京成中山教室のメッセージ
数学を解くための「国語力」って何だ!?~文章題との戦い方~
2024.05.14
こんにちは。
城南コベッツ 京成中山教室です。
今回は算数・数学に関するお話...
小学生・中学生の算数・数学の授業の時...
「計算問題は大得意だけど文章題がどうも苦手です...」
という生徒さんに結構出くわします。
【傾向】
このタイプの生徒さんの解答に多い特長としては
「回答欄は真っ白のことが多い=最初の一歩の立式から躓いている」
そんな傾向にあります。
ですから、部分点でさえも取れず、最悪の場合、
問題文を読んだだけで諦めてしまう...
といった燦燦たる状態になってしまうわけです。
【原因はいったい何?】
「問題文が示す情報を文から上手く汲み取れない&整理できない→立式に必要な材料が揃わない」
話を聞いていくとこれがほとんどの場合の原因と思われます。
これは数学の力というよりは、どちらかと言えば「国語力・読解力」
の問題ともいえると思います。
【解決策は?】
「じゃあ国語の勉強を頑張れば!」ってことではないです。
一定の読解力向上効果は上がるでしょうが...
国語の様に文章を読み解くのにじっくり構えていたら
数学の難しい問題などはっきり言って解く時間が足りません。
オススメの方法として...やることは2つ!
①問題文の流れが変わるポイントにスラッシュを入れて分ける。
②分けた文節から読み取れる情報を番号を付けて箇条書きにする。
これだけです。
簡単な問題で試してみましょう。
例)オレンジを5個、リンゴを3個買い、代金の合計は1800円でした。
オレンジの値段はリンゴの値段より40円高い時、オレンジとリンゴの
それぞれの値段はいくらですか?
①まずはスラッシュを入れて分けます
「1)オレンジを5個、リンゴを3個買い/2)代金の合計は1800円でした。/
3)オレンジの値段はリンゴの値段より40円高い時/
4)オレンジとリンゴのそれぞれの値段を求めなさい。/」
※句読点や格助詞を目安にするとうまく分けられます。
②情報を箇条書きにする。
1)オレンジ=5個、リンゴ=3個 買った
2)二種の果物計8個の代金の合計が1800円だった。
3)オレンジの値段はリンゴの値段より40円高い
4)求めるのはオレンジとリンゴの値段
あとは整理した情報を基に立式です。
【4)より】→オレンジかリンゴのどちらかの値段をXと置けそうだな...
【3)より】→オレンジをXと置いた場合、オレンジはリンゴより40円高いから
(Xー40)ってなりそうだ...
【1)より】→オレンジを5個、リンゴを3個買ったんだから、
左辺は「5X+3(X-40)」でよさそうだな...
【2)より】→オレンジ5個とリンゴ3個の合計が1800円という事は...
さっきの式と1800を「=」で結べそうだな...
「5X+3(X-40)=1800」立式完了!
後はこれを解いていけば...
5X+3X-120=1800
8X-120=1800
8X=1800+120
8X=1920
X=240
「X=240」となるので、オレンジは240円
リンゴはそれより40円安いので240‐40=200円となります。
漫然と文章を読んで理解しようとすると情報が錯綜して混乱します。
「文章を切って、情報を整理する」ことで大変解きやすくなります。
またこのような解き方だと時間効率も非常に良いです。
※表にまとめるといった工夫をしてみるのもいいですね!
勉強はちょっとした工夫で難しい問題も簡単になります。
「コツ」ってやつですね。
こうしたコツに気づいて、自力で問題が解けたとき...
更にそれが今までより簡単に正確にできたとき...
生徒さんの「達成感、自信」に繋がっていきます。
私たち城南コベッツ 京成中山教室は
これからも多くの生徒さんと多くの「達成感、自信」の
生まれる瞬間を共有していきたいと考えております。
勉強のご相談は是非、城南コベッツ 京成中山教室まで!
以下のフォームで受け付けております。
京成中山教室公式LINE稼働中!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
お電話やメールでも、お申込み承っております!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
TEL:047-711-4044
maill:covez_keiseinakayama@johnan.co.jp
城南コベッツ 京成中山教室です。
今回は算数・数学に関するお話...
小学生・中学生の算数・数学の授業の時...
「計算問題は大得意だけど文章題がどうも苦手です...」
という生徒さんに結構出くわします。
【傾向】
このタイプの生徒さんの解答に多い特長としては
「回答欄は真っ白のことが多い=最初の一歩の立式から躓いている」
そんな傾向にあります。
ですから、部分点でさえも取れず、最悪の場合、
問題文を読んだだけで諦めてしまう...
といった燦燦たる状態になってしまうわけです。
【原因はいったい何?】
「問題文が示す情報を文から上手く汲み取れない&整理できない→立式に必要な材料が揃わない」
話を聞いていくとこれがほとんどの場合の原因と思われます。
これは数学の力というよりは、どちらかと言えば「国語力・読解力」
の問題ともいえると思います。
【解決策は?】
「じゃあ国語の勉強を頑張れば!」ってことではないです。
一定の読解力向上効果は上がるでしょうが...
国語の様に文章を読み解くのにじっくり構えていたら
数学の難しい問題などはっきり言って解く時間が足りません。
オススメの方法として...やることは2つ!
①問題文の流れが変わるポイントにスラッシュを入れて分ける。
②分けた文節から読み取れる情報を番号を付けて箇条書きにする。
これだけです。
簡単な問題で試してみましょう。
例)オレンジを5個、リンゴを3個買い、代金の合計は1800円でした。
オレンジの値段はリンゴの値段より40円高い時、オレンジとリンゴの
それぞれの値段はいくらですか?
①まずはスラッシュを入れて分けます
「1)オレンジを5個、リンゴを3個買い/2)代金の合計は1800円でした。/
3)オレンジの値段はリンゴの値段より40円高い時/
4)オレンジとリンゴのそれぞれの値段を求めなさい。/」
※句読点や格助詞を目安にするとうまく分けられます。
②情報を箇条書きにする。
1)オレンジ=5個、リンゴ=3個 買った
2)二種の果物計8個の代金の合計が1800円だった。
3)オレンジの値段はリンゴの値段より40円高い
4)求めるのはオレンジとリンゴの値段
あとは整理した情報を基に立式です。
【4)より】→オレンジかリンゴのどちらかの値段をXと置けそうだな...
【3)より】→オレンジをXと置いた場合、オレンジはリンゴより40円高いから
(Xー40)ってなりそうだ...
【1)より】→オレンジを5個、リンゴを3個買ったんだから、
左辺は「5X+3(X-40)」でよさそうだな...
【2)より】→オレンジ5個とリンゴ3個の合計が1800円という事は...
さっきの式と1800を「=」で結べそうだな...
「5X+3(X-40)=1800」立式完了!
後はこれを解いていけば...
5X+3X-120=1800
8X-120=1800
8X=1800+120
8X=1920
X=240
「X=240」となるので、オレンジは240円
リンゴはそれより40円安いので240‐40=200円となります。
漫然と文章を読んで理解しようとすると情報が錯綜して混乱します。
「文章を切って、情報を整理する」ことで大変解きやすくなります。
またこのような解き方だと時間効率も非常に良いです。
※表にまとめるといった工夫をしてみるのもいいですね!
勉強はちょっとした工夫で難しい問題も簡単になります。
「コツ」ってやつですね。
こうしたコツに気づいて、自力で問題が解けたとき...
更にそれが今までより簡単に正確にできたとき...
生徒さんの「達成感、自信」に繋がっていきます。
私たち城南コベッツ 京成中山教室は
これからも多くの生徒さんと多くの「達成感、自信」の
生まれる瞬間を共有していきたいと考えております。
勉強のご相談は是非、城南コベッツ 京成中山教室まで!
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