京成津田沼教室のメッセージ
答えのない問いを生む 伊沢拓司さんと考える道徳の授業②
2021.12.10
児童らはまず、1時間目にタブレット端末で「友達」に関するそれぞれの意見や知りたいことを共有し、分類したり比較したりしながら、グループで答えのない問いを一つ考えた。次の授業では席替えをした後で各グループが考えた問いを発表し合い、その答えを巡って周囲で討論を行った。
各グループからは「友達はなぜ必要か」「友達と親友の違いはあるのか」「友情と愛情の違いは何か」「やっていいけんかと、やってはいけないけんかとは」など、根源的な疑問や人によって答えが違うような問いが生まれ、クイズノックのメンバーも参加した話し合いの場面では、時間が足りなくなるほどの盛り上がりを見せた。
授業を体験した児童は「答えのない問いは難しい。普段の算数などの授業では、答えも解き方も決まっているけど、答えのない問いは無限だ。人によってユニークな答えがあったのも面白かった」と感想を話した。
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