城南コベッツ勝田教室

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2025.03.13

 2026年度入試で、勝田中等教育学校の入試を突破するためには、茨城県が実施する中等教育学校の適性検査と面接試験をクリアする必要があります。適性検査Ⅰ(45分)100点満点、適性検査Ⅱ(45分)100点満点、調査書(25点満点)、面接(25点満点)の合計250点満点で合格者120名(男子60名、女子60名)を決定します。また、適性検査の合格最低点は40%くらいが予想されます。(正確な点数は6月の上旬に発表いたします) 

 適性検査Ⅰは大問1~大問4までで、大まかに4つの大問のうち、2つが理科、2つが算数的思考を問う問題となっています。理科的分野の問題では、実験の考察を絡めた問題が多く、問題の資料を素早く読み取る力が必要です。2025年度の出題でも、大問3が「力と働き」、「てこのはたらき」、大問4が「月の動き」など、教科書の定番の内容であり、教科書の内容をじっくり復習していれば対応できる良問であると言えます。特別な知識や解法は求められず、学校の授業と実験をきちんと押さえていれば対応できるのです。あえて対策をあげれば、実験や考察、資料の出題が多いことから、理科の図表や写真を日頃から見ておくことが大切です。

 算数的分野の問題は、日常生活で見られる図形や規則的現象をテーマに問題が構成されることが多いです。観覧車の回転運動の規則性を考える問題が出題されました。また、他の問題でも問題を解く過程で小数を用いた計算、円周の求め方、規則の求め方など、算数的能力を試される部分がたくさんあります。理科と同様、教科書の定番からの出題であり、私立中学校受験で求められるような複雑な計算問題、ひらめきが求められる図形問題、公式を組み合わせなければならない問題などはありません。ただし、計算を簡単に行うための工夫は時間の短縮のために出来た方がよいです。試験時間が45分とたいへん短いからです。
 適性検査Ⅱは、大問1~4までで、大まかに言いますと大問1つが国語分野、3つが社会的思考力が問われる問題となっています。すべての大問で記述回答が求められる問題が減りましたが、内容をしっかり読みとる力が必要となっています。国語の傾向は、話し合いやスピーチの内容を読み取り、設問に答えていくというパターンが多いです。この必要な情報を整理してまとめる能力は、ある程度の読解演習をこなし、実際に演習していく機会が必要となります。社会的分野の問題は、茨城県内の特徴をまとめた問題もあり、茨城県の農林水産業、商工業、文化事業にはアンテナをはっておく必要があります。学校の授業だけでは茨城県の情報にそれほど特化していないため、自分で参考書や地図帳を見て茨城県の特徴をまとめておくと良いでしょう。2025年度の問題で言えば、大問1の最初の問題で茨城県の特産物について問われる問題が出題されました。しかし、日頃から県の特徴を頭に入れておくとそれほど苦労する問題ではありませんでした。また、一般的な中学入試の社会と比べると、歴史分野・公民分野の出題が少なく、難易度の高い問題も出題されないため、私立中学受験の社会を塾などで受講していなくても合格点に達成する可能性は十分あります。
 以上をまとめますと、茨城県の適性検査問題は、私立中学入試ほどの知識量や演習量は必要ないものの、教科書レベルの知識のマスター、計算、処理能力、記述力が求められます。マーク形式の回答ではないため、過去問を使った演習の際は受験知識のある大人から指導を受けることが望ましいと思われます。公立中高一貫校は人気の高いものとなっていますが、いわゆる難関私立中学とは異なります。教科書を十分理解し、過去問での演習とトレーニングを積めば合格ラインに到達することができます。勝田中等教育学校をはじめ、公立中高一貫校にご興味のある方は、是非、一度相談にいらして下さい。