城南コベッツ京成中山教室

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京成中山教室のメッセージ

一万の言葉

2022.09.26

城南コベッツ 京成中山教室です。

9月も終わりに差し掛かり、いよいよ今週末には10月になりますね。
受験生の皆さんも日々自分を追い込んで、勉学に勤しんでいる事と思われます。
辛い冬の先には必ず春が待っています。
最後の頑張り処ですよ!!

さて、本日は英語...それも英単語のお話です。

「大学に合格するために一体いくつの単語を覚えればいいのだろう...?」
単語帳をめくりながらぼんやりと考えたことのある受験生の皆さん多いのではないでしょうか?
受験において無視はできない「暗記学習」その最たるものが英単語かと思われます。

では実際のところ現実はどうなんでしょうか。

まず、大学受験で誰しも通る「大学入学共通テスト」
2021年の第一回大学入学共通テストの英語問題の総語数は約5500語でした。
勿論、dog、play等中学生はおろか小学生でも知っているような単語も含めてのことですから、数字だけ見て怯えないでくださいね。

ただ、危機感は持ちましょう...

一般的に中学までに覚える英単語が約1600語~1800語程度...高校で+2000語~2500語程度とされています。
普通に学校の勉強だけで覚えられる単語はMAXで約4300語...

つまり...共通テストで満点を取るには足りないんです!1200語も!

では5500語覚えて共通テストを何とか正答率7~8割で乗り越えたとしましょう。
ここからは受験する大学のレベルに応じて必要になってくる語彙力も変わってきます。

ここでタイトルに注目!!

「一万の言葉」...

へ? 10000語...? 共通テストの倍? 倍!? そんなに必要なの!?

はい...最もこれは私大最難関の所謂「早慶」の文系学部の特に難しい時の話です。
例えば、早稲田大学の法学部では大問で約1000語で構成された文章を読ませたこともあります。

MARCHレベルでも大体6000語~7000語相当...

最早、英語の書物を辞書なしで読めるくらいでないと難関大学の合格安全圏は厳しいのが現状です。

ですが...英単語は積み重ね学習が効果的です。
ローマは一日にして成らず!
英単語も一日にして成らず!

考えてみましょう。
中学1年から大学受験を見据えて英単語の勉強を始めたとして...
365日×3年=1095日(中学3年間)
365日×2年+275日=1005日(高校入学~高校3年12月末まで)
1095日+1005日=2100日

つまり高校受験試験日本番まで2100日時間があるわけです。
単純計算で10000語を2100日で割ってみましょう。
10000÷2100=4.7619...(約4.7)

つまり初歩の初歩の単語も含めて1日5個英単語を覚えることを毎日続ければあなたも早慶レベルの語彙力が身に付くかもしれないのです!
「10000語」と聞くと悲壮感が感じられますが、「1日5語」と考えるとなんだかできそうな気がしませんか?

語彙力は受験においてはいわば「基礎体力」のようなものです。
多ければ多いほど合格も近づくし、大学の勉強以降も役立ちます。