八千代中央教室のメッセージ
大学受験対策スタート /結果が分かれるポイント
2023.05.01
1.どの入試で受験しても必要になる「基本学力」
入試の形式は大きく以下の 3 つに分類されます。
旧入試においては、指定校推薦や AO 入試では学力試験は課されないものがほとんどでした。
前者であれば「高校の成績をきちんと取る」、後者であれば「自分の将来のビジョンと大学の求める人物像の一致を文章や面接でアピールする」ことで合格ができました。
しかし現在の入試ではいずれの入試においても「学力検査不問」の項目が削除され、学力試験を必須化しています(どのような形で学力を測定するのかは大学ごとに異なりす)。
つまり、「大学に行くためには必ず一定レベルの学力が必要になる」ということです。
2.難関大合格者の 90%は高 2 で本格的受験勉強を開始。
言うまでもなく、大学入試に向けた受験勉強は早期にスタートするほど有利です。難関大学(私立でいえば GMARCH 以上)に合格した人に取ったアンケートでは、90%が高 2 の段階で本格的な受験勉強を開始しています。では今年中に本格スタートすれば難関大学に合格できるのかといえば、それほど単純な話ではありません。
以下のことを考えてみましょう。
① 大きな変化の中にある入試に対して、過去のデータをそのまま信頼できるか。
② データ通りだとして、同じ時期にスタートして難関大に合格する力が今の自分にあるのか。
③ 自分の高校から志望校にはどのくらい進学しているのか。
これまでに模擬試験を受けたことがあれば、その時の自分の「偏差値」を見たと思います。た
とえば自分の偏差値が 50 で、友人の偏差値が 60 だとして、ともに偏差値 65 の大学を目指す
とします。両者が同じタイミングで受験勉強をスタートして同じ量勉強したとしたら、単純に考
えればどちらが合格の可能性が高くなるかはわかるはずです。つまり、自分の今の学力では厳し
いレベルの大学を目指すのであれば「全体の平均的なスタート時期に合わせよう」ではダメで、
スタート時期も努力量も「自分にとって必要な」レベルで考えなければいけません。