京成津田沼教室のメッセージ
文法は基礎、基礎があるから学びは楽しくなる
2022.12.05
皆さんこんにちは。講師の石橋です。
先生と呼ばれる仕事に就いて気が付けば15年弱にもなりました。城南コベッツの前には英会話スクールで幼稚園生から中学生を対象に英会話の講師をし、そのさらに前にはオーストラリアで英語を学んでいました。
城南コベッツでは塾なので英会話を教える機会はなかなかありません。しかし、英語を教えるうえで発音やイントネーションを無視して教えることは私にはできません。正しい発音とイントネーションも身に付けてほしいという思いは手放せず、どうしてもそこにも力を込めて伝えがちです。
生徒さんの中にはネイティブの英会話を習っている子もいらっしゃいます。そのような方に注意してほしいことがあります。それはネイティブの先生は発音や文法のミスを丁寧に一つ一つ直してはくれないことです。ネイティブの先生は会話において「通じるか」に重点を置き、文法の正しさは求めないからです。
では、英語の習得は通じればよいのでしょうか。私はそうは思いません。会話で綺麗により細かく自分の考えを伝えるには文法の知識が必須です。もちろん、受験にも正しい文法の知識は必要です。しかし、私が主張したいのは「使うから」という狭い意味で文法を重視しているわけではありません。英語に限らず基礎を学ぶことは応用につながり、自信を生み出します。その自信は自己を肯定し、より頑張る原動力になります。また、何かうまくいかないときも基礎があれば崩れにくく立て直せるものです。
「使える」という狭い意味で学ぶことのないように、ぜひとも皆さんは英会話レッスンの中でも間違った文法は指摘し、正しく直してもらうようにネイティブの先生に伝えてほしいと思います。その学びがあるから私は英語の勉強が好きですし、皆さんと英語を勉強することが好きなんだと思います。