京成中山教室のメッセージ
数学を解くために必要な「国語力」って何なんだ!?~文章題との戦い方~
2024.12.19
こんにちは。
城南コベッツ 京成中山教室です。
今回は算数・数学に関するお話...
小学生・中学生の算数・数学の授業の時...
「計算問題は早い!正確!大得意!
だけど...文章題がどうも苦手です...」
という生徒さんがちょくちょくおられます。
早いと小2のかけ算の文章題の比較的複雑なものから見られました。
【傾向】
このタイプの生徒さんの解答に多い特長としては
「回答欄は全くの空欄であることが多い
=最初の一歩目である立式から躓いている」
そんな傾向が見られます。
ですから、部分点さえも取れず...
最悪、問題文を読んだだけで諦めてしまう...
といった悲惨な状態になってしまうわけです。
【原因は何?】
「問題文に書かれている情報を上手く汲み取れない&整理できない
→立式に必要な数値が揃わない」
話を聞いていくとこのパターンがほとんどです。
これは数学力というよりは...
どちらかと言えば「国語力・読解力」の問題ともいえると思います。
【効果的な解決策は?】
「じゃあ国語の勉強を頑張れば!」って
単純なことではないです。
一定の読解力向上効果は出るでしょうが...
国語の様に文章を読み解くのにじっくり構えていたら
数学の難しい問題など解く時間が足りなくなります。
オススメの方法として...やることは2つ!
①問題文の流れが変わるポイントにスラッシュを入れて区切る。
②区切った文節から読み取れる情報を番号を付けて箇条書きにする。
これだけです。
簡単な問題で試してみましょう。
例)リンゴを5個、オレンジを3個買い、代金の合計は1800円でした。
リンゴの値段はオレンジの値段より40円高い時、リンゴとオレンジの
それぞれの値段はいくらですか?
①まずはスラッシュを入れて区切っていきます
「1)リンゴを5個、オレンジを3個買い/2)代金の合計は1800円でした。/
3)リンゴの値段はオレンジの値段より40円高い時/
4)リンゴとオレンジのそれぞれの値段を求めなさい。/」
※句読点や格助詞を目安にするとうまく分けられます。
②情報を箇条書きにする。
1)リンゴ=5個、オレンジ=3個 買った
2)リンゴとオレンジ計8個の代金の合計が1800円だった。
3)リンゴの値段はオレンジの値段より40円高い
4)求めるのはリンゴとオレンジの値段
あとは整理した情報を基に立式です。
【4)から...】
→オレンジかリンゴのどちらかの値段をXと置いてみようかな...
【3)から...】
→リンゴの値段をXと置いた場合、リンゴはオレンジより40円高いから
オレンジの値段は(Xー40)ってなりそうだ...
【1)から...】
→リンゴを5個、オレンジを3個買ったから、
左辺は「5X+3(X-40)」でよさそうだな...
【2)から...】
→リンゴ5個とオレンジ3個の合計が1800円という事は...
さっきの式と1800を「=」で結べそうだな...
「5X+3(X-40)=1800」立式完了!
後はこれを解いていけば...
5X+3X-120=1800
8X-120=1800
8X=1800+120
8X=1920
X=240
「X=240」となるので、リンゴは240円
オレンジはそれより40円安いので...
240‐40=200円となります。
ただ漠然と問題文を読んで理解しようとしても
たくさんの情報が錯綜して混乱してしまいます。
「文章を区切って、情報を整理する」ことで
必要な情報を大変読み取りやすくなります。
またこのような解き方は時間効率も非常に良いです。
※表にまとめるといった工夫をしてみるのもいいですね!
勉強はちょっとした工夫で難問も簡単になります。
所謂「コツ」ってやつですね。
こうしたコツに気づいて...
解法に組み込み...
それを使って自力で問題が解けたとき...
そして、それが今までより簡単に正確にできたとき...
生徒さんの「達成感、自信」に繋がっていきます。
城南コベッツ 京成中山教室は
これからも多くの生徒さんと多くの「達成感、自信」の
生まれるその瞬間を共有していきたいと考えております。
勉強のご相談は是非!
城南コベッツ 京成中山教室まで!
以下のフォームで受け付けております。
京成中山教室公式LINE稼働中!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
お電話やメールでも、お申込み承っております!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
TEL:047-711-4044
maill:covez_keiseinakayama@johnan.co.jp
城南コベッツ 京成中山教室です。
今回は算数・数学に関するお話...
小学生・中学生の算数・数学の授業の時...
「計算問題は早い!正確!大得意!
だけど...文章題がどうも苦手です...」
という生徒さんがちょくちょくおられます。
早いと小2のかけ算の文章題の比較的複雑なものから見られました。
【傾向】
このタイプの生徒さんの解答に多い特長としては
「回答欄は全くの空欄であることが多い
=最初の一歩目である立式から躓いている」
そんな傾向が見られます。
ですから、部分点さえも取れず...
最悪、問題文を読んだだけで諦めてしまう...
といった悲惨な状態になってしまうわけです。
【原因は何?】
「問題文に書かれている情報を上手く汲み取れない&整理できない
→立式に必要な数値が揃わない」
話を聞いていくとこのパターンがほとんどです。
これは数学力というよりは...
どちらかと言えば「国語力・読解力」の問題ともいえると思います。
【効果的な解決策は?】
「じゃあ国語の勉強を頑張れば!」って
単純なことではないです。
一定の読解力向上効果は出るでしょうが...
国語の様に文章を読み解くのにじっくり構えていたら
数学の難しい問題など解く時間が足りなくなります。
オススメの方法として...やることは2つ!
①問題文の流れが変わるポイントにスラッシュを入れて区切る。
②区切った文節から読み取れる情報を番号を付けて箇条書きにする。
これだけです。
簡単な問題で試してみましょう。
例)リンゴを5個、オレンジを3個買い、代金の合計は1800円でした。
リンゴの値段はオレンジの値段より40円高い時、リンゴとオレンジの
それぞれの値段はいくらですか?
①まずはスラッシュを入れて区切っていきます
「1)リンゴを5個、オレンジを3個買い/2)代金の合計は1800円でした。/
3)リンゴの値段はオレンジの値段より40円高い時/
4)リンゴとオレンジのそれぞれの値段を求めなさい。/」
※句読点や格助詞を目安にするとうまく分けられます。
②情報を箇条書きにする。
1)リンゴ=5個、オレンジ=3個 買った
2)リンゴとオレンジ計8個の代金の合計が1800円だった。
3)リンゴの値段はオレンジの値段より40円高い
4)求めるのはリンゴとオレンジの値段
あとは整理した情報を基に立式です。
【4)から...】
→オレンジかリンゴのどちらかの値段をXと置いてみようかな...
【3)から...】
→リンゴの値段をXと置いた場合、リンゴはオレンジより40円高いから
オレンジの値段は(Xー40)ってなりそうだ...
【1)から...】
→リンゴを5個、オレンジを3個買ったから、
左辺は「5X+3(X-40)」でよさそうだな...
【2)から...】
→リンゴ5個とオレンジ3個の合計が1800円という事は...
さっきの式と1800を「=」で結べそうだな...
「5X+3(X-40)=1800」立式完了!
後はこれを解いていけば...
5X+3X-120=1800
8X-120=1800
8X=1800+120
8X=1920
X=240
「X=240」となるので、リンゴは240円
オレンジはそれより40円安いので...
240‐40=200円となります。
ただ漠然と問題文を読んで理解しようとしても
たくさんの情報が錯綜して混乱してしまいます。
「文章を区切って、情報を整理する」ことで
必要な情報を大変読み取りやすくなります。
またこのような解き方は時間効率も非常に良いです。
※表にまとめるといった工夫をしてみるのもいいですね!
勉強はちょっとした工夫で難問も簡単になります。
所謂「コツ」ってやつですね。
こうしたコツに気づいて...
解法に組み込み...
それを使って自力で問題が解けたとき...
そして、それが今までより簡単に正確にできたとき...
生徒さんの「達成感、自信」に繋がっていきます。
城南コベッツ 京成中山教室は
これからも多くの生徒さんと多くの「達成感、自信」の
生まれるその瞬間を共有していきたいと考えております。
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