はっきりとした原因があるわけではないけれど、なぜかテストになると実力を出し切れない生徒がいます。それとは逆に、普段はそれほどでもないけれど、テストでは予想以上の成績を上げる生徒もいます。この両者を比較すると、実力を出しきれないタイプは、➀完璧主義でミスを許さない、➁物事に対して細かい、➂いつも周りの目を意識している、④目先のことばかりにとらわれている、⑤志望校(目標)や夢やロマンがない。という場合が多いようです。学校で行われるテストならまだしも、合否がかかった入試の場合、自分は本番に弱いタイプだからなんて言ってはいられません。何が何でも合格を勝ち取らなくてはならないのです。本番で実力を発揮するためには、以下のような心がけを持ち続けることが大切です。➀完璧な人間はいない。多少のミスは人間であれば当たり前だ。ミスをしないように注意することは大切だが、必要以上に恐れないこと。➁物事を細かく考えすぎても、なかなか思った通りにはならないので、考え方にゆとりを持つこと。➂自分が気にするほど他人は自分に注目していない。人の目を気にしないこと。④目標は高いから目標と言える。すぐに手が届くようなものは目標ではない。大きな目標を持てば、達成できるレベルも高くなる。実力を十分に発揮できない人は、このような意識を持たずにテストに臨んでいたのではないでしょうか?もっと自分に自信を持ち、自分が合格しないで誰が合格するか、というくらいの気持ちでいてください。「前向きな気持ちが、合格へとつながります!」
2月17日(金)に茨城工業高等専門学校の合格発表があり、勝田教室在籍の生徒さんが見事合格いたしました。茨城高専は地理的に近いこともあり、受験突破を目指す中学生は勿論、高専の学生さんも多く通られております。当塾といたしましても、サイエンスを目指す方々の少しでもお役に立てるように努めてまいります。
・幕末の学者、佐藤一斎の言葉
「朝に食べていないと、昼に空腹となる。同じように若い時に学んでいないと、壮年になって困る。つまり正しい判断も出来なくなるのだ。」
・吉田松陰が妹・千代に送った手紙
「私が牢屋においてこのまま死ぬことになれば、これはわざわいのことのように思えるかもしれないが、一方においては牢屋の中では、学問をす
ることもできて、これによって自分を高め、成長でき、後の世のためになる仕事もできる。」
「道なき未知」という本が高校入試にて国語の問題の出典となっていました。内容は以下の通りです。
・どんな悩みにも、あるいは、誰にでも通用するアドバイスはたった一つだけ。それは、「やれば」である。
・出来ないと予測した主原因は能力不足ではなく、「面倒だな」と感じた自分の感情にある。
・「夢にも思わなかった」なんて言う人がいるけれど、あれは謙遜です。みんなきちんと考えて努力をしている。本気にしてはいけない。
・どんな偉業でも、緻密な計画のもと、ことこつと日々積み重ねて、ときには大勢が力を合わせて達成したものである。たとえば、ピラミッドを思い浮かべてほしい。締め切り間際にえいやっと作ったものなど歴史に残るはずがない。
やる気には2種類あります。1つは動機がはっきりしている「モチベーション」。しかし、これを持つ人は少数派で、大半はそうではない「テンション」であるといいます。県立高校入試前、私立受験に合格した生徒が、急に元気になることがありますが、ただ単に「ハイ」になっているのではと考える必要があります。テンションは必ず下がります。ちょっとした理由で、落ち込んだりもします。(周りの大人は振り回されます)モチベーションはやる気があって自然に出るものなので長続きします。モチベーション=動機=何のために頑張っているのか?を時々確認したいものです。