馬込沢駅前教室のメッセージ
学校の評価(内申点・評定平均)が 定期テストで決まるのだから
2023.09.23
テスト後に、
「もっとやっておけばよかった」
「勉強時間が足らなかった」
お子さんたちは、お子さんたちなりに、反省の弁をテスト後の記入用紙に書いて学校に提出します。保護者様もコメントを書いたりしますね。
学習塾を探し始める理由の一番は、テスト結果を見て不安を感じるからです。
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今は昔と違って、付け焼刃の勉強ではなかなか点が取れなくなりました。この事実から目を背けることなく、テスト結果が出た後は、保護者様も生徒さんも是非内容を精査していきましょう。
原因はわかります。
子どもたちの反省のとおり、出来るようになるためのメカニズムとは違うやり方でやってしまっている場合、結果がなかなかついてこないのです。
これ、かれこれ10年以上言い続けていますが、学校の定期テストとか考査は、出題範囲が決められているテストです。
入試は、範囲指定はありませんが、定期のテストは範囲が示されます。
この・・・
①「範囲が示されてからの学習開始」
②「学校指定ワークを終わらせることが学習だと思い込んでしまっている」
この2つを同時脱却させることで、点数は必ず上がります。
必ずです!
テスト範囲が示されるのは、大方2週間前ですよね。近隣の中学はすべてそうです。高校でもさすがに3日前、4日前ではなく、2週間前ぐらいには提示されます。
では、この2週間で間に合うのでしょうか。
教科は、中学のテストで期末となれば5教科以外にもあります。
高校でも科目数が多くなるのが普通ですから、2週間前のスタートではあまりにも遅かろう・・・と思うのですが、いかがでしょう。
平日の学習時間を確保して、日々の学習を計画的に進行している生徒さんは別ですが、ほとんどの生徒さんは、部活動やその他 毎日忙しい日常を送りつつ、家族や友達との付き合いもあります。
学習時間を満足にとれていないのが実態です。
2週間前のスタートでは遅い!!
範囲が示されてからの学習スタートでは遅い!!
まず、これをドスンと胃袋におとしこんでください。
次にもっとも多い成績が上がらない理由は、テスト前の学習で、学校のワークの提出範囲を終わらせることが勉強なのだと思い込んでいるケースです。
これは多いです。めちゃくちゃ多いです。
成績に悩むお子さんや保護者様からのお話を伺いますと、ほぼすべてがこの現象が起こってしまっています。
構図はこうです。
学校から範囲が示される→学習計画を書く(これも学校へ提出ですので)→勉強開始
やる内容は、とにかく提出課題として示されている学校のワークを直接記入で解いて〇つけをする。
この形式で成績上がりますでしょうか?
残念ながら上がらないです。
正直ベースでお子さんから、はたまた保護者様から実態を伺うと、結局提出期限に間に合わせるために、答えを写した・・・という声もよく聞きます。
これ・・・本来の成績アップの道のりから最も遠いやり方ではないでしょうか。
成績アップというのは、基礎がしっかりと習得されて、考え方、解法が身についた状態で、類題も解くことが出来て、定着している状態があって初めて成しえます。
・部活動で時間がない
・勉強を後回しにして、やっつけ仕事になっている
・追い込まれないとやる気になれない
など色々聞きますが、でも・・・・・。
成績が上がらない仕組みを板につかせていいのでしょうか。
最終的な評価は学校が実施する定期テストによって出されます。学校が評価するための数値データは必要だからテストが実施されます。
テストなしで、評価をすることは、曖昧な評価になり下手したら個人の思い入れが入ってしまって公平ではありません。
だからテストを行います。相対であれ、絶対であれ評価は必要だからです。
その記録は、残ります。
次に控えるのが、進学だからです。
進学先の学校でも、評価を見る必要があります。評価がなければどんな生徒なのかわかりません。
だからテストがなくなることはないです。
定期テストで評価が決まることが予めわかっているのですから、テスト結果を出すための努力をしていきたいです。
努力をしていきましょう。
そのためには、
成績が上がらない方法から早く脱却していきましょう。
きっと皆さん、頭ではわかります。
でも実際は、行動が伴わないと結果に繋がらないです。結果が伴わないとやる気なんて起きるはずがありません。
やる気がなくなるともっと成績下がります。
成績が下がるともっとやる気がなくなります。
この2つは、ループします。