱり楽しかったです。


数回読めば次の展開が読める・・・これはまるで問題を解くかのごとくで、実に爽快です。


社会系科目で「暗記があああ」という人は、是非一度


騙された!!と思って、教科書の通読と精読を試してみてください。

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いや、ほんと、教科書最高!

各教科の効果的な学習法 教えます!!