残念ですが、通知票の内申点3は平均以下です。5段階評価なので中央の"3"は平均っぽく感じますが違います。保護者世代は相対評価だったので、確かに"3"は平均でした。しかし今は絶対評価のため、各評定に%の縛りがありません(例えば相対評価の時は"5"は全体の3.7%などと決まっていた)。そのため今はその気になれば「全員が5」も可能なのです。以下は千葉県の中学3年生の内申評定の割合です(R5年度)。内申5:23.5%、内申4:25.6%、内申39.8%、内申2:7.4%、内申1:3.8%これを見てわかる通り、90%近くの生徒が"3"以上の内申をもらっていて、"2"や"1"がついている生徒は10%程度しかいないのです。5段階平均は3.58なので、主要5教科で言えば4-4-4-3-3はないと平均とは言えません。ちなみにR6年1月実施のV模擬では、5科内申20(オール4レベル)が偏差値50(つまり、平均値)でした。
では近隣の中学校でのR5年度の「評定(内申)合計平均」と「3年次の平均」はどんな感じかというと・・・※( )内は3年次の平均・小金中学校 93(3.60)・小金南中学校 96(3.68)・根木内中学校 90(3.48)・小金北中学校 93(3.43)・流山東部中学校 95(3.60)*根木内中はR4年度までは96(3.64)だったが、急に引き締めが。何があったのだろうか。この通り、各中学校で内申の基準に差があることもわかります。数値だけでいうと「根木内中は厳しめ」で「南中は甘め」です(ちなみに南中の名誉のために補助しますと、県の基準は95なので、すごく甘いわけではありません)。この数値は県内では1番高い中学で105(3.96)、低いと86(3.21)で、その差は9Pもあります。このように中学校によって内申のつけ方が大きく異なってきた現在、入学者選抜の資料としては公平性を欠くものになるのではと私は思います。
※評定平均値が96以上の中学校は、R2年度70校⇒R3年度112校⇒R4年度130校⇒R5年度143校と年々増加している。
しかし、グダグダ言ってても仕方がないので、まずは正面突破で内申を上げる努力をしましょう。
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