京成中山教室のメッセージ
人はどうしても忘れていく生き物なのです~忘却曲線に見る復習の必要性と適切なタイミング~
2024.07.11
こんにちは。
城南コベッツ 京成中山教室です。
★2024年 夏期講習 お申込み受付中!!★
日々の授業で生徒さんに...
「これ絶対、覚えよう!」
「この公式は要暗記だからね!」
なんて指導しているわけですが...
私も学生時代は暗記に苦労させられましたね。
【人間は「忘れる生き物」です!】
あれだけ必死になって覚えた学習内容を簡単に忘れてしまう...
なぜなんでしょう?
「忘れてしまう理由」というは主に...
「劣化」と「干渉」だそうです。
「劣化」
記憶した内容を使わないでいると時間経過と共に薄れていく
「干渉」
似たような情報がいくつも記憶されていると、
干渉しあってそれら各々に正確にアクセスしづらくなること
2つとも何となく心当たりがあるかもしれません...
【では...どのくらいのスピードで忘れるものなのでしょう?】
19世紀ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスは...
自分を実験台とした実験で、
「時間経過と人の記憶の変化の関係性」をグラフ化した
「忘却曲線」を発見しました。
その結果にによると...
①20分後→記憶した内容の42%を忘れる
②1時間後→記憶した内容の56%を忘れる
③1日後→記憶した内容の74%を忘れる
④1週間後→記憶した内容の77%を忘れる
⑤一か月後→記憶した内容の79%を忘れる
なんと...
たった20分で4割も忘却...
1日経つと7割強も忘れてしまうんですね...
よく「鶏は3歩歩けば忘れる」と揶揄されますが...
(実際はそんなこと無いそうです。)
人間も負けず劣らずですよ...
だって20分で4割!1日で7割ですからね!
【忘れたら覚え直せばよい!】
忘れていくのは短期記憶から...脳に残る長期記憶にするには、
やはり「復習」が絶対必要なのです。
エビングハウス先生は「復習に適したタイミング」
というものも得意の曲線で示しています。
ただ、エビングハウス先生の行った実験は
「意味のないアルファベット3文字の羅列」
を覚えては忘れ記録...といった内容でした。
しかしながら、私たちが学ぶのは意味・内容の
しっかりある「学問」です。
内容がある分、まだ覚えやすいことでしょう。
(=忘却曲線の傾斜は緩やか)
そんなことを考慮しつつ...
忘却曲線が示す理想の復習のタイミングとは
いつなんでしょう。
◆20分後、1時間後にまず1回
忘却曲線の性質上...
記憶した直後から1時間以内で急激に忘れる傾向にあります。
まずそこで一回振り返るわけですね。
◆1日後にもう1回
このあたりまでが忘れるスピードのピークです。
あとは比較的緩やな速度で忘れていく様なので、
ここでも一回復習しておきます。
◆7日後、30日後で更に復習
人によってはさらに「4日後」とか「14日後」にも
復習タイミングを作っているそうです。
手帳やカレンダーにその日学習した内容を
大まかにでも記録しておくとやりやすくなりそうですね。
それぞれにおける復習の回数やかける時間は
まちまちでしたが...
一番意識したいのは「定期的に見直すこと」です。
いかがでしょう?
一度、勉強した内容をまた繰り返し勉強し直すのは
確かにあまり気が進むものではありません。
ただ「人間は忘れる生き物である」
ということは、このように実証されています。
そこに向き合って、認めて、復習を習慣づけましょう!
夏休みは学校の授業が止まるため...
そんな復習にたくさん時間をかけられる、
とても大切な期間です。
コベッツの授業と自習ブースをフル活用して、
一緒に夏のジャンプアップを目指しましょう!
資料請求や体験授業のお申し込みは以下のリンクからどうぞ!
お電話やメールでもお問い合わせ承ります!
城南コベッツ 京成中山教室
☎ 047-711-4044
maill:covez_keiseinakayama@johnan.co.jp
城南コベッツ 京成中山教室です。
★2024年 夏期講習 お申込み受付中!!★
日々の授業で生徒さんに...
「これ絶対、覚えよう!」
「この公式は要暗記だからね!」
なんて指導しているわけですが...
私も学生時代は暗記に苦労させられましたね。
【人間は「忘れる生き物」です!】
あれだけ必死になって覚えた学習内容を簡単に忘れてしまう...
なぜなんでしょう?
「忘れてしまう理由」というは主に...
「劣化」と「干渉」だそうです。
「劣化」
記憶した内容を使わないでいると時間経過と共に薄れていく
「干渉」
似たような情報がいくつも記憶されていると、
干渉しあってそれら各々に正確にアクセスしづらくなること
2つとも何となく心当たりがあるかもしれません...
【では...どのくらいのスピードで忘れるものなのでしょう?】
19世紀ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスは...
自分を実験台とした実験で、
「時間経過と人の記憶の変化の関係性」をグラフ化した
「忘却曲線」を発見しました。
その結果にによると...
①20分後→記憶した内容の42%を忘れる
②1時間後→記憶した内容の56%を忘れる
③1日後→記憶した内容の74%を忘れる
④1週間後→記憶した内容の77%を忘れる
⑤一か月後→記憶した内容の79%を忘れる
なんと...
たった20分で4割も忘却...
1日経つと7割強も忘れてしまうんですね...
よく「鶏は3歩歩けば忘れる」と揶揄されますが...
(実際はそんなこと無いそうです。)
人間も負けず劣らずですよ...
だって20分で4割!1日で7割ですからね!
【忘れたら覚え直せばよい!】
忘れていくのは短期記憶から...脳に残る長期記憶にするには、
やはり「復習」が絶対必要なのです。
エビングハウス先生は「復習に適したタイミング」
というものも得意の曲線で示しています。
ただ、エビングハウス先生の行った実験は
「意味のないアルファベット3文字の羅列」
を覚えては忘れ記録...といった内容でした。
しかしながら、私たちが学ぶのは意味・内容の
しっかりある「学問」です。
内容がある分、まだ覚えやすいことでしょう。
(=忘却曲線の傾斜は緩やか)
そんなことを考慮しつつ...
忘却曲線が示す理想の復習のタイミングとは
いつなんでしょう。
◆20分後、1時間後にまず1回
忘却曲線の性質上...
記憶した直後から1時間以内で急激に忘れる傾向にあります。
まずそこで一回振り返るわけですね。
◆1日後にもう1回
このあたりまでが忘れるスピードのピークです。
あとは比較的緩やな速度で忘れていく様なので、
ここでも一回復習しておきます。
◆7日後、30日後で更に復習
人によってはさらに「4日後」とか「14日後」にも
復習タイミングを作っているそうです。
手帳やカレンダーにその日学習した内容を
大まかにでも記録しておくとやりやすくなりそうですね。
それぞれにおける復習の回数やかける時間は
まちまちでしたが...
一番意識したいのは「定期的に見直すこと」です。
いかがでしょう?
一度、勉強した内容をまた繰り返し勉強し直すのは
確かにあまり気が進むものではありません。
ただ「人間は忘れる生き物である」
ということは、このように実証されています。
そこに向き合って、認めて、復習を習慣づけましょう!
夏休みは学校の授業が止まるため...
そんな復習にたくさん時間をかけられる、
とても大切な期間です。
コベッツの授業と自習ブースをフル活用して、
一緒に夏のジャンプアップを目指しましょう!
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