勝田教室のメッセージ
入試問題(国語・社会)より➁ 江戸時代
2023.06.22
〇 幕末に日本を訪れたイギリス人の手記の内容です。
「日本を植民地にしようと思ってやってきたら、江戸の町では町人たちが
本を立ち読みしている。こんな国を植民地にはできない。」
このような情報が伝わり、のちの日英同盟に繋がったのではと思います。
当時、世界の中心ともいえるロンドンでも、文字の読み書きのできる人は、
人口の25~30%と言われています。それに対して、幕末の日本は半分くら
いの人が読み書きができたと言われています。江戸だけでも千数百、各藩
に二百とか三百の寺子屋がありました。日本が時代の大きな変革期でも、
国家として生き延びていく最大の強みが「教育」だったのです。逆に言え
ば、もし教育がダメになってしまったら、日本の未来はないと思います。
子どもたちが「学びを続けられるよう」教育に携わる人間の一人として、
これからもやって行けたらと思います。
〇松尾芭蕉の俳句より
「草いろいろ おのおの花の 手柄かな」
優れたものしか生き残れない、それが自然界の厳しい鉄則です。
もし、黄色い花が優れているのであれば、世の中の植物はすべて黄色い
花になるはずです。春に咲くということが優れているのであれば、秋に
咲く花はすべて滅んでしまうはずです。
比べてはいけません。優劣をつけてもいけません。
花は自分を誰とも比べません。
だから、美しいのです。
「日本を植民地にしようと思ってやってきたら、江戸の町では町人たちが
本を立ち読みしている。こんな国を植民地にはできない。」
このような情報が伝わり、のちの日英同盟に繋がったのではと思います。
当時、世界の中心ともいえるロンドンでも、文字の読み書きのできる人は、
人口の25~30%と言われています。それに対して、幕末の日本は半分くら
いの人が読み書きができたと言われています。江戸だけでも千数百、各藩
に二百とか三百の寺子屋がありました。日本が時代の大きな変革期でも、
国家として生き延びていく最大の強みが「教育」だったのです。逆に言え
ば、もし教育がダメになってしまったら、日本の未来はないと思います。
子どもたちが「学びを続けられるよう」教育に携わる人間の一人として、
これからもやって行けたらと思います。
〇松尾芭蕉の俳句より
「草いろいろ おのおの花の 手柄かな」
優れたものしか生き残れない、それが自然界の厳しい鉄則です。
もし、黄色い花が優れているのであれば、世の中の植物はすべて黄色い
花になるはずです。春に咲くということが優れているのであれば、秋に
咲く花はすべて滅んでしまうはずです。
比べてはいけません。優劣をつけてもいけません。
花は自分を誰とも比べません。
だから、美しいのです。