京成中山教室のメッセージ
環境作りは大事!~勉強に集中できる室温は何℃?~
2023.07.07
こんにちは。
城南コベッツ 京成中山教室です。
7月に入り、日中はうだるような暑さの日が出始めてきました。
本日、7月7日(金)...
千葉県市川市の最高気温...
34.5℃!!
その時点での湿度が72%ですから、
若干蒸し暑いと感じるくらいでしょうか。
いよいよ受験生にとって勝負の夏が始まります。
全力集中で勉強に励み、合格を手にしたいものです。
では...
「勉強に集中できる最適温度」ってどのくらいなのでしょう?
①文部科学省が認める快適環境!学校環境衛生基準の場合
◆学校環境衛生基準とは?
「学校における環境衛生に係る事項について、
児童生徒等及び職員の健康を保護する上で維持されることが望ましい基準」
学校は毎年定期にまた必要時において臨時に、これに基づき環境衛生検査を行わなければならない。
つまりは「学校教育の場として理想的な環境の基準」という事ですね。
温度、湿度のみならず気流、粉塵、照度、騒音、揮発性有機化合物(ホルムアルデヒドとか)と
いった具合に実に細かく設定されています
その基準では教室において...
温度「18℃以上、28℃以下」
湿度「30%以上、80%以下」
であることが望ましいとされています。
個人による体感は様々であるため、たくさんの生徒さんが集まる学校では、
このくらい幅を持たせているのでしょう。
②コーネル大学の研究「温度と生産性の関係」
アメリカのコーネル大学の教授3人が2005年にある調査を実施しました。
フロリダの保険会社でパソコン作業の仕事をしている女性を対象に調査を行いました。
調査期間は16日間で、毎日15分おきに室温と9名の仕事の生産性を調べるという内容です。
その結果は下記の通りでした。
「室温を20℃から25℃に上げると、
タイピングミスが44%減り、タイピングの文字数が150%増加した。」
亜熱帯気候であるフロリダは一年を通して暖かく、冷房が強めに効いていることが多いもの。
しかし、室温を20度から25度に上げることで、タイピングのミスが大きく減少し、
こなした仕事量が増加しました。コーネル大学は実験の結果として次のことを示唆しています。
「室温を快適な温度に保つことで、
労働者1人につき1時間あたり2ドル多くの利益を生み出せる」
他にも様々な研究機関が似たような研究をしており、
総じて「適温は高過ぎても低過ぎても効率は落ちる」といった結果になっています。
いくつか研究結果を拝見しましたが、大体「22℃~26℃程度」の幅のようです。
※季節や個人差により幾分変動する場合アリ。
また、勉強に関して言えば、
「計算や暗記等、基礎的な反復学習の時は、室温を低めに...」
「逆に思考力を必要とする学習の時は、室温を高めに...」
という説もあるそうです。
今回は室温を題材にしましたが、
この様に環境を整えてやることも効率的な勉強には必要なんですね。
城南コベッツ 京成中山教室
TEL:047-711-4044
maill:covez_keiseinakayama@johnan.co.jp
城南コベッツ 京成中山教室です。
7月に入り、日中はうだるような暑さの日が出始めてきました。
本日、7月7日(金)...
千葉県市川市の最高気温...
34.5℃!!
その時点での湿度が72%ですから、
若干蒸し暑いと感じるくらいでしょうか。
いよいよ受験生にとって勝負の夏が始まります。
全力集中で勉強に励み、合格を手にしたいものです。
では...
「勉強に集中できる最適温度」ってどのくらいなのでしょう?
①文部科学省が認める快適環境!学校環境衛生基準の場合
◆学校環境衛生基準とは?
「学校における環境衛生に係る事項について、
児童生徒等及び職員の健康を保護する上で維持されることが望ましい基準」
学校は毎年定期にまた必要時において臨時に、これに基づき環境衛生検査を行わなければならない。
つまりは「学校教育の場として理想的な環境の基準」という事ですね。
温度、湿度のみならず気流、粉塵、照度、騒音、揮発性有機化合物(ホルムアルデヒドとか)と
いった具合に実に細かく設定されています
その基準では教室において...
温度「18℃以上、28℃以下」
湿度「30%以上、80%以下」
であることが望ましいとされています。
個人による体感は様々であるため、たくさんの生徒さんが集まる学校では、
このくらい幅を持たせているのでしょう。
②コーネル大学の研究「温度と生産性の関係」
アメリカのコーネル大学の教授3人が2005年にある調査を実施しました。
フロリダの保険会社でパソコン作業の仕事をしている女性を対象に調査を行いました。
調査期間は16日間で、毎日15分おきに室温と9名の仕事の生産性を調べるという内容です。
その結果は下記の通りでした。
「室温を20℃から25℃に上げると、
タイピングミスが44%減り、タイピングの文字数が150%増加した。」
亜熱帯気候であるフロリダは一年を通して暖かく、冷房が強めに効いていることが多いもの。
しかし、室温を20度から25度に上げることで、タイピングのミスが大きく減少し、
こなした仕事量が増加しました。コーネル大学は実験の結果として次のことを示唆しています。
「室温を快適な温度に保つことで、
労働者1人につき1時間あたり2ドル多くの利益を生み出せる」
他にも様々な研究機関が似たような研究をしており、
総じて「適温は高過ぎても低過ぎても効率は落ちる」といった結果になっています。
いくつか研究結果を拝見しましたが、大体「22℃~26℃程度」の幅のようです。
※季節や個人差により幾分変動する場合アリ。
また、勉強に関して言えば、
「計算や暗記等、基礎的な反復学習の時は、室温を低めに...」
「逆に思考力を必要とする学習の時は、室温を高めに...」
という説もあるそうです。
今回は室温を題材にしましたが、
この様に環境を整えてやることも効率的な勉強には必要なんですね。
城南コベッツ 京成中山教室
TEL:047-711-4044
maill:covez_keiseinakayama@johnan.co.jp