馬込沢駅前教室のメッセージ
【読解力が大きく問われる中学英語】早い学年からいかに英語にふれていくか
2021.12.27
城南コベッツ馬込沢駅前教室です。
中学生、高校生と一通り定期テストが終わり、
あっというまに、今年も残りわずかとなりました。
今年度から中学校の指導要領が改訂され、
単元だけ見てもこれからの中学生は大変だなぁと。
特に英語は難しくなるのだろうなと、あらかじめ感じてはいたものの、
定期テストも本当に難しくなるのだろうかと。
実際、多くの文法事項がこれまでよりも1年前倒しで学習することになり、
不定詞を中1で、受動態を中2、仮定法を中3
というようにこれまでは1つ上の学年で学習していたものを早目に扱うことになったわけですが、
だからといって定期テストは難しくなるのだろうかと。
学校ワークをくり返し解き、教科書本文も暗記してしまうくらい読み込むという
これまで通り、定期テスト用の準備をしっかりしておけば、
高得点は変わらず取れるのではないかという思いもありました。
事実、前期(1学期)定期テストでは高得点の生徒さんも多く、
学校の平均点も例年通り。
中1後半で学習していたcanを中1前半で学習したからといって、
やはりそこまで変わらないのだと。
しかし!!
後期(2学期)の定期テストになると、複数の近隣中学校で大きな変化が現れました。
各学年、初見の読解問題が複数出題され、
教科書やワークからの出題はごく一部。
これではいつも通り暗記重視のテスト勉強では太刀打ちできません。
学年平均が40点台のところも・・・
高校ならまだしも、中学の定期テストで平均点40点台はかなり悲惨な状態です。
リスニングも増え、はじめて見る長文問題となっては、
入試問題と大差ない状態。
文法どうこうではなく、「英語力」が問われるのだと痛感しました。
それでも変わらず高得点を保ち続ける生徒さんたちもいます。
彼らの多くに共通すること。
それは、
早い段階から英語学習を進めている子たちです。
小学校高学年や中学1年生からどんどん先取り学習を進め、
多くの英文を読み込んできています。
言語であれば、早いうちからふれたほうが良いというのは、
今にはじまったことではないですが、
こうして読解力が大きく問われるようになっては、
改めてその重要さを思い知る結果となりました。