城南コベッツ塚田駅前教室

Tel:047-439-3113

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  • 東武野田線/塚田駅 徒歩1分

受付時間:14:00~20:00/日祝休

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  • ジュニア個別指導
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
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  • スタディ・フリープラン

2024.03.21



塚田駅前教室です。


小学生のお子さんの保護者様からよく聞くことがあります。


読解力がない



小学生で塾をお探しになる場合、ほとんどが算数、国語でお悩みのパターンです。

多くは

算数は「文章題」「図形・グラフ」
国語は「読解力」

どちらも文章を読んで、その内容を理解し、解答するという問題になります。

小学生の場合、学校からの課題として「音読」をしていると思います。
お家で音読をし、ご家族が音読カードなどに記録をして提出しているスタイルです。


では、この音読にはどんな意味があって行われているのでしょう。

①音読をすること⇒内容の理解、単語の理解をしていく。

「音読」することによって、単語ひとつひとつ一文ずつ内容を理解しながら読んでいくことになります。

これが「内容を理解する」ことのステップ1です。


②読み飛ばし防止

黙読のときには、読み飛ばしをしてしまうことがありますが、

音読での練習は読み飛ばしを防いでいく方法のひとつですね。



さて、「音読」では単に句読点、段落で内容を区切りながら読んでいくだけでなく、
「声の抑揚」も慣れてくるとできるようになっていきます。


この「声の抑揚」は、物語文であれば登場人物の感情を表現することに繋がり、「人物の心情」を理解することができるようになっていきます。

普段の会話でも、楽しいこと、嬉しいことについては声も大きくなり、ハキハキと話しますよね。
悲しいこと、つまらないことには声も小さくなったり、どんよりとした雰囲気が出ます。

こうした抑揚ができるようになっていくと、文章のテンポも持てるようになります。



塚田駅前教室での国語の授業でも、生徒さんには音読を必ずしてもらっています。

国語が苦手なお子さんは、文章を読むことそのものを嫌ってしまっていることが多いですが、

段落ごとに分けて読んでもらったりと、読む分量を調整しながら進めています。


また、小学生の授業で使用している「デキタス


小学1年生~中学3年生まで利用できる教材です。

デキタスについての説明は、こちらの記事をご覧ください。
  ↓ ↓ ↓
【デキタス/デキタス・コミュ】教科書の基礎を身につける、学習習慣をつける



デキタスでの国語は、物語の読み方、説明文の読み方、漢字練習(書き順、読み方)、季節の言葉などの知識習得問題もあります。

読解問題では、
画面上で本文を読むこともできますし、段落ごとに分けてキャラクターが内容の解説をしてくれます。

理由の考え方
気持ちの考え方

ひとつひとつ段階を踏んで学んでいきます。


そこに講師が補助で入りながら授業を進めていきます。




読解力は、国語、算数の文章問題だけでなく、そのほかの教科にも影響していきます。

問題は文章で綴られているからです。


読書の習慣がない、漫画は読むけど小説は読まない。
そういったお子さんこそ、国語力に力を入れていきましょう!!




お申込み・お問合せは、城南コベッツ塚田教室(047-439-3113)までご連絡ください。
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こちらへのお問い合わせも可能です。

2024.03.19


大学入試の方式の中で

一般入試、大学入試共通テスト(旧センター試験)はどういうものかはイメージがすぐわきやすいと思います。

ほかに
総合型選抜・学校推薦型(公募・指定校)というものがあります。

それぞれがどう違うのか見ていきましょう。


◆総合型選抜

旧AO入試です。
書類審査と時間をかけた面接を重視します。

受験生の高校3年間の課外活動などの活動実績、資格(英検など)。

※受験資格として一定の評定平均を定めているところもあります。
  
しかし、近年学生の学力不足が指摘されるようになり、入試の段階で基礎学力の有無を測ることも必要になってきました。



◆学校推薦型選抜(公募・指定校)
 
学校長の推薦にもとづき、原則、学力試験を免除になります。
その代わり、調査書をメインの資料として判定する入試方式です。
   
➡推薦を得るために、まず学校内で審査されます。
そのときに評定平均は重要な意味を持ちます。
 
 
推薦というのは
その学校の成績優秀な代表者として送り出されます。

学校側も、優秀者を出したいと考えるため、
複数の推薦希望者がいた場合、学校側は高い方を推薦者として考えます。
      
学校推薦の場合、評定平均が高いことが推薦を得る条件になっていきます。


公募制:大学が出す条件を満たし学校長の推薦があれば、どの高校からも応募できる方式

指定校制:大学が指定する高校からのみ出願できる方式





関連リンク
【高校生】中学校との違い【英語】

【高校1年生】2025年度以降の共通テストはどうなる?【国語編】

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【新高校1年生】大学入試の準備は1年生から【定期考査対策】

2024.03.15



大学入試には

一般入試
大学入試共通テスト
総合型選抜
学校推薦型
公募推薦型

いろいろな入試方式があります。


大人世代(90年代)は一般入試での受験が8割でした。

学力一発勝負で「一般入試」での受験80%
成績優秀者が「推薦入試」での受験20%

このように、ほとんどの高校生が一般入試でした。


◆今の子供たち(20年代)の大学入試


一般入試での受験 35%
推薦入試での受験 65%


今ではそれが逆転してきています。

大学入試の変化(グラフ).png
◆推薦型・総合型(旧AO)が増加する背景


☆大学側☆

将来社会に影響を与えてくれるような人材を育成したい。

受験合格をゴールとするのではなく、
大学入学をスタートと捉え、志や夢を追求できる学生を欲している。

➡一般入試では、このような学生であるかどうかは判断できない。

そのため、学力検査のほかに小論文・面接で意欲をはかる。



☆高校生側☆

●入試内容の変化

一般選抜の入試内容が変化し、
難易度が上がっていくほか、早めに合格を得たい。

推薦型・総合型を志望する高校生・保護者が増加傾向に。


このふたつの動きが推薦型・総合型選抜への割合を大きくしている理由です。



◆推薦型・総合型選抜で受験するために


評定平均をしっかりと確保していくこと

評定平均・・・高校1年生から高校3年生(1学期まで)に履修していた
        全科目の評定(5段階)を平均したもの 



◆評定平均が必要な理由

推薦を受けられるかの指標、出願条件に使われます。
学校推薦型選抜の場合には必須です。





関連リンク
【高校生】中学校との違い【英語】

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2024.03.14



1月・2月に入試を終えた私立・公立受験生たちも、卒業式を迎えたことと思います。


受験が終わりハードな勉強スケジュールから解放されて、今は羽を伸ばせているでしょう。



さて、高校1年生になったら気を付けていきたいことがあります。


◆中学との違い

高校の授業は当然、中学の内容から更に濃いものになります。
より専門性が増すということですね。

また、高校になると復習は当然ですが「予習」前提で学校の授業も進んでいきます。

中学では主要教科は5教科でした。
高校になると、たとえば理科であれば

物理・化学・生物・地学とそれぞれに分かれます。

2年生・3年生で文系・理系の選択がありますが1年生のときは基礎として授業を受けていきます。
教科が細分化され、受ける授業の数も多くなります。


テスト範囲は中学の時と異なり1週間前に伝えられます。

1週間です。

中学の時は2週間前の範囲表の配布がほとんどですが、高校になると1週間前の発表です。

それを教科数分、範囲に合わせて勉強していくことになります。

1週間で果たしてすべてをきっちりと手が回るでしょうか。

中学の時のテスト勉強と同じに考えてはいけないです。


学校によって、ワークのような問題集は無く、教科書と先生が作成したプリントだけだったりとこの辺りはバラバラです。
先生が作成したプリントは必ず復習(見直しや解きなおし)をしておきましょう。




◆高校で大事なのは評定平均


中学と同じように、各教科に評価(5段階)がつきます。

中学ではこれを内申点と言っていましたが、高校では評定・評定ポイントと呼びます。


高校でもこの評定を大学入試で使いますので、しっかりと数字を取っておきましょう。

これは1年生の時から取っていく必要があります。
(その理由は↓に)


また、中学の内申点と異なる点として

・中学➡内申点の合計

・高校➡評定の平均


で考えます。



◆評定平均をどう使うのか

大学入試には、一般入試・大学共通テスト(旧センター試験)のほかに

総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦・公募推薦 という方式があります。


この総合型・学校推薦・公募推薦のときに
大学側から「出願条件」として「全体が4.0以上」や「3.8以上」「3.6以上」などの指定がされていることがあります。


もちろん、評定平均以外に小論文や面接・事前課題なども利用して合否が出ますが、「出願条件」としていますので
満たしていないとそもそも、その大学に出願書類を出すこともできないということです。


さて、この評定は何年生のいつからいつまでのものを使うのか。


1年生の1学期から3年生の1学期までの「全教科の平均」 です。


合計であれば、あとからの巻き返しで合計数を上げる、ということができますが

平均になるとそうはいきません。
あとから評定ポイントを高く取っても、平均ですので低いものがあれば下がります。

1年生で3が多め、4・5が少なかったとします。
2年生、3年生1学期で4を増やしたとしても

3年間分の「平均」は上がりません。



◆定期考査の点数はのちの大学受験に大きく響く

1年生の最初の定期考査のときから 成績をしっかりと取っておく必要があります。


継続的な学習が不可欠です。



高校の定期考査対策は城南コベッツ塚田駅前教室にお任せください。



お申込み・お問合せは、城南コベッツ塚田教室(047-439-3113)までご連絡ください。
MAIL:covez_tsukada@johnan.co.jp
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2024.03.08



中学受験の受験率の増加

9年連続で増加 23年度には5万2600人
東洋経済オンライン


近年の中学受験は年々、受験率が増加しています。


中学受験9年増加傾向.png

2015年から2023年の9年間、
首都圏の国立・私立中学の受験率は年々上がり、23年度には5万2600人になりました。


2015年以前はどうだったかというと


2002年から2008年の間は上昇傾向にありました。
しかし、2008年からの受験率は下がっています。


◆2008年に何があったか◆

2008年➡リーマンショック

2011年➡東日本大震災


2008年から2014年の間には2回の経済的打撃が起こりました。


そこからなぜ持ち直してきて、年々増加しているのか考えていきましょう。



◆上昇傾向に見る4つの背景◆


①大学の定員厳格化
②2020年 コロナ禍における公立と私立での対応の差
③コロナ禍と並行しての教育改革
④センター試験 ⇒「大学入試共通テスト」へ変更


①大学の定員厳格化

定員厳格化とは、合格者数を定員以内にきっちりとおさめること。
これまで大学側は定員+αの人数を合格者として受け入れていました。

ですが、国から定員を超過した場合、補助金減額が通達されました。
そのため定員をおさえることになり、合格倍率が必然と上がることになりました。


②2020年 コロナ禍における公立と私立の対応の差

コロナ禍の最初の時期は、感染対策として一斉休校が発表されました。
突然の発表ということもあり、学校側も寝耳に水状態。
そんな中、私立校は早い段階でオンライン授業への切り替え、オンライン環境を整えるなど対応が早かったです。

一方で公立校は、今でこそ不登校児への対応のひとつとしてオンライン授業を取り入れているところもありますが、

当時はやはり環境を整えることに時間がかかりました。


③コロナ禍と並行しての教育改革

2020年からはちょうど、学習指導要領の改訂によって教科書改訂が行われる年と被りました。

教科書改訂は4年ごとに行われます。

2020年➡小学校の教科書
2021年➡中学校の教科書
2022年➡高校の教科書


新学習指導要領によって、定期テストの難易度もアップ


④2021年1月実施分から
 センター試験⇒「大学入試共通テスト」へ変更


初年度 英語の難化→ 語数の増加 
2021年5,500語 ➡ 2022年6,000語
センター試験の頃と比較して、2倍の語数

2年目 数学ⅠAの平均点が過去最低点 38.0点

3年目 4科目が過去最低点 たとえば生物 48.46点

4年目 英語が大学入試史上、最高難易度の問題 
総語数6,300語


大学入試の難化、大学の定員厳格化という合格倍率が上がる状況

大学入試が狭き門となっていく



この4つの背景から、内部進学できる学校への需要が増加



◆中学受験ニーズはますます高まっていく

今の世の中は、我々大人が生きてきた時代、保護者の時代と異なる社会になってきています。

この先の日本がどうなっていくのか、先の見通せない将来を見据えたとき

首都圏の小6人口は年々減少しているものの、
中学受験のニーズは今後も続くと言われています。