京成中山教室のメッセージ
勉強の合間に甘いものを食べてリフレッシュ!疲れた脳には甘いもの
2024.09.17
こんばんは。
城南コベッツ 京成中山教室です。
夏休みも終わり...
受験生の皆さんはいよいよ勝負の半年に突入していきますね。
京成中山教室でも自習ブースの利用者数が日ごと少しづつ
ですが増えてきています。
中には自習の為だけに来て...
16時くらいから終了の21時まで5時間みっちり!
なんて生徒さんもいらっしゃいます。
日々長時間勉強している受験生の皆さん...
「脳が疲れた状態」というのは
頻繁に経験されることと思います。
脳が疲れた状態だと当然、勉強の効率は落ちます。
適度に休ませてリフレッシュするのも必要ですね。
一番効果的な休息は「睡眠をとる」
これですね。
ただ...
勉強の合間とかで...
仮眠をとるのが難しいタイミングや環境だと...
手っ取り早く脳をリフレッシュさせたい時...
よく「甘いものを食べる」なんて聞きますね。
コレ実際のところどうなのでしょう?
勉強中に甘いものを摂取することに
どんなメリットがあるのでしょうか?
【★勉強中に糖分を取るメリット★】
①脳にエネルギーを補給
摂取した糖分が体内で分解されると
「ブドウ糖」ができます。
このブドウ糖...
「脳が唯一、エネルギーとして利用できる物質」
なんだそうです。
実際、多くの研究において
「ブドウ糖が脳のパフォーマンスに大きな影響を与える」
ということが証明されています。
※お米やパン等炭水化物に含まれるでんぷんもブドウ糖に変わります。
しかし、シンプルに砂糖の方が分解が早く、
その分脳に吸収されるのも速いそうです。
即効性があるのは砂糖なんですね。
②快感ホルモンが分泌される
「甘いものを食べるとなんか幸せな気分になる!」
なんてよくありますよね?
甘味が舌の神経を刺激すると...
「βエンドルフィン」や「ドーパミン」といった、
「快感ホルモン」と呼ばれるものが分泌されます。
それこそが幸福感を感じる要因なんだそうです。
「βエンドルフィン」は別名「脳内麻薬」です。
主な効用は「気分の高揚、鎮痛、ストレスの緩和」
「ドーパミン」の効果は...
ずばり「喜びをもたらす」
「わくわくする期待感」や「成し遂げた達成感」
といったものもドーパミンの効果なんですね。
また、ドーパミンは快感だけでなく...
「集中力」や「やる気」にも深く関係しています。
この二つのホルモンの分泌により
「気分のリフレッシュ」、「モチベーションUP」
につながるわけですね。
③気分がリラックスする
更に...
甘いものを食べることで幸せホルモンと呼ばれる、
「セロトニン」が作られやすい体内環境になります。
「セロトニン」は...
「精神を安定させる作用」や「脳を活性化させる作用」
があります。
なるほど...
なかなかメリットが多いみたいですね。
ではデメリットはないのでしょうか?
【◆勉強中に糖分を取るデメリット◆】
まず前提として...
糖分を取ると当然、血糖値が上昇します。
すると...
血糖値の量を正常化する為、
「インスリン」という物質が過剰に分泌されます。
なにせ量が多いので、一時的に血糖値が正常値よりも
低い状態になってしまいます。
これが「低血糖」と呼ばれる状態であり、
この状態がデメリットを招きます。
①眠くなる
「低血糖」の状態で脳はエネルギー不足を感じ、
「眠気」や「集中力低下」を引き起こします。
「糖分を取り過ぎると、逆に糖分不足の状態になる」
というなんとも皮肉な状態ですね!
②イライラする
「低血糖」は生命を維持するのに必要な
ブドウ糖が不足する状態です。
言ってみれば体にとっては「危機的状態」なのです。
そうなると体内に闘争ホルモンと呼ばれる
「アドレナリン」が分泌されます。
この「アドレナリン」...
肝臓に蓄えられた物質からブドウ糖を生成し、
血糖値を上げてくれるんです...が、
過剰に分泌されると副作用が生じます。
「イライラ」「怒り」「不安感」といったものです。
これは...勉強どころではなくなってしまいます。
【勉強に効果的な糖分の取り方とは?】
こうして見比べると...
「血糖値を急激に上昇させ、インスリンが分泌される」
これを回避できればメリットだけを
うまく享受できそうですね。
意識するべきは...
「血糖値が緩やかに上昇するものでブドウ糖を摂取すること」
果たしてそんな「理想的なおやつ」なんてあるのでしょうか?
①ビターチョコレート
まず糖分が控えめなので第一条件である
「血糖値が急上昇しない」はクリアです。
また副産物として...
◆カカオポリフェノールにより脳内の血流量が増え活性化する
◆脳細胞の元になるタンパク質「BDNF」が増える
(カカオポリフェノールの効果)
◆カカオの持つ苦みの成分テオブロミン
「気分のリラックス、集中力・記憶力アップなどの効果」あり
②バナナ
食物繊維が豊富であり、その効果で血糖値の上昇が
緩やかになるそうです。
また、バナナに含まれる3種類の糖(ブドウ糖・果糖・ショ糖)...
これはそれぞれバラバラのタイミングで吸収されていくので、
血糖値の吸収が穏やかであるという特性もあります。
ビタミン・ミネラルも摂取できる上、
意外と低カロリーなのも嬉しいですね。
③ナッツ
糖質が少ない為、血糖値の急上昇リスクは低いですね。
少量でも十分食べ応えがあり、小腹を満たすには最適ですね。
また、脳の神経細胞の働きに必要な
「オレイン酸」「αリノレン酸」など
「多価不飽和脂肪酸(オメガ3)」
を多く含んでいます。
いかがでしょう?
糖分と上手く付き合っていけば、効率的に脳を動かし、
勉強能率もアップできそうですね。
城南コベッツ 京成中山教室です。
夏休みも終わり...
受験生の皆さんはいよいよ勝負の半年に突入していきますね。
京成中山教室でも自習ブースの利用者数が日ごと少しづつ
ですが増えてきています。
中には自習の為だけに来て...
16時くらいから終了の21時まで5時間みっちり!
なんて生徒さんもいらっしゃいます。
日々長時間勉強している受験生の皆さん...
「脳が疲れた状態」というのは
頻繁に経験されることと思います。
脳が疲れた状態だと当然、勉強の効率は落ちます。
適度に休ませてリフレッシュするのも必要ですね。
一番効果的な休息は「睡眠をとる」
これですね。
ただ...
勉強の合間とかで...
仮眠をとるのが難しいタイミングや環境だと...
手っ取り早く脳をリフレッシュさせたい時...
よく「甘いものを食べる」なんて聞きますね。
コレ実際のところどうなのでしょう?
勉強中に甘いものを摂取することに
どんなメリットがあるのでしょうか?
【★勉強中に糖分を取るメリット★】
①脳にエネルギーを補給
摂取した糖分が体内で分解されると
「ブドウ糖」ができます。
このブドウ糖...
「脳が唯一、エネルギーとして利用できる物質」
なんだそうです。
実際、多くの研究において
「ブドウ糖が脳のパフォーマンスに大きな影響を与える」
ということが証明されています。
※お米やパン等炭水化物に含まれるでんぷんもブドウ糖に変わります。
しかし、シンプルに砂糖の方が分解が早く、
その分脳に吸収されるのも速いそうです。
即効性があるのは砂糖なんですね。
②快感ホルモンが分泌される
「甘いものを食べるとなんか幸せな気分になる!」
なんてよくありますよね?
甘味が舌の神経を刺激すると...
「βエンドルフィン」や「ドーパミン」といった、
「快感ホルモン」と呼ばれるものが分泌されます。
それこそが幸福感を感じる要因なんだそうです。
「βエンドルフィン」は別名「脳内麻薬」です。
主な効用は「気分の高揚、鎮痛、ストレスの緩和」
「ドーパミン」の効果は...
ずばり「喜びをもたらす」
「わくわくする期待感」や「成し遂げた達成感」
といったものもドーパミンの効果なんですね。
また、ドーパミンは快感だけでなく...
「集中力」や「やる気」にも深く関係しています。
この二つのホルモンの分泌により
「気分のリフレッシュ」、「モチベーションUP」
につながるわけですね。
③気分がリラックスする
更に...
甘いものを食べることで幸せホルモンと呼ばれる、
「セロトニン」が作られやすい体内環境になります。
「セロトニン」は...
「精神を安定させる作用」や「脳を活性化させる作用」
があります。
なるほど...
なかなかメリットが多いみたいですね。
ではデメリットはないのでしょうか?
【◆勉強中に糖分を取るデメリット◆】
まず前提として...
糖分を取ると当然、血糖値が上昇します。
すると...
血糖値の量を正常化する為、
「インスリン」という物質が過剰に分泌されます。
なにせ量が多いので、一時的に血糖値が正常値よりも
低い状態になってしまいます。
これが「低血糖」と呼ばれる状態であり、
この状態がデメリットを招きます。
①眠くなる
「低血糖」の状態で脳はエネルギー不足を感じ、
「眠気」や「集中力低下」を引き起こします。
「糖分を取り過ぎると、逆に糖分不足の状態になる」
というなんとも皮肉な状態ですね!
②イライラする
「低血糖」は生命を維持するのに必要な
ブドウ糖が不足する状態です。
言ってみれば体にとっては「危機的状態」なのです。
そうなると体内に闘争ホルモンと呼ばれる
「アドレナリン」が分泌されます。
この「アドレナリン」...
肝臓に蓄えられた物質からブドウ糖を生成し、
血糖値を上げてくれるんです...が、
過剰に分泌されると副作用が生じます。
「イライラ」「怒り」「不安感」といったものです。
これは...勉強どころではなくなってしまいます。
【勉強に効果的な糖分の取り方とは?】
こうして見比べると...
「血糖値を急激に上昇させ、インスリンが分泌される」
これを回避できればメリットだけを
うまく享受できそうですね。
意識するべきは...
「血糖値が緩やかに上昇するものでブドウ糖を摂取すること」
果たしてそんな「理想的なおやつ」なんてあるのでしょうか?
①ビターチョコレート
まず糖分が控えめなので第一条件である
「血糖値が急上昇しない」はクリアです。
また副産物として...
◆カカオポリフェノールにより脳内の血流量が増え活性化する
◆脳細胞の元になるタンパク質「BDNF」が増える
(カカオポリフェノールの効果)
◆カカオの持つ苦みの成分テオブロミン
「気分のリラックス、集中力・記憶力アップなどの効果」あり
②バナナ
食物繊維が豊富であり、その効果で血糖値の上昇が
緩やかになるそうです。
また、バナナに含まれる3種類の糖(ブドウ糖・果糖・ショ糖)...
これはそれぞれバラバラのタイミングで吸収されていくので、
血糖値の吸収が穏やかであるという特性もあります。
ビタミン・ミネラルも摂取できる上、
意外と低カロリーなのも嬉しいですね。
③ナッツ
糖質が少ない為、血糖値の急上昇リスクは低いですね。
少量でも十分食べ応えがあり、小腹を満たすには最適ですね。
また、脳の神経細胞の働きに必要な
「オレイン酸」「αリノレン酸」など
「多価不飽和脂肪酸(オメガ3)」
を多く含んでいます。
いかがでしょう?
糖分と上手く付き合っていけば、効率的に脳を動かし、
勉強能率もアップできそうですね。