塚田駅前教室のメッセージ
【高校1・2年生】これからの大学受験で意識しておくこと【評定】
2022.10.11
おはようございます、塚田駅前教室です。
中学校、高校どちらも後期に入り、学習する内容も難しくなってくる時期です。
中学3年生は、後期中間が最後の定期テストですから、受験対策として学習を進めていくときです。
さて、高校1・2年生も10月に第3回定期考査、次に12月、3月と定期考査が続きます。
大学受験と聞くと、まだ先のことと感じてしまいがちですが、1年生、2年生の段階から準備をしておく必要があります。
高校での成績は「評定ポイント」と言います。
中学では「内申点」と言っていました。
内申点は1年生から3年生の合計が必要です。
高校も同じように、1年生からの成績が影響していきます。
◇「評定平均」
高校での成績は「評定ポイント」と前述しました。
大学入試で大きく関わるのが「評定平均」です。
「評定平均」とは何かというと、
1年生から3年生までに履修してきた科目すべての評定を科目数で割った数字です。
1年生から3年生までの成績の平均、これが評定平均です。
評定平均とは、いわば高校生活をどう取り組んできたかを示す数字となります。
特に、推薦入試では出願の条件として指定されることが多いです。
共通テスト、一般選抜、学校型推薦、総合型選抜と色々な入試方式があります。
学校推薦には公募制、指定校制などがあります。
指定校制は評定平均を重要視しています。
評定平均のほかに、課外活動の実績など総合的に見られます。
総合型選抜においても、一部の大学は評定平均を受験資格としているところもあります。
総合型選抜は書類+面接や小論文を用いて、受験者の目的意識や意欲を見てきます。
評定平均はあくまでも総合的に判断する時の材料の1つなわけですが、高いことにこしたことはありません。
評定平均が高いことは、受験する大学の選択肢を広げることに繋がります。
2021年度には、新型コロナウィルスの流行により、学力面に不安を抱えた現役生が学校推薦、総合型選抜に流れていきました。
2022年度においても、新型コロナウィルスによる経済不安から現役合格志向が増え、ますます学校推薦、総合型選抜を目指す高校生が増えました。
それ以外に、入試方式が変わるということも要因となっていました。
センター試験から「大学入試共通テスト」へと名前を変え、出題傾向が変わりました。
思考力や判断力を測るための問題が増えて、問題文の分量も多くなっています。
数学にいたっては、数学Ⅰ・Aの平均点が37.96とここまで下がったのは初めてでした。
問題の難化、こういった背景もあり早く決着をつけようと学校推薦、総合型選抜を選び、一般選抜を「学校推薦、総合型選抜がダメだったとき」の選択肢として捉える受験生が今後も増えていくと考えられています。
倍率が上がっていくことも考えて、入試方式をどうするか。
受けたい入試方式への準備を急にやって整えるのは相当大変です。
1年生・2年生の段階で、どこの大学とまではいかなくとも、学部・学科を考え、必要な受験科目を知っておくことが大事です。
学部・学科を選ぶとき、興味があるところでも十分良いのですが、将来自分がどんな仕事に就きたいか、ということも選ぶ基準にしておくと良いです。
これから先、どんな分野が需要あるのかなども調べてみましょう!
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