城南コベッツ京成中山教室

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京成中山教室のメッセージ

【高校受験生必見!】千葉県公立高校受験 2025年2月入試までに意識して押さえるポイントはここ!【理科編】

2024.11.18

こんにちは。

城南コベッツ 京成中山教室です。

本日も張り切って参りましょう。
千葉県公立高校受験に向けて...

4回目は理科です!

johnyan_01.jpg

千葉県公立高校受験 
2025年2月までに ここを意識して押さえる!
【理科編】

「観察・実験を題材にした問題」
「身近な生活に関わりのある理科事項の問題」
この2つを徹底的に主題ととらえて演習問題をこなしていく!
全4分野25点ずつきっちり出題される!

大問1(1)物理:身近な物理現象→3点
大問1(2)化学:化学変化とイオン→3点
大問1(3)生物:いろいろな生物とその共通点→3点
大問1(4)地学:気象とその変化→3点
大問2 化学:身の回りの物質→10点
大問3 生物:生物の体のつくりと働き→10点
大問4 物理:電流とその利用→10点
大問5 地学:大地の成り立ちと変化→10点
大問6 物理:運動とエネルギー→12点
大問7 地学:地球と宇宙→12点
大問8 化学:化学変化と原子・分子→12点
大問9 生物:自然と人間→12点

公立の学校の教育指針である学習指導要領に基づいた
比較的ベーシックな出題が目立ちます。
数学のように難問が出る!という感じではなく、
標準的問題、基礎的、基本的な問題が多い印象ですね。

また、圧倒的に...
「観察・実験がらみの問題」
「身近な生活に関わりのある理科事項の問題」
の頻度が高いのが特徴です。

要するに...
理科の授業で得た様々なサイエンス知識を
実生活にしっかりと活かしていこう!
というスタンスなんですね。

大問1は小問集合ですが...
実は物理、化学、生物、地学という4つの分野から
配点3点ずつ
し~っかりと出題されています。

大問2から9までの8題も、
4つの分野から大問2つずつ出ていますので、
分野の得手不得手をなるべくなくすことで
バランスよく得点し、失点リスクの最小化を
目指すのも作戦の一つと言えます。


全体の平均点は59.1点
大問1を除いた各4分野の正答率は...
大問2の化学が78.2%と最も高く、
大問6の物理が39.9%と最も低い結果でした。

ちなみに大問1の小問集合は、
正答率平均が80.9%と非常に高かったです。

では、正答率が際立って低かった問題は...

・傾いた地層の対比の作図問題 5.8%
・浮力の作図問題 17.6%
・日食のモデル化の計算問題  12.0%

この3問です。


【作図は必ず出題される】

千葉県公立高校入試の問題では...
「作図は必ず出題される!」と覚悟してほぼ間違いありません。

ばねの伸びと深さの関係を表す浮力についてのグラフの作図は、
実験の内容を考察していき、問題の表の数値や計算したものの数値を
使って解く問題です。


この問いは前の問題が理解できていないとグラフにすることは難しいため、
連動した問題と言えます。


ここでは「動滑車のはたらき」の理解がポイントになります。

1.png
※画像=千葉県公立高校入試問題24年度 理科の問題より


地層の作図は、柱状図を塗りつぶす問題でしたが...
複数の図から関連を見つけ出すのがポイントで、
かなり難易度が高いです。

2.png
※画像=千葉県公立高校入試問題24年度 理科の問題より


【記述問題も!もちろん必ず出題されます!】

「〇字以内で書きなさい」という字数制限がある記述が
2問出題されました。
毎年、
重要語句の説明や実験・観察に使う
器具の操作説明などは正答率は高めです。


その一方で...

実験や観察で得られた結果からどんな考察が
できるかその内容を書く
という形式の記述問題は
正答率が低い傾向です。



【計算問題】

最近の傾向として、計算問題も増加しています。
2024年度でも5問もの計算問題が出ました。

各種公式に当てはめて丁寧に計算すれば
しっかり正答が出せる問題もありますが、
数学の知識や計算力が必要とされるような
特殊な問いもあります。




さて...
ここまで注意すべき問題形式を順に
見てまいりましたが...
やはり特筆すべきは...


【身近な生活に関わりのある問題】

身近な生活に関わる理科って
どんなものがあるのだろう?

あれこれ考えてみてください。


まず、日本という国の特性からすれば...
地震、火山、津波などが
挙げられます。

千葉県の特性となれば...
地層、チバニアンなども千葉県特有ですが
身近な話題になります。

また一般的な視点でも...
天気や、電気の知識、天体の動き、星座なども
日々の暮らしの中にある身近な話題になるでしょう。

このように理科は、身近な生活に関わりのある問題が
豊富に用意される教科だと言えます。


2024年度では、大問7で皆既月食の問題が出題されました。

3.png
※画像=千葉県公立高校入試問題24年度 理科の問題より


皆既月食なんて...日常?とか思われるかもしれませんが...
ここにある11月の皆既月食は多くのニュースメディアで
取り上げられたので
記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

日ごろからテレビやラジオ、ネットニュースを見聞きしていれば、
意外にもサイエンス系の話題が多いことがわかります。




教科書を丁寧に学習して...
基礎内容をしっかりと定着させ...
日ごろのニュースにも耳を傾けてみましょう。




【どんな対策が有効か】

理科は1年生<2年生<3年生と、
単元難易度がどんどんあがっていくタイプの
教科ではありません。


とりわけ千葉県の出題を精査していきますと...
1年生の内容も3年生の内容もある程度一定の難易度で
標準的問題が圧倒的多数を占めるということがわかります。



過去...
これはかなり難しいのでは?
と思う問題に出くわしたこともあります。


・金星の問題
・動物の分類の問題
・自然界の問題

これらは、記憶の中に残るぐらいの難易度でした。

しかしながら...
去年2024年度も平均点が59.1点と5教科中最も高く、
R5年度においても英語、数学、国語がいずれも47点台の平均点だったのに対し、
理科は60.7点とかなり高かったり...
つまり意外と得点源になる教科という印象が強いです。


理科は確かに思考力を問うような問題もありますが、
上述のとおり...
「実験関連・観察関連、身近な生活に関わりのある系統」が
多い為、基本知識を問う形式の方が目立って多いのです。



その観点に立てば、単元を深く掘り下げていく学習ではなく、
広く浅く知識を身に着けていくワークを多用した学習が
最も効果が出やすいのです。

難しい参考書を紐解く必要もありませんので、

基本知識、標準知識がしっかりと身につくワーク系教材を使い、
1~3年の内容をスピード上げてまとめあげてみましょう!

johnyan_02.jpg

知識系の学習方法は...
忘れることを恐れずに演習しながら覚えていく!
そして、繰り返す!

これだけです。


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