2022.10.03
何事においても基礎は大事ですよね。
スポーツにおいても最初は走り込みや筋トレ等基礎体力作りからスタートし、徐々に専門的、応用的なものへと進んでいきます。
では、勉強における基礎体力にあたるものって何でしょう?
数学では計算力?
いやいや...思考力を問われる問題が多い数学では公式の意味・用法や数学的常識知識が基礎力であり、計算力はその前の段階です。
英語は?
受験においては語彙力と文型&文法の知識の二本柱になるでしょう。
一口に「基礎力」と言っても教科によって様々です。
では私たち日本人にとって一番身近といってもよい教科...国語ではどうでしょう?
語学系の教科になるのでやはり英語と同じく「語彙力と文法の知識」になりますが...
考えてもみてください。
アルファベット26文字の組み合わせで全てを表現する英語に対し...
日本語はひらがなだけで46文字。
それに加えて2136個もの常用漢字の組み合わせで文章を作ります。
更に受験では古文や漢文等、常用外の漢字も使いますから大変です。
そんなことを聞くと私たちの普段から慣れ親しんできた母国語である日本語が急に難解な言語に思えてくるから不思議です。
そして、考えてみれば受験問題は国語のみならず他の教科も「日本語で出題され日本語で答える」形式です。(英語除く)
日本史なんて難読漢字の宝庫です。
実際にとある国公立大学の歴史の入試問題では、歴史の用語の読み方だけを見て漢字で書き直させる問題が3~5問程度出題されています。
例題)次の下線部の人名・地名・単語を漢字に直しなさい。
①しではらきじゅうろう
➁かげゆし
③こうくり
④ひがしくにのみやなるひこおう
正解)
①幣原喜重郎
➁勘解由使
③高句麗
④東久邇宮稔彦王
どうでしょう?ひらがなで書かれると意外とわからないものかと思います。
ここまであからさまに漢字の知識を問う問題は稀ですが、日本の受験において漢字の知識が各所で問われるのは仕方のないことですし、
それに対応しなければ思うように点が取れない→合格が遠のくという事になります。
そこで漢検なんていかがでしょうか?
受験を勝ち抜く基礎力の一つ「語彙力」を身に付けられるだけでなく、大学受験における学校推薦型選抜や総合型選抜でも漢検を評価基準の一つにしている大学が増えています。
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語彙力が身に付いて、資格も取れて一石二鳥の漢字検定!!
この機会に本腰入れて漢字を探求してみませんか?