こんにちは。
城南コベッツ 京成中山教室です。
本日は、
定期テスト対策勉強会イベントでした。
午前、午後併せて多くの生徒さんにご参加いただきました。
午前中は「理社対策」
今回、対象中学校2校の社会は2年も3年も
「歴史押し」出題の75%を歴史でいく旨が発表されています。
歴史を苦手とする生徒さんから聞かれるのは、
「用語が頭に入ってこない」「年号が覚えられない」等様々です。
今日も何人かに聞かされました...笑
ただ、こういった不平不満は
「歴史を暗記科目として見ているから出る」わけです。
確かに暗記事項は非常に多く、その知識量だけで得点できた問題も多かったです。
昔はね...最近の受験に関わる歴史の問題の傾向として...
知識量だけを問う問題は減少傾向にあり、以下の様な新傾向が出現しています。
①文章選択肢の問題で、各選択肢の文章が長くなってきており読解力が必要②選択肢の文章の内容はすべて正解でそれを発生順に並べ替える問題③空欄のある年表にどの時期に起こった内容か当てはめさせる問題④グラフや表などで数値を示し、その事柄と数値の動向から当時の社会情勢等を答えさせる問題①はスピーディーな読解力、②③は流れや関連性の把握、④は資料の読み取りと因果関係の把握こういったものが必要になってきます。
勿論、下地には今まで同様
「豊富で潤沢な重要事項の知識」が必要です。
だから、「暗記事項」という側面を見ただけで弱音を吐いている場合ではないぞ!
と言いたいわけです。
暗記は大変ですよね。
苦手な人は本当に苦手だと思います。
教科書や用語集には、無機質に重要事項が羅列されています。
「これを今から覚えるのか...」と思うとため息が出ます。
要は興味があれば幾分入ってきやすくなるかと思います。
そこで歴史ならではの使える学習ツールが「学習漫画」です。
「学習漫画で歴史を学ぶ」メリットは多いです。
①まず、読み物として取っ付き易い②重要単語・人物だけでなく各時代の流れを掴める③文字だけよりも絵やキャラクター描写で飽きにくく印象に残りやすい歴史嫌いの人が勉強するきっかけにはとても良いです。
私が特に推したいポイントは②と③です。
新傾向の問題を見てわかる通り
「暗記した知識が点のまま」では太刀打ちできません。他の用語や時代背景、年号等様々な他の知識と「リンクさせて覚え」ていくことが効率よく使える知識を養うのに不可欠です。その点で
「ストーリーとして歴史の流れが追える漫画の構成」はうってつけです。
また
「キャラクターを介して歴史を読み解く」という点も大きいです。
歴史は
「人が紡ぐ物語」です。
歴史的決断をしてきた偉人たちの心の中には様々な心情が渦巻いていたことでしょう。
教科書の無機質で遊びの無い文章ではそう言ったところを読み取る
のは難しいでしょう。
「偉人たちの心情に寄り添って歴史を見れる」これは歴史をより身近に感じることができて暗記も幾分しやすくなります。
読み物としては漫画ならではの大きな強みです。
勿論、漫画で学ぶことはいい側面ばかりとは限りません。
①政治上の組織体系、各種制度といったストーリー性の薄い内容の理解には不向き②読む作品を適切に選ばないと「作者の主観」や「創作」が絡むので区別しなければいけない③存在感の大きい偉人の描写に内容が寄ることがあり、客観的な視点は他の資料で補完が必要総じて
「歴史の学習漫画はきっかけ作りや補助教材として優秀」という事ですね!
上手く使えば、あなたも歴史博士に慣れるかも...
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