馬込沢駅前教室のメッセージ
《重要》中学の内申点 1年生から意識して積みあげていこう!
2023.10.20
※本日は、公立中学生向けの内容です。
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おはようございます!城南コベッツ馬込沢駅前教室です。
天気は西から変わる・・・ということで、少々天気も崩れ気味です。気温差がありますので、上着などで上手く調整していきましょう。
さて、本日は内申点についてです。
今日あたり、学校から通知表が配布されるのではないでしょうか。
内申点は、左側にある1から5までの数字評価のことを指します。将来、公立高校へ進学を考える場合は、中1から中3までの内申点が評価として高校側に提出されます。
私立高校受験の生徒さんは、中3時点の内申が重要です。
【公立高校】
1年生から3年生までの9教科内申の合計が入試当日の点数に単純合算されることが多いです。K=1の場合は、135点満点だと捉えてくれればいいです。
9教科×5が一番いい評価ですので、1年間のオール5の評価は45です。これが3年間分あるから、135点満点という意味です。
でもここで考え方として、以下のように捉えてもいいので、内申基準が少し不足しているからと言って、高校受験に大きく不利になるとは限らないので、以下の考え方を持ちましょう。
K=1の場合、内申点の1ポイントの重みと、入試点数の1点の重みが同じです。
今、3とか4の評価だとして、それを5にするのは並大抵の努力では難しいです。仮に4から5にしたところで、1ポイントアップです。
これは入試の1点と同じなのですから、、、、
内申を1ポイント上げる努力よりも入試点数を1点上げるほうがはるかに楽だということです。
勿論、上位校でK=1の場合、基準内申点が120とかだとすると、
自分の内申が90しかなければ、30ポイントのビハインドとなります。
これを入試当日のテストで補おうとすれば、入試点数は他人よりも大方30点ぐらい多く取らなくては、そもそも同じ土俵に立つことのリスクが生じますので、この点だけはしっかりと覚えておきましょう。
逆に、基準内申が120で、自分の内申が130とかあると、逆に10点ぐらいはアドバンテージがあるのだと捉えてもいいです。
ただ、そういう上位校の場合は、猛者ぞろいですので、10点ぐらいのアドバンテージでは簡単に跳ねのけられてしまう可能性もあるのだということも同時に肝に銘じ、油断しないことが大切です。
今、1年生とか2年生の諸君は、将来公立高校に進学しようと、私立高校に進学しようと、自分の実力を日々上げていく精進は続けていき、先輩たちの背中を見ながら、自分はこうするぞ!という戦略も考えながら、学習計画を立てていきましょう。
【私立高校】
私立高校の場合は、3年生のときの内申が重要です。
極端な話、1年生、2年生のときにいまいち奮わなくても3年生で頑張れば、内申アップにつながり推薦基準を得られる可能性もあります。
高校ごとに基準が異なりますが、学校の先生とか、塾の教室長などに聞いて、自分が行きたい高校の基準の最新版を得るようにしましょう。
ただ、一点注意点です。
私立高校の場合は、特進コースとか、通常の進学コースなどが設けられています。その先の大学進学においては、今度は評定平均値というものがついて回ります。
評定平均値の考え方はどの学校も同じですので、
私立高校に行きました→でも学校の授業についていけませんでした→評定平均がとれませんでした→
こうなると、かえって公立進学した人よりも厳しい道のりになるかもしれません。
例えば特進に進んだとします。
しかし、学校内で特進というは、特別なクラスです。そこに内申基準ギリギリで入ったとすると、入った当初から戦いです。
特進なのですから、それなりの学習を覚悟しなくてはいけません。
多分、教科書や問題集の量だけ見ても、かなり多く購入させられることでしょう。
イメージとしては、それらのテキスト代金だけでも3~4万円はいくはずです。学校の部活を満喫して、学校生活をエンジョイして、、、なかなか特進ではそうはいかないです。
その点、甘い考えで進学すると、入学後に非常に大変な日常を送ることになります。
いずれにしても中学での内申点は、付け焼刃学習でも勝ち取ることは出来るかもしれません。
しかしながら、公立であれ、私立であれ、そのあとがあるのです。
中学がゴールではなく、ゴールはまだ先ですので、
保護者様もお子さんの性格などをよく加味されて、進学先のアドバイスをしてあげるといいですね。
そのあたり、よくわからない・・・自分がどこに進学するのがいいのか見当もつかない・・・
といことでしたら、いつでもご相談ください。
ものすごく詳しく丁寧に説明致します。