2023.01.30
私はオーストラリアの学校で英語を学びながら、放課後はアルバイトをしていました。
最初のころは殆ど英語は話せていませんでした。文法の知識なんてあったのか?と疑いたくなるほどで、今となってはよくそのレベルで行ったものだと思うほどです。色々なアルバイトをしたのですが、これはカフェでアルバイトをしていた時の話です。
ある日、カフェでアルバイトをしていた時、「ビール下さい!」とお客さんから言われました。なので、私はそのお客さんのところにビールを持っていきました。するとそのお客さんは「???」という顔をして「頼んでないけど・・・」言いました。私も同じように「??」とすると、そのお客さんは大きく笑い出しながら「"bill"だよbill.」と付け足してくれました。billとはお会計のことです。
私はビールとビルを聞き分けることが出来ずにビールを持っていきました。お客さんの大笑いにとても恥ずかしい思いをしましたが、今では思い返すと私も笑えるいい思い出です。
因みに
お会計を頼むときは「Can I have the bill,please?」
ビールを頼むときは「Can I have a bottle of beer,please?」または a can of beer という表現を使います。
今となれば、a bottle of~がないし・・など文法の知識でも気づくことが出来たのですが、当時はいっぱいいっぱいでそのようなことに意識が全く向きませんでした。でもそうやって人は成長していくんだなということを学びました。
皆さんもたくさん恥ずかしい思いを体験して成長していってください!