京成中山教室のメッセージ
勉強とスポーツ...実は似ている?~「分かる」と「解ける」は違います~
2023.04.03
こんにちは!
城南コベッツ 京成中山教室です。
WBC日本代表の大活躍がまだ記憶に新しい今日この頃...
間髪入れずに、先週末からプロ野球のレギュラーシーズンが開幕しました。
私事ですが、贔屓のチームの試合結果に一喜一憂する日々が戻ってきたわけです。
スポーツを見るのが好きです。
前述の通りプロスポーツを観戦するのも良いですが...
教室に通っている生徒さんの「部活動での頑張り話」を聞くのも楽しいものですね。
「大会で自己新記録出したよ!」
「朝練でいっぱい走ってキツかった~」微笑ましいものです。
スポーツの上達は当然ながら「練習の積み重ね」が必要不可欠です。
例えば、野球の打撃で...
「バットの握り方」「足のスタンス」「スイング時の軌道」「フォロースルー」
「狙い球の位置や球種」「引っ張る場合と流す場合の判断」...etc
バッティングを構成する要素はたくさんありますが、
その知識はネットや教本で調べれば大抵わかります。
ただ、それらを完全に知識として把握しても当然ながら試合で活躍することはできません。
「方法」を知っていても、実際にボールやバットを使って「練習」を重ねてイメージ通り
に体が動くようにしないと難しいでしょう。
さて、日々生徒さんの勉強を見ていて、ふと考えます。
このような「スポーツにおける上達プロセス」は「勉強のそれ」と通ずるものがあるのかなと...
では、さっきの野球の話を数学に置き換えてみましょう。
◆「バットの握り方」「足のスタンス」「スイング軌道」等といった「バッティングの構成要素」
これは数学においては「基本的な問題の解法及びそれに必要な公式などの知識全般」のことです。
いろいろありますよね。
「図形の面積の公式」「因数分解のたすき掛け」「確率における樹形図の描き方と使い方」...etc
◆正しい「バッティングの構成要素」を「調べる」
数学においては「解法や知識を頭に入れる事」なわけですから
「授業や独学による知識のインプット作業」というわけですね。
◆「練習」を重ねてイメージ通り体が動くようにする
「インプットした解法知識」を実際に使ってみるわけですから、
「演習問題を解く実践(アウトプット)」ですね。
生徒さんにも様々なタイプがあります。
「知識のインプット」は十分だけど、いざ実際に問題を解いてみると知識を使いこなせていない。
「練習(=演習問題)」にガンガン取り組むけど、「解法や知識」が不足している為、正答率が悪い。
数学は「分かった(理解できた)」からと言って、実際に問題が「解ける」とは限らないのです。
(スポーツと言っていることは一緒ですね)
「知識や解法」はたしかに必要不可欠ですが、あくまで「武器」に過ぎません。
ただ持っているだけではだめなのです。
使いこなすには十分な「反復練習」と「実戦経験」が必要不可欠なのです。
強打者がバッティング練習をガンガン繰り返して実践感を掴むように...
勉強でも演習問題にどんどん取り組んでいきましょう!
城南コベッツ 京成中山教室
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