2022.04.12
今年の共通テストは大幅に難化。
数ⅠA、生、化、日本史Bの平均点は過去最低。
数IA37,96点、数ⅡB43.06点は数学ショック。
共通テストはセンターと異なる方針で作問。
最も出題方針や難易度が変化したのが英数。
英語は速読即解力が要求される問題へ激変。
数学は思考力と判断力を問う問題に完全移行。
英数国の変化のポイントを整理してみます。
1.英語
実用英語を速読即解する問題が中心。
総単語数は約6,000語。
1分で約75語を読み解く力が必要。
リスニングは1回読みと2回読み問題が混在。
英米人+アジア人の発音の聞き取りも出題。
英語学習の負荷が大幅に高まりました。
2.数学
(1)数学Ⅰ・A
「誘導式」問題が多く出題されました。
思考力や判断力を求められる出題形式に変化。
融合問題や複雑な計算処理が加わり、大幅難化。
(2)数学Ⅱ・B
数列は旅人算系の状況設定を、問題文を通して読み解く力が必要。
学部試験と同等の難問も出題されました。
3.国語
大きな変化は「複数テキストの関連づけ」。
説明文や小説文に「メモやノート」で思考過程を整理する問題が出題。
色々な文章を読み解く学習が必要です。
高1生が受験する2025年の共通テストは大幅に難化。
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