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京成津田沼教室のメッセージ

学年末に向けたテスト勉強の仕方②:数学編

2023.01.06

記事の更新がかなり遅くなってしまいましたが、学年末に向けたテスト勉強の仕方:数学編です。数学は学年ごとに授業進度が異なり、単元によっては対策の追加が必要な科目になります。ここでは共通して必要な事項についてまとめていきますので、お付きあいただきますと嬉しいです。

さて、学年末の数学に必要な対策は以下の3つです。

1.計算速度、精度の向上
2.問題パターンの把握、反復演習
3.学年末範囲の予習

まず、学年末テストにおける数学の範囲は、多くの場合で「図形」と「統計」の章になります。一部、前のテストでやり残しがあると、「関数の利用」も含まれます。これらの単元に向かうために必要な要素を前述した項目ごとに以下でご説明します。

1.計算速度、精度の向上
図形分野では、意外に思われるかもしれませんが計算問題が多く出題され配点も20~40点ほどになります。これは1年生は体積・表面積、2年生は角度、辺・面積、3年生は、辺・面積、体積と図形に関する計算を必要とする単元が必ず含まれているからです。
出題者の視点から計算問題は出しやすい、平均点の想定がしやすい、など使い勝手の良い問題になります。結果、問題数は多くなりやすいです。これをいかに早く多く正解できるかどうかが、目標点への期待値です。平均点を目指す人はもちろん、80点以上の高得点を目指す場合は特に落とせない点数領域になります。

2.問題パターンの把握、反復演習
上記にも関連しますが、図形分野の問題は出題パターンが実は少ないです。図形として問題パターンを見ると確かに多いのですが、「補助線を引く」など解法のパターンに着目すると既出の典型問題で構成されています。普段の既出問題が6割程度のものが図形・統計の単元では8割ほどになるイメージです。そのため、問題を見てすぐに解法を思い浮かぶかが結果に直結します。
では、そのために何をするか。それは学校の準拠ワークを中心とした反復演習です。「提出用に1回」や「解けるようになったから別の問題」というレベルではなく、問題を見たらすぐに解き方から解答の流れが見えるというレベルを目指してください。

3.学年末範囲の予習
学習時間を確保するには学校の授業を先取りすることが有効です。通常、定期テストの範囲は2週間前に配られます。つまり、学校の授業を2週間先取りできていれば範囲が配られた時から復習、反復演習に入れるということになります。

この3点が意識されると学習の見え方が変わり、結果も見違えます。取り組みを変えるスタートはいつからでもできます。今更遅いかもなどと思わず今から始めましょう。始めるなら早い方がいいですよね。始めるのに今よりも早い時間はありません。
このポイントを押さえ、より好循環を生み出す授業を私たちはご提案いたします。ご興味をお持ちいただけたら、ぜひ教室までお問い合わせください。