城南コベッツ京成中山教室

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京成中山教室のメッセージ

定期テストと「生きる力」(※新学習指導要領)と基礎習得の重要性と

2022.11.01

11月です。

1年がスタートして、2ヶ月過ぎたときに、「一年の6分の1が経過した」3か月過ぎたときに、「一年の4分の1が経過した」、4か月過ぎたときに「一年の3分の1が経過した」・・このように経過を分数で捉えたりします。

11月になると、「今年も残り2ヶ月か」となり、
12月になると、「今年も残りわずか」となります。

お父様、お母様、本日もお仕事お疲れ様です!毎日多忙ですよね。仕事と家のことをこなして、尚且つ子供たちのことにも向き合ったりと、やることが沢山あります。

家族の中では、その家族じゃないとわからないような問題も抱えているかもしれません。

いずれにせよ、笑って日々を過ごせるようになりたいものです。


11月から12月初旬は、城南コベッツ京成中山教室近隣の公立中学校(第六中、第四中、葛飾中)の定期テストが実施されます。

中学生たちにとっては、通知表評価がされる重要なテストです。

通知表の1~5の数字は、内申点です。

学年末のテストが終わると、学年の評価が内申点として記録されます。評価の大きな部分を占めるのが、定期テストの結果ですので、用意周到に対策を講じていかなくてはなりません。

昔の感覚ですと、

学校の教科書と学校のワーク、学校から配布された課題プリントなどをそつなくこなしていれば、比較的高得点は取りやすいのが、定期テストでした。

ところが今は、

新学習指導要領のテーマは「生きる力」となっております。

紐解いていけばわかるのですが、将来、この日本における若年労働力の低下とか、高齢化の問題などから、
いかにして労働生産性を向上させ、世界で勝てる人材を育成するかがポイントとなっています。

ですから、海外留学生を積極的に呼び込んだり、日本における英語教育をもっともっと強化していこう、speakingもしっかりと出来るようにしていこうという流れが見てとれます。

また、技術者の育成も急務であるがゆえに、文系であっても数学力が必要という観点から、数学や理科系科目など、サイエンスの世界を重視しているのがわかります。


育成課題は多岐にわたり、まずは義務教育の小学校・中学校から順次新学習指導要領のもと、新教科書で学んでもらおうとして、動きました。そして今年の4月からは高校生の内容もガラリと変わり今の高校1年生以降は、新課程で学んでいます。

教育の器が変われば、中の品物も変わる・・・

そんなわけで、入試も変化してきましたし、定期テストの内容も変化過程にあります。


私たちが感じているのは、

一言で言えば、以前よりも「思考力を問う問題」が増加しているということです。増加していて、尚且つ、内容も凝ったつくりになっていたり、教科書外からの出題で難易度を上げたりしています。

すでに教科書対策だけをやっていれば良い・・という時代ではなく、

一年生だから、まだ教科書対策だけでいい・・ではなく、

二年生だから、まだ入試対策は早い・・・でもなく、


教育の根本が変わっていくのだから、小中高と大系的な学習を積ませていくべきだと考えます。


どんなに頭のいいひとでも

基礎をないがしろにすることはありません。

基礎が抜けてしまっていたら、定期テストの対応も重要ですが、長い目で見れば、基礎習得を優先すべきだと思うのです。


抜け落ちてしまっている知識をさかのぼっていくと、

「あ、この部分までは理解しているんだね」というのがわかります。

逆に、

「かなりの抜けがみられる」ということもわかります。


これは特に英数で見られる現象で、その根本対策を、保護者様とよく話あって方針を決めていくことが重要で、

重要な定期テストの対策もしていくけれども、
もっと根っこの部分に原因があるので、その対応が急務である・・このことをしっかりと話し合って学習カリキュラムを立てていくことが出来れば、どんな生徒さんでも必ず成績向上します。


11月から12月初旬は、公立中学校の生徒さんにとって重要な定期テストが実施されます。

でももし、

生徒さんの状況が、かなりの黄色信号、赤信号状態であるならば、
一度問題や課題点を整理して、思い切って戻る学習をしていくほうが、長い目で見て有効ですので、しっかりと話し合いをしましょう。


その尺度として

★「平均点を上回っているかどうか」
 ↑ ↑ ↑ ↑
とても重要です。


平均点との乖離(かいり)がプラス乖離で平均よりも上の点数なのか、マイナス乖離で、平均よりも下の点数なのかを一つの尺度にしてみてください。


もし、マイナス乖離が、大きければ、基礎習得に時間がどうしても必要です。

例えば、平均点が60点のテストに対して、自分の点数が50点、40点、30点、またはそれ以下だとしたら、1教科あたりの偏差値で考えると、10点以上のマイナス乖離は、以降よほどの計画と頑張りがないと、成績向上までの距離が長くなってしまいます。


お子さんの成績状況を見るときには、

①まずはわが子の点数を知る

②その教科の平均点を知る

この2つはセットだと思って頂き、プラス乖離なのか、マイナス乖離なのかを見てみましょう。


上述のごとく、マイナス乖離が大きい場合とか、過去の点数推移を見て、その状態が改善していない様子、または相当のばらつきがある場合は、黄色か赤信号だと思われます。


偏差値で見ていくと、1教科偏差値というのは、5教科偏差値の点数差の5分の1となります。

つまり、1教科偏差値が1つよくなるのも1つ悪くなるのも、ちょっとした点数の上下ですぐに変わってしまうということです。

その際の重要な指標が「平均点」です。

なぜ平均点が重要かわかりますよね。平均点が40点のテストと、60点のテストでは全く違うからです。

ですから、5教科合計の平均点と1教科ごとの平均点は、試験後に必ず聞くようにしましょう。

学校の先生が教えてくれる段階では、「クラス平均」かもしれません。

のちに、個票が配られた際には、全体平均として出てくるので、データとして必要なのは、全体平均のほうがいいでしょう。


1教科のマイナス平均乖離が10点でも黄色信号または赤信号というのはなぜかと言うと、それだけでも1教科偏差値は、5~6ダウンするからです。
概ね平均点の上下数点の箇所が偏差値50を示します。その平均から10点低いということは、だいたい44~45の偏差値ということになります。(あくまでもその学校内での)


「・・・平均点から10点低かったか・・次は頑張ろう」

この考えは、上に説明で、ちょっとリスキーであることが理解できるかと存じます。


だいたいマイナス平均乖離が15点~18点ぐらいで、1教科の偏差値が10ぐらいダウンしますので、偏差値40になってしまいます。

ということは、マイナス平均乖離が、20点とか30点というのが、かなりの危険水域にあることがわかるのではないでしょうか。


★心配な場合は、まず診断を受けてみてください。



【こんな方はまず診断を】

・わが子の学習状況を正確に知りたい

・なぜ点数が取れないのか原因を探ってほしい

・平均点に比べて低い教科がある

・机に向ってはいるけれど、なぜか成績があまり伸びない

・勉強のやり方がわからない

・定期テスト前の勉強法がわからない

・以前よりも点数が下がってきている


診断に要する時間は、概ね10分ぐらいです。
学力テストのようなものを実施するわけではありませんので、ご安心ください。


ご希望の方は、こちらのフォームからお願い致します。フォーム内で「診断希望」とご記入いただけるとスムーズです。

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