京成中山教室のメッセージ
文部科学省 学習指導要領「生きる力」実現のための具体的指導
2022.09.26
とりわけ、教育においては、その機会均等を児童・生徒に与えることにあり、時代の変化とともに、教育の指針と言える学習指導要領を策定しています。
私たちのような教育機関も含め、学校や教育委員会などでもこの指導要領に従って、各種教育が現場で実行されているのです。
世界の国々は、日々起こる問題や課題を解決しながら前進しています。
世界中に人々は、よりよい世界を目指すために、日々新しい技術を磨き、新しい製品、新しい制度の開発に余念がありません。
パンデミックとなったコロナウィルスに対してのワクチン開発であるとか、高速回線を使った様々なサービス拡充、空飛ぶバイクや小型飛行機の開発、脱炭素化を目指す動き、CPUの能力のさらなる進化・・・など、すべての分野で日進月歩のごとく、突き進んでいます。
新しい技術をさらに進化させ、万人の利便性とか暮らしやすい生活の補助を行うレベルにするためには、素材の研究とか、工程の管理なども必要になり、
コストのダウンサイジングも必須となります。
まさに色々な分野における開発競争は毎日毎時間、毎分と行われているのです。
そういう新しい時代の技術を研究開発したり、世に出す人たちは、やはりそれなりに教育を積んで、より精度の高いものを求める要求に応えうる人たちになります。
つまりは、今の若い世代の人たちが、次代を担うということです。
その根本は教育にあり、義務教育しかり、避けて通ることが出来ないものです。
文科省は、指導要領の中で「生きる力」を掲げました。
生きる力をはぐくむことを目指し,基礎的・基本的な知識及び技能を習得させ,
これらを活用して課題を解決するために必要な思考力,判断力,表現力等を
はぐくむとともに,主体的に学習に取り組む態度を養うために,
言語活動を充実することとしています。
(※文部科学省のサイトからの抜粋)
文部科学省のサイトはこちらから
さて、ここで登場した「言語活動」と言う言葉、
実はこのまま教科書内の目次にたくさん目にします。たくさん目にするというのは、大げさな・・・と思うかもしれませんが、
事実、英語のテキストなどご確認ください。
または、塾へお通いでしたら、お子さんが使っている学校の教科書準拠のワーク系教材を開いてみてください。
市川市 中学1年生英語(三省堂)の準拠教材iワーク英語1年の目次.pdf
↑
こちらをクリックすると準拠教材のiワークというテキストの目次を
ご確認頂けます。
すごくたくさんありますよね。
「言語活動」
要するに、文部科学省による新しい学習指導要領が求めている英語のスキルは、
一昔前と比べたら、全然!!違うということです。
この点の理解がないまま、今までと同じようなスタイルで学習をしてしまうと、新傾向の入試問題に対応できなくなってしまいます。
傾向と言うのは、長年その傾向が継続していたならば、掴みやすいですが、
新傾向というのはそのときから変化するのですから、旧態依然が通用しなくなるということになるのです。
求められる力が、根本から異なるのですから、努力の仕方を変える必要があると思うのです。
英語の成績がなかなか伸びないという人たちは、一度自分自身の英語学習への取り組み方を見直してみるといいかもしれません。
机に向かう時間に比例せず、なかなか点数がアップしないのは、着眼点と取り組み方がもしかすると違うのかもしれません。
合理的にそして、短時間にその解決の糸口を一緒に探っていきませんか?
そして、
文部科学省が求めているものは何なのか?です。
それは実生活の中で使える学問ということです。
ですから、単に暗記量を増加するだけではなく、いかにその教科としての学問を「活用できるのか?」というところに主眼を置いています。
英語の文法学習は、英語のルールに則ったものであるべきで、その絶対的な正しさが
「以前は」強調されていました。
でも今は、英語を現実に使う必要がある、これからはグローバルに活躍する人材を育成する必要がある。
そんな関連もあって、
実際のコミュニケーションスキルを学ばせる必要があるという時代になったのです。
外国の人たちが、全員母国語を100%正しく使っているかというと・・・実は母国語を使用する人たちも文法が違うこともあるのですね。
私たち日本人が使う日本語だって、めちゃくちゃ間違って使っている人は、ものすごくたくさん居ます。
私が使う日本語も実は間違っている箇所がたくさんあるでしょう。
しかし、普通に日本語でコミュニケーションできますし、自分で勝手に言葉をつくってしまったりすることもあります。
言葉ってそんなもんです。
で、実際の活用となると、やはり話せる力とかも必要なのですね。
だから、Speaking も将来、試験の中で問う必要があるっていうことで、民間試験を利用したりとか、大量の音声データをクラウド保存し、尚且つ正しく採点できるシステムを構築するための準備が進んでいるということです。
学んだ学問をスッキリとアウトプットさせる=会話ができるっていうことにもつながります。
だから、「言語活動」というものがあります。
文法はあくまでもコミュニケーションの幹の部分が大崩れしないためにあるということです。
文科省は、言語能力の向上をさせなくてはいけないと思っています。
だから、「言語活動」を通して、英語だけれど、国語にも関連性を持たせ、その表現や語句、そして論理展開が違う点と同じ点への気づきを誘発させて、さらには文化とか歴史とか、慣習への深い理解が得られるように工夫させていくということに繋がっていくのですね。
これは、国語だけに限らず、他の教科にも波及し
英語と国語の関連性
社会と理科の関連性
こんな風に「教科横断」がこれからどんどん進むと思います。
だから・・・・
共通テストへの批判がありこそすれ、文科省は強い信念の元、教育改革を断行しているのですね。
この流れは、私たち日本国の人たちが、これからの未来を生き抜くために、国が徹底して考えた結果のことです。
国家を悪くしようとするのではなく、
国家を良くしようとする大きな流れです。
まあ、こんな大仰なことを書かずとも、なんとなくわかりますよね。
教育は後退することはなく進化していくものですので、受験対策とかテスト対策をするときには、そういう変化を取り入れて、尚且つその対策はどうすべきなのか?を
考えていく必要があります。
今は、中学の定期テスト、高校の定期考査の内容も少し前と比べても大きく変わってきています。
城南コベッツ京成中山教室は、これらの状況から
①教科書準拠の内容
②受験で勝つための実力養成
この2本をコアに捉えています。