城南コベッツ京成中山教室

Tel:047-711-4044

  • 〒272-0814 千葉県市川市高石神2-1 1階
  • 京成本線 京成中山駅 徒歩4分 / JR総武線 下総中山駅 徒歩5分

受付時間:14:00~20:00/日祝休

  • 1対2個別指導
  • atama+個別指導
  • デキタス個別指導
  • ジュニア個別指導
  • スタディ・フリープラン
  • 城南予備校オンライン
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • デキタス
  • プログラミング

京成中山教室のメッセージ

情報系学部が人気!将来の自分自身の価値を高めていこう!~今の、そして未来の課題~

2023.01.26

プログラミング教室が急増した背景には、我が国日本におけるIT人材の不足という大きな課題がありました。
それは今も続いており、近年は大学入試時における学部や学科、コースなどの選択で高校生たちのセレクトが高まっています。

【情報系とは?】

情報というと、完全に理系のイメージがありますが、実は文系でも情報系はあります。ただし、文系は、マスメディア系が多く、

純然たる情報、ここにはプログラミングが絡んでくるのですが、においては、やはり理系に多くが集中します。

情報を学んだ先にある就職は、SE(システムエンジニア)が多いです。こちらは需要も多く、やはり今もこの先もコンピュータの技術は高度化され、様々な業に関わってくるため、まだまだ人材が不足と言われています。
多種多様な業界への就職、多種多様な職種で望まれている人材と言えるでしょう。

近年は、企業を外部からのウィルスやハッキングなどの被害から守るセキュリティー部門も強化しなくてはならない実情もありますし、

通信環境もより高度化され、スピードもより求められるようになるため、この部門での需要もかなり高いです。

基本となるプログラミング技術としては、Pythonやjava script などが有効で、昨今の学校教育における「情報」の教科化、及び共通テストにおける2025年からの「情報Ⅰ」の教科格上げからも窺い知ることが出来ます。


【国が力を入れている】

学びについて、基幹を為すのは、このブログでいつもお伝えしておりますとおり、国(文科省)が定める教育指導要領となります。

ここ数年の変更の中でも直近の大変更においては、
学校教育を根本から変えていくのだ!という強い意思を感じますし、実際、学校の現場や学習塾での指導形式も変わってきました。

同時に、入試制度改革も進行し、3年目となる共通テストや、高校受験、はたまた中学受験においても[思考力・判断力・表現力]を問う、内容がどんどん増加しています。

中でも力を入れているのは、

「英語」「数学」「情報」ではないでしょうか。


【英語】

国際学力テスト(PISA)において、または諸外国を含めた日本の英語力は非常に低くなっています。
アジア圏でも日本は外国語に弱いとされていて、英語教育は思い切り強化され、単語や文法で習う事項が増加しています。
その増加ぶりは、一気に!と言っても過言ではないぐらいでした。

【数学】

数理資本主義だ!と言われ久しく、経済白書でも「一に数学、二に数学、・・・」このように謳われるなど、第四次産業革命の真っただ中で、本来の技術大国日本が米国や中国に水をあけれれている現実から、憂いの声が聞かれるが如く、この遅れをなんとか取り戻そうとする意思を感じます。
これは文系でも数学は必要だ!という流れになっていることからも非常に色濃く出ています。

【情報】

情報という広義の内容よりも「プラグラミング」についての教育を小学校の低学年から進めていくというムーブメントです。
2020年度に小学校でプログラミング教育が必修化され、2025年の共通テストには、情報Ⅰが教科として格上げし出題されます。。



はて、

なぜ?こんな風になってきたのでしょう。


と、その前に


日本はかつてのバブル崩壊から闇を彷徨うがごとく、辛抱の時代を長く余儀なくされていました。
その世代のお父様、お母様たちは、あの時を覚えていらっしゃいますね。
その後も世界を、日本を震撼させる出来事は多くあり、気づけば、周りを見渡せば、

日本で多く利用されているWEB系のサービスは、国産ではなく、ほとんどが米国、中国が席巻してしまったわけです。

かつての日本は、銀行系も商社系も技術系もこぞって優秀で、世界の優秀な企業50社の中にたくさん名前を連ねていたのです。

ところは今はどうでしょう。

ここ何年も多くの外国系企業に抜かれ、新サービスに脅かされ、日本の会社が上位に食い込むことはなかなかレアとなっているのです。


つまり対外の活力、貿易力、優位性などの面でも、どうも違うぞ・・・という流れになってしまったのです。


「内需拡大」確かに重要です。
でも今は、ビジネスもボーダーレスの時代で、WEBサービスやAIを駆使した技術で、簡単に越境できる時代となりました。海外を相手にいくらでも仕事ができるという時代です。

「技術開発」すごく重要です。
しかし、今は日本には、世界を驚かすようなビッグサービスがないため、知らず知らずのうちに海外技術と海外製品、海外からの日本語訳されたサービスを使うのがデフォルトになっています。

このような状況や背景の中で、

日本における現状を再度見れば、

「少子高齢化の問題」「コロナ関連の問題」「社会保障の問題」「国の借金が増大している問題」などなど、雲行きが怪しくなっているのです。


特に少子化は、合計特殊出生率から計算しても、どうあってもこのままでは1億人を切ってきて、数千万人の国家になるのが目に見えております。

最近になって都知事の発言から端を発し、国も本腰を入れるのか?
という段階に来ていますが、

子供って、そう簡単に増やせるわけではありませんし、今のドル高進行や国内の物価高騰などから、子育てをする世代が苦しくなっているわけですから、
計画外のことはなかなかできません。

深い深い事情があり、すぐには解決は難しい問題の一つなのですね。

いずれ我が国は、若年労働者の人数が減ってしまい、社会保障負担、税負担が増加するのが目に見えているため、早急に対策が望まれているという段階にあります。


これからの未来を担う子供たちは、そんな大海原の中で求められるスキルが増大していくということです。

【今、学校で何が起きているのか】

これは、一言で言うと、学力の二極化です。

相当深刻なぐらい拡大しているのですが、まだ大ニュースになるまでには至っていません。
しかし、じわじわと進行しているこの課題は、きっと早晩問題視されてくるでしょう。

でも私は思うのです。

時代はもう変な垣根を講じても仕方ないのでは?と。

官と民の融合しかりで、学校や私たち民間の学習塾もよい意味で融合して、協力しあって未来を担う子供たちをしっかりとサポートしていくべきではと。



【鍵はどこにあるのか】

これはあくまでも個人的意見です。

小学校における教育にあると考えております。

前回までの指導要領の段では、小学校から中学校に上がってもさして格差は大きくないと感じていましたが、直近の新学習指導要領以降は、私たち学習塾でも驚くぐらい、特に英語力の差が中1から炸裂して、中学に入ったとたんに露呈してしまう状況です。

みれば中学1年で登場する単語数が、中2や中3よりも圧倒的に多いので、英語での遅れが出てしまうことが多いようです。

あとは数学です。
数学は最初の正負の計算をうまく乗り切り、文字式を乗り切った後の方程式のあたりから格差が拡大していきます。
ですから、夏を起点にという印象を強く持ちます。

中学では英語と数学が非常に重要な教科ですので、この2教科で遅れてしまうと、あっという間に「勉強がわからない」ということになりかねないのです。

ですから、

私たちと懇意ある学習塾(城南コベッツとは違うブランド)でもこの問題は大きな問題として捉えていて、小学生たちの学習を去年から思い切り変えているという情報ももらっています。

小学校での学習で、国語と算数と英語は、しっかりと土台作りをしていくことが重要なのです。