京成中山教室のメッセージ
中学生の「後期」理科学習攻略のカギは物理分野
2022.09.17
城南コベッツ京成中山教室です。
9月の定期テストが終わると次は11月です。高校生は10月ですね。今回は、中学生の後期の理科にスポットを当ててみます。
中学生の「後期」学習においては、全教科で学校の進度も早くなると思います。
最終的に2月に学年末テストがあり、そこまでに新カリキュラムの学習を終えていくためには、という逆算が成り立つからです。
近年、理科の需要が増えているのは、多分どこの学習塾も一緒でしょう。
平成24年の前の理科は3年間を通じて「上」と「下」の2冊だったのですが、今はきちんと1年生用、2年生用、3年生用と3冊の教科書があり、
私たちが教科書準拠で使用している各教材も、その後何度かの改訂を経て、さらに分厚くなっています。
高校から単元が降りてきたり、単元が追加されるなどして、だんだんとボリュームが増えてきた実感です。
中学生たちの理科学習では、後期に「物理分野」を習うことが多いです。
理科の分野は大きく分けて1分野と2分野に分かれます。1分野に入るのが物理と化学、2分野に入るのが生物と地学です。
前期では生物と化学を実施する学校が多く、
後期では地学と物理が多いようです。
物理分野は計算や表の読み取り、グラフの読み取り、実験絡み、作図、計算などが登場し、数学が苦手な生徒さんとか、単位変換した計算が苦手な生徒さんは、
とたんに苦手意識を持ってしまいます。
【1年生の物理分野】
光、音、力が土台となります。
光では「光の進み方」「反射と屈折」「凸レンズ」
音では、「音の伝わり方」「音の大きさと高さ」
力では、「力とはたらき」「力の表わし方とばねの伸び」「2つの力のつり合い」
これらを学習することになります。
【2年生の物理分野】
こちらはなんといっても「電気分野」です。2年の物理は全部「電流とその利用」という内容で、こういうのが嫌いな人は、げんなりしてしまうかもしれません。
「回路の電流と電圧」「オームの法則」「抵抗の接続」「電力」「電流による発熱と電力量」「電流がつくる磁界」「電流が磁界から受ける力」「電磁誘導と発電」「直流と交流」
「電気を帯びた粒子」「電流と電子」「放射線とその利用」
後半のいわゆる電流の正体のところは、近年追加されたものです。
ちなみに、電流の分野 つまり2年生の物理分野は、全国の高校入試問題の中で、最も出題される可能性が高い分野です。
【3年生の物理分野】
運動とエネルギーという大きな単元があります。
3年生で習うのはここです。
「力の合成と分解」「浮力」「水圧」「運動の速さと向き」「力を受けていないときの物体の運動」「力を受け続けるときの物体の運動」「力の向きと運動」「慣性」「作用と反作用」「仕事「仕事の原理」「仕事率」「エネルギー」「力学的エネルギー保存」「エネルギーとその移り変わり」「エネルギーの保存と利用の効率」
これらが単元です。
先の入試問題の構成を捉えると、物理、化学、生物、地学は、それぞれ同量の出題ですが、なにせ物理分野は問題として出るときも、問題そのものが長文だったりしますので、
苦手意識が出ると、本当に嫌になってしまうこともあります。
総じて言うと、物理分野の攻略は受験の必須要素になっています。
生物分野や地学分野の暗記系統が多いものと違って、実験に絡んだものが多く、どうしても計算があり、単位変換があり・・・ということで、
理科が苦手!という生徒さんが増加しているのです。
中学生の後期学習では、理科の「物理」分野は特に要注意だと思います。
ではその学習法は?
理科の攻略は一言でいうと
「パターンが決まっている」と言えるので、
その問題のパターンを掴むことです。
具体的な内容については、是非、教室でご確認頂ければ幸いです!
9月の定期テストが終わると次は11月です。高校生は10月ですね。今回は、中学生の後期の理科にスポットを当ててみます。
中学生の「後期」学習においては、全教科で学校の進度も早くなると思います。
最終的に2月に学年末テストがあり、そこまでに新カリキュラムの学習を終えていくためには、という逆算が成り立つからです。
近年、理科の需要が増えているのは、多分どこの学習塾も一緒でしょう。
平成24年の前の理科は3年間を通じて「上」と「下」の2冊だったのですが、今はきちんと1年生用、2年生用、3年生用と3冊の教科書があり、
私たちが教科書準拠で使用している各教材も、その後何度かの改訂を経て、さらに分厚くなっています。
高校から単元が降りてきたり、単元が追加されるなどして、だんだんとボリュームが増えてきた実感です。
中学生たちの理科学習では、後期に「物理分野」を習うことが多いです。
理科の分野は大きく分けて1分野と2分野に分かれます。1分野に入るのが物理と化学、2分野に入るのが生物と地学です。
前期では生物と化学を実施する学校が多く、
後期では地学と物理が多いようです。
物理分野は計算や表の読み取り、グラフの読み取り、実験絡み、作図、計算などが登場し、数学が苦手な生徒さんとか、単位変換した計算が苦手な生徒さんは、
とたんに苦手意識を持ってしまいます。
【1年生の物理分野】
光、音、力が土台となります。
光では「光の進み方」「反射と屈折」「凸レンズ」
音では、「音の伝わり方」「音の大きさと高さ」
力では、「力とはたらき」「力の表わし方とばねの伸び」「2つの力のつり合い」
これらを学習することになります。
【2年生の物理分野】
こちらはなんといっても「電気分野」です。2年の物理は全部「電流とその利用」という内容で、こういうのが嫌いな人は、げんなりしてしまうかもしれません。
「回路の電流と電圧」「オームの法則」「抵抗の接続」「電力」「電流による発熱と電力量」「電流がつくる磁界」「電流が磁界から受ける力」「電磁誘導と発電」「直流と交流」
「電気を帯びた粒子」「電流と電子」「放射線とその利用」
後半のいわゆる電流の正体のところは、近年追加されたものです。
ちなみに、電流の分野 つまり2年生の物理分野は、全国の高校入試問題の中で、最も出題される可能性が高い分野です。
【3年生の物理分野】
運動とエネルギーという大きな単元があります。
3年生で習うのはここです。
「力の合成と分解」「浮力」「水圧」「運動の速さと向き」「力を受けていないときの物体の運動」「力を受け続けるときの物体の運動」「力の向きと運動」「慣性」「作用と反作用」「仕事「仕事の原理」「仕事率」「エネルギー」「力学的エネルギー保存」「エネルギーとその移り変わり」「エネルギーの保存と利用の効率」
これらが単元です。
先の入試問題の構成を捉えると、物理、化学、生物、地学は、それぞれ同量の出題ですが、なにせ物理分野は問題として出るときも、問題そのものが長文だったりしますので、
苦手意識が出ると、本当に嫌になってしまうこともあります。
総じて言うと、物理分野の攻略は受験の必須要素になっています。
生物分野や地学分野の暗記系統が多いものと違って、実験に絡んだものが多く、どうしても計算があり、単位変換があり・・・ということで、
理科が苦手!という生徒さんが増加しているのです。
中学生の後期学習では、理科の「物理」分野は特に要注意だと思います。
ではその学習法は?
理科の攻略は一言でいうと
「パターンが決まっている」と言えるので、
その問題のパターンを掴むことです。
具体的な内容については、是非、教室でご確認頂ければ幸いです!