2024.11.14
こんにちは。
城南コベッツ 京成中山教室です。
いよいよ千葉県公立高校入試本番まで100日を切りました。
受験生の皆様もあとはわき目も降らず受験対策にまっしぐら!
といったところかと思います。
そんな受験生様へ...
千葉県公立高校受験
2025年2月までにここを意識して押さえる!
【国語編】です。
◆大問は7つで、読解問題の配点が全体の60%!
大問1=放送問題→8点
大問2=漢字(読み)→8点
大問3=漢字(書き)→8点
大問4=説明的文章読解→23点
大問5=文学的文章読解→23点
大問6=古文読解→18点
大問7=作文→12点
放送問題は記号選択問題です。
コツは聞き取った問題文と情報をしっかりメモに取ること!
気を付けるべきはこのぐらいです。
特別な放送問題対策を思い切りやらずとも大丈夫です。
実際...
放送問題の正答率は例年80%前後もありますので、
難易度としては低めだと言えます。
漢字の読み・書き問題は知識問題の部類ですが、
日々の練習努力の積み重ねが必要です。
ササっと直前に練習したから即点数に
結び付く分野ではありません。
しかしながら...
学習のポイントは比較的絞られており...
題材としては学校で配布される「漢字用のワーク」を
しっかりと練習しておくのが効果的です。
読みについては...
読めればいいわけですから日々の学習では
「いちいちノートに書かなくていいよ」ぐらいに言ってます。
問題は書きです。
さすがにコレは見つめているだけでは覚えられないので、
繰り返し書いて練習しましょう。
書くことが出来ればたいていは読めるので、
漢字の練習=書く練習!という認識で練習してみてください。
ラストの作文は...
例年「作文まで手が回らなかった」という声が多いです。
つまり...
分量的に読解問題でけっこう時間をとられてしまうため、
作文を書く時間に割けなかったということです。
とてももったいないことですね...
なにせ作文の配点は12点もあります。
与えられた条件とか資料があり、
設問に合うかたちで条件付きの自由作文を
仕上げていく形式です。
ただ、最近は定期テストでも千葉県入試と同じ形式で
作文の問題が出題されたり、練習機会とか作文という課題に
向き合う機会が増加している傾向が見て取れます。
そのせいか以前よりも回答力が
高まってきている感じもしますね。
形式はいわゆる10行作文と言われるもので、
文字数にすると200文字以内です。
作文で8点以上取れる生徒さんは大方3割以上います。
一番多い得点が4~7点で、こちらは全体の24.7%です。
ということは、12点満点中4点以上取れる生徒さんが、
全体のほぼ6割はいるということです。
他の受験生と差をつけるためには書いておかないと損!ですね。
さてここで...
もう一度上の大問ごとの配点を確認ください。
現代文(説明的文章と文学的文章)の読解と
古文の読解の大問3つで、なんと64点分あるのですね!
とどのつまり、
「国語の対策の主たる部分=読解力をつける!」
ということになるのです。
「読解力をつけるってどういうこと?」
・そうは言っても語彙力が、、、
・そうは言っても文法事項も、、、
・そうは言ってもそもそも読むスピードが、、、
とか考えていくといろいろ不安要素が
出てくるかもしれませんね。
読解力こそ、一朝一夕ではなかなかうまくいかないかもしれません。
しかしながら...
考えるべき主題としては3つです。
①説明的文章はどうやって解くのか
②文学的文章はどうやって解くのか
③古文はどうやって解くのか
です。
受験では今まで見たことのある文章が出てくる可能性は、
ほぼないとあきらめておいてください。
見たこともない文章が出てくるのは仕方ないことです。
初見の文ですから読会に時間がかかるのは当然だし、
語彙や文法事項もピンポイントで効果的な対策は立てずらいと思います。
ですから考えるべきは「解き方」をどうするのかです。
今回は古文について申し上げます。
中学古文における領域はとても狭いです。
古語もさほど多くは登場しません。
学校で習った古語の範疇を大きく超えるものは出ません。
ではなぜ古文が解きにくいという印象をもたれるのでしょう?
それは主語が(動作主)が誰だかわかりにくいからです。
つまり、主語が省略されているからです。
古文の練習方法としてオススメの方法は、
★問題を解くこと
じゃなくて(まぁ、問題は解くのですが・・・)
★問題を解いた「後」に「解説をしっかり読むこと」
これが一番の学習法です。
そもそも、古文が苦手な人はとことん苦手です。
古文の学習を漫画でやるとやりやすいですが、
実際に学習として取り組むと上記の「主語省略」によって、
よくわからない・・・ということが起こります。
しかし!!
問題を解いた後に、解説に掲載されている
「現代語訳」を読んでみてください。
もう、めちゃくちゃ簡単な内容です。
そのからくりがわかったら、
中学古文は恐れることはありません。
これが「高校古文」でしたら、話は全く別です。
「中学で習う古文」「高校入試対策としての古文」でしたら、
問題を解いた後に解説を読む!
それだけで、
「な、なんだ・・・たいした内容書かれてないね」と気づき、
それがインプットされますので、わからなかったら、
1分待たずに解説見てしまってください。そのほうが早い!です。
★古文が苦手なんだよ~
と、もしお子さんが困っていたら教えてあげてください。
現代文でも英語の文章でも...
動作主が誰かわかれば...
主語が明確だったら文章の読み取りは簡単になります。
そう!「主語」は 何よりも一番大事なのです。
城南コベッツ 京成中山教室
☎ 047-711-4044
maill:covez_keiseinakayama@johnan.co.jp