城南コベッツ北小金教室

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北小金教室のメッセージ

中3生は積極的に外部模試を受験しましょう|個別指導の塾 城南コベッツ北小金教室

2024.09.11

千葉県の外部模試は「Vもぎ」「Sもぎ」の2種類があります。

どちらを受験するかは好みの問題です。「Sもぎ」に比べて「Vもぎ」の方が偏差値が低く出ますが、高校の合格基準偏差値も低く設定されているので結果は同じです。(Sもぎとの母数集団の差です)。

難易の差はあまり感じませんが、多くの中学校の実力テストで採用されている会社が実施している「Sもぎ」の出題内容が親しみやすい出題かもしれません。受験料は「早割り(3回以上)」であれば「Vもぎ」のほうがお得です。多くの受験生が模試を最低5回は受験するので、早割を利用した「Vもぎ」を推奨します。また「Vもぎ」は自身の携帯で成績が核確認出来るのも便利です。

さて、ではなぜ外部模試受験を推奨するかというと、令和4年度千葉県公立入試より出題形式が大幅に変化したことと、令和6年度入試より「マークシート併用式」が導入されたことからです。です。つまり受験対策の王道だった過去4年分の「過去問実施」だけでは確実に対応が不足するということです(アウトプットの練習は極めて大事です)。

どのような出題形式変化があったかというと・・・
国語:記述問題のさらなる増加(部分点がある場合、各高校の採点の基準により大きな影響が出る)。本文が難化しており、読解が厳しい(特に論説文)。
数学:問題構成の大幅な変化。設問の文字数が増加し、数学なのにやたら読ませる出題になった。・・・下の写真を参考に過去問集で確認してください。
英語:総語数の増加(短時間でざっと読める力が必要)。短文記述問題の出題数が増加。
理科:文章量の増加、教科書の内容を応用した実験問題(塾などで対応してもらわないと厳しい)。
社会:年代順並べ替え、完答問題の増加(暗記では戦えない)。

とにかく千葉県教育委員会は、短時間で「たっぷり読ませて」「がっつり思考させる」ことをメインにしているようです。
他県と比較して千葉県公立入試はパターン化されていたことで、対策が取りやすかったのですが(塾としても指導が容易だった)一昨年度よりそれも通用しなくなりました。そのようなことも踏まえて、どうか皆さん積極的に外部模試を受験して問題慣れしてください。塾もしっかり対応していきます。
模試のご相談や「もっと知りたい」は「北小金教室」まで。

※補足:令和6年度入試はマークシート併用式に変わったことで、受験生が変化に対応できるように問題が全体的に易化しました。しかし1回実施したので「模試でも実施してるし、もう大丈夫でしょ」ってことで、難化は間違いないと思います。またマークシート解答も、より私立入試用に近い形式に変わりそうです(特に数学)。警戒しましょう。

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※参考資料:進学研究社「高校進学説明会資料」

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