京成中山教室のメッセージ
桜にまつわる歌~ 4月の入学式シーズンまで咲いてますように
2023.03.28
突然ですが、aikoの「桜の時」という歌が、スーパーで買い物しているときにかかりました。
春の音楽特集で選曲された歌でした。
この歌が流れると、少し離れた場所にいた若いお父さんが我が子を抱きながら音楽に合わせてステップを踏んでました。
いい光景だなぁ~と思いました。
毎年、桜の花を見ると躍動感が感じられて、「新年度スタートだなぁ」と新たな気持ちを抱くことが出来ます。
それぐらい、日本人の心の中に桜は染み入っていて、特別な花なんですよね。
日本には法で定めた国花はありません。
でも「桜」と「菊」が国に愛されていることから、その象徴として言われて久しいです。
私は、子供の頃、小さな自分の部屋に地図が貼ってあり、記憶は定かではありませんが、ソメイヨシノが国花として書かれていたように覚えています。
美しい日本の四季。
春の訪れが人々の気持ちを軽やかなものにします。
もし・・・今私が花粉症であれば、(もう1人の教室長は花粉症・・・)春は疎ましい季節になってしまうことでしょう。
幸い、まだ花粉症ではないようですので、やはり春は待ち遠しいのです。
4月になると、新しいスーツに身をまとった新入社員の人たち、ちょっと大きめの学生服で緊張の面持ちで歩く新1年生たちを見るにつけ、
今年もスタートだと感慨深くなります。
今、この瞬間。
中には、学校のことや人間関係などで、悩みを持っている子たちもいるかもしれません。
また、大人でも将来に対する不安や、今抱えている悩みが大きくて、どう対処したらいいのかわからないという方もいらっしゃることでしょう。
私は、そういうときに、
「底荷のない船はまっすぐ進まない」という古の言葉を思い出すようにしています。
人間誰しも悩みや不安は何かしら抱えている。
それがあるからこそ、人間は真っすぐ前を見て進むことが出来るのだ。
というまるで、戒めなのか、応援なのか、叱咤激励なのか、わからないのですがふと頭の中でつぶやいてみると、そういうもんなんだなと腑に落ちるのです。
春を感じる季節になりました。
桜にあるエネルギーを感じ、自分自身が生まれ変わるチャンスと捉えてみてはどうでしょう。
人はリセット出来るものです。
リセットした後の人生が悪くなるのか、良くなるのかはわかりません。
未来を予測することは不可能だからです。
でも、そこに道があれば進むしかないですし、進んでから考えればいい!そのように考えていくと幾分気持ちが楽になりますよ。
どうか、この桜が入学式シーズンまで咲いてくれますように。