城南コベッツ北小金教室

Tel:047-349-5770

  • 〒270-0013 千葉県松戸市小金きよしケ丘2丁目3-7 1階
  • JR常磐線 北小金駅 徒歩7分

受付時間:14:00~20:00/日祝休

  • 1対2個別指導
  • atama+個別指導
  • 城南予備校オンライン
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • ジュニア個別指導
  • デキタス
  • 英語検定試験対策
  • 定期テスト対策
  • 大学入試一般選抜対策
  • 高校入試対策
  • 中学受験対策

北小金教室のメッセージ

今後の大学入試を考える|個別指導の塾 城南コベッツ北小金教室

2024.12.28

大学入試の早期化が進む?

大学入試は「秋に推薦入試、年明けに一般入試」という形で長い間行われてきましたが、この形が今後大きく変わる可能性があります。

根拠として、首都圏の中堅私立大学の東洋大学が2025年度入学者向けの入試より「学校推薦型選抜 基礎学力テスト型入試」を実施しました。志願者は約2万人で倍率は35倍だったそうです。
※あまり話題になってないけど、大東文化大も実施

【東洋大学 学校推薦型選抜 基礎学力テスト型入試の特徴】
①12月1日に実施し、合格を翌年2月28日まで確保できる(もちろんキープするのはタダではない)。
②文系は英語・国語、理系は英語・数学の2教科入試で済む(理科とか社会科目がない)。
③入試問題は大学入学共通テストよりも易しい(サンプル問題では)。
④推薦型選抜とあるが評定基準はなく、志願理由書も面接もない(事実上の一般選抜)

※「大学入試は2/1以降に実施」というルールがあるので、一般入試を年内に実施するには"推薦"という名目が必要だった。この件に関しては文科省が「ルール違反!」と指摘しています(高校側もちょっと怒ってます)。また、一応推薦書なるものは必要だが、学校長の名前が書かれているだけで調査書もない簡易なものらしい。

【今後予想される動き】
私立大学は少子化の影響もあり、約60%が定員割れを起こしています(過去最悪の数値)。三大都市圏でも充足率は100%に届きません。つまり学生の奪い合いが起こっているのです(もはや全入どころではない)。
このため、多くの私立中堅大学または中上位大学までの入試が年内に移行(学生の青田刈り)し、大学入試は以下のようになることが予想されています。

難関大学(GMARCH以上)を志望する生徒:滑り止めを年内入試で確保し、2月はGMARCHレベルを複数受験する(年内に抑えができているので、難関大に集中できる)。
日東駒専レベルを志望する生徒:年内入試で受験して合格が取れれば受験終了、または2月にワンチャンGMARCHレベルにチャレンジできる。
大東亜帝国・ストレッチで日東駒専レベルも志望する生徒:年内入試で複数受験し、年内に決着をつける(年明けにバイトするか、遊びまくる、よくないパターン)。

【この流れで高校生に求められる受験準備は】
進路選択や入試対策の早期化が求められます。特に中堅レベルまでの大学を検討する生徒にとっては、学校推薦型選抜、総合型選抜、基礎学力型選抜(一般選抜)のいずれにおいても秋には本番が来ます。つまり高3の夏休みがすでに「直前期」となるのです(もう高3の冬期講習は不要になるかも)。そうなると1学期分は前倒しが必要になるし、「推薦・総合型がだめなら一般」という形が取りにくくなることを考えれば、半年は前倒しが必要になります。
あと英検を取得することは大きなアドバンテージになりえます(2級以上)。試験によってはそれが入試の加点になったり、試験免除になることがあります。免除になれば学習教科数が減るので、受験勉強も楽になります。→塾では英語を習うのがトレンド!

文科省から物言いがついているので実際のところ来年の年内入試は分かりませんが、止まらぬ少子化と私立大学定員割れは変わらないので、なんにせよ高1から勉強はしっかりやっておきましょう。
※実は関西では年内入試を"公募推薦"の名称で数年前より実施してます。だから東洋大は「何でウチだけ?」とオコです。

志望校合格を目指した個別指導

北小金教室への資料請求こちらをクリック
無料体験授業申し込みこちらをクリック