2023.04.26
おはようございます!
高校生にも強い個別指導塾 城南コベッツ馬込沢駅前教室です。
この春から高校1年生の方は、こちらの記事もご覧ください。
高校受験が一段落して、新しく高校に通い4月ももう終盤となりました。クラスメートとの交流や、部活動への参加など、緊張の初日からするとだんだんと高校生活にも慣れてこられましたでしょうか。
月が明けて、5月には考査がありますね。
もし!!
大学進学を考えている(またはうっすらとでもいいので、その先の進路は大学と思っている)人は、必見です。
高校生たち、または高校生をお子さんに持つ保護者様には、是非、知っておいてほしい内容ですね。
今は、昔の入試制度とは違い、高校生の6割が推薦や総合型選抜(旧AO)での大学進学を考えます。
今回は、「学校推薦型入試(旧 指定校推薦入試)」の照準をあててみましょう。
【学校推薦型入試とは】
各高校には、大学側より、「うちの大学(学部)に、この評定以上であれば推薦として挙げてほしい」という要請のもと、高校側が公平な評定に基づき大学に推薦する制度です。
「公平な評定」つまり学校推薦型入試では、評定平均値が絶対に必要だということです。
では「公平な評定」とはどんなものなのか、
これは、定期考査の点数や、小テストなどの素点、提出物、出欠席などをトータルで評価しているものです。
でももちろん!一番重要なのは、「定期考査の点数」であることは間違いありません。
ちなみに、平均値の求め方は簡単です。
全科目における5段階評価の合計÷科目数 です。
通常、高校は10段階評価をしていますので、定められた換算方法で5段階に直して計算するのです。
この方式は、学校ごとに微妙に違うかもしれませんので、学校の先生によく確認しておくようにしましょう。
また、丁寧な学校ですと、評価されたものがしっかりと記載されて個票として渡してくれるところもあります。
または、自分で計算して、数値を埋めさせ、自己認識させるところもあります。
学校推薦型選抜は、誰が推薦を出すのかと言うと、校長先生の推薦という形になります。学校長の印が押されるのですね。
実際に校長先生と生徒さんたちは普段の会話はほとんどないと思いますが、最終的な最高決定者は校長先生なのだ、という形を「印」を押すことで示します。
だから、適当な人は推薦出来ないのです。
学校の推薦である以上、その学校の代表として、人物的にも学力的にも堂々と大学に推薦できる人物であるということです。
あと、勘違いされるのが、その大学(学部)の推薦希望者がたった一人(自分だけだ!)なのだから、きっと甘く評価してくれるに違いない・・・・
NOOOOOOOOOOOOOOOOO!そんなことはあり得ないです。
これは学校長推薦で責任ある推薦様式なのだということを忘れないようにしましょう。
【だから高1からやるべきなのです】
今までたくさんの高校生と、高校生をお子さんに持たれる保護者様とお会いして参りましたが、
小学、中学生の場合と違って、保護者様も入試制度や仕組み、方式とかルールとか、日程とか、その他多くの分野でわからないことが多いようです。
そりゃ・・・そうです。
大学入試年鑑みたいな冊子を見ても、ただペラペラとページをめくるだけで、どこにどんなことが書いてあって、なんて分析できる保護者様なんてそういらっしゃらないです。
よくわかりませんよね、アレ。
従って、高校生の保護者様の多くは、息子(娘)さんの感覚的なものを信じて息子(娘)がそういうなら・・・という形になってしまいがちです。
確かにお子さんのほうが学校で色々聞いたりしているので、詳しいかもしれません。
でもやはり、アドバイスはしっかりとしてあげたほうがいいですね。
特に高校1年生のお子さんを持たれる保護者様は、1年生のうちから進路について徹底リサーチしていかれることをオススメ致します。
「推薦で・・・」という言葉が一言でもお子さんから出たら、速攻で、大急ぎで、評定平均をいかにとるのか、を考えていったほうがいいです。
評定は、Aクラスになるためには4.3以上必要です。
単純に考えると、学校の各科目(教科じゃなくて科目です)のアベレージ点数が8割をゆうに超えていないと、こういう評定は叩けないです。
中学と同じように、受験期だけ頑張るぞ!では、大学進学への作戦として、かなりもったいないやり方を最初からすることになるかもしれません。
と・・・いうか、塾に通う通わないの前に、まずはそういう知識を絶対に得ておいたほうが良いと思います。
ガンバレ!将来を担う高校生たち!!!