2022.10.02
- 以前より教科書とかワークの分量が多くなっている
- テスト範囲がやたら広いような・・
- 定期テストの問題が難しくなっている気がする
お父様、お母様、いかがでしょう。
私たちが面談やご相談を承る現場でこのような声がどの教室でも多くなってきています。
結論で言って、お感じになられたことは、まったくその通りです。
今日のテーマは、
「これからは、教科書外からの出題が多くなります」としていますが、実際は、すでにその傾向が拡大していますので、「これからは」の部分が違うかもしれません。
学校によっては、すでにけっこう前から、教科書外出題の傾向が高まっていますし、学年によって、またはテスト問題を作成される先生によっても異なるため、総体的傾向としてのお話として受け止めて頂ければ幸いです。
では、なぜ教科書外からの出題傾向が今後も拡大するのか?
これは、当ブログでも重要視している「新学習指導要領」及び「教科書の改訂」がセットだからです。
学習指導要領が変わるときには、必ず教科書改訂が為されます。
これも至極当然のことなのですが、方針が変われば、教科書内容にダイレクトに反映されて、試験内容にも踏襲されるということです。
悩ましい・・ですよね。
お子さんたちのテスト結果は、優位性を保ちたい、いい点数であってほしい、そういう思いを保護者様のほとんどが抱かれます。
しかしながら、現実、蓋を開けてみると、
「なに、この提出課題の多さは!?」
「なんだろう、この問題は!?」
そんな疑問も出てくることでしょう。
学校の出題方針が変わったのではなく、現実には国全体の方針が変わり、全国の小中高がそれに合わせた教科書で学ぶからです。
そして、教科書会社は1つではありません。
採択と言って、学校によっては採用する教科書が異なります。私立の学校と公立の学校でもかなり異なります。
これらは学校間格差も引き起こしてしまいます。
色々な学校のテスト問題を見ていると、たいてい英数は同じぐらいのところを学んでいるはずなのが、大きくずれてしまっている傾向もあります。
想像するに、学校の現場でも相当大変なのではないかと思います。
塾に通う子どもたちが増加したのは、そういう背景もあるかもしれません。
教科書外からの出題となれば、
学校のワークをパーフェクトにこなしていれば・・ということが通用しなくなるため、必要な実力養成が求められる時代です。
いわゆる一夜漬け学習ではなくて、しっかりとして知識形成と、その応用を日常生活の中で活かせるかどうかを問うようなタイプの問題です。
また、問題で問われていることを ひとひねりして自分で考えて組み立てていき、解法と解答を得るタイプの問題です。
だからこそ、城南コベッツ京成中山教室は、
①教科書対応の演習
②実力養成のための受験まで培うことが出来る演習
この2本を小学生教育から行っているのです。
その具体的手法を是非、知ってほしいです!!